水産分野の報告会で情報アップデート(2017年02月04日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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水産分野の報告会で情報アップデート(2017年02月04日)

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水産分野の報告会で情報アップデート(2017年02月04日)

水産分野の報告会で情報アップデート(2017年02月04日)

スーパーサイエンスコースでは、幅広く最新情報の網を張り巡らせています。昨年度は 1人で参加しましたが、今年度は生徒を1人(岩田祐樹くん)を伴いました。演題は、1)種苗(トラフグ、アカガイ)放流、2)貝毒の最近の知見、3)イワシに関する広報ビデオの上映会で構成される水産技術センター(旧、大阪府水産試験場)の年次成果報告会が、大阪府漁連・水産会館で開催されました。

近年、研究機関が広報活動の一環としてYouTubeに紹介用のチャンネルを開設するケースが増えています。地方独立行政法人・大阪府立環境農林水産総合研究所でも、専用チャンネルで活動内容を一般向けに紹介しています(→水産技術センター※動画・音声が再生されます)。

我々の一番のお目当て、麻痺性貝毒を引き起こす有毒プランクトンに関する山本圭吾研究員の報告でした。私は学生時代に福代康夫先生(当時、北里大、後に東大)が東北の養殖場でホタテ貝の中腸腺に毒物が蓄積する現象に着目し、原因生物の渦鞭毛藻(Alexandrium tamarense; 旧 Ganyaulax)を特定した事例を報道番組で見聞していました。以来、情報を更新する機会に乏しく今回、貝毒の中には海馬(記憶系)を破壊し、記憶喪失に至らしめる健康リスク(国内での報告例はない)があることを知り驚きました。生活に関連する科学情報は、常にアップデートが必要だと痛感した次第です。

岩田くんが淀川ヘドロ電池の実験するため材料の底泥をサンプリングしている十三干潟には貝殻が夾雑し、生きたヤマトシジミが採れることがあります。そこで、この辺りまで大阪湾の海洋プランクトンが淀川を遡上し、シジミがろ過捕食する餌になり得るのか、その場合に毒化するリスクがどの程度か知っておきたいという背景がありました。

現在、淀川のシジミに影響を及ぼすと思われる有毒プランクトンのモニタリングは、寝屋川市の水生生物センターに移管してあり、ホームページ上で「淀川河口域貝毒原因プランクトン情報」として公開されていることを教わりました。大阪湾内に関しては、「大阪湾貝毒原因プランクトン情報」が水産技術センターから提供されています。原因プランクトンの存在が即、貝毒の検査結果と同じではありませんが、"予防原則"に則った行政サービスが行われていると思います。スマホの普及で真のユビキタスな情報化時代になりました。各自で情報をアップデートしていく方策を習得しておきましょう(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・左:山本圭吾研究員による貝毒に関する研究発表、同・中:貝毒原因プラクトン情報を開示している画面の紹介、同・右:大阪湾における種苗放流の紹介(上段:トラフグ、下段:アカガイ)

文献:水産技術センターの山本圭吾・主任研究員らの研究成果はネット上に公開された論文・PDF版(日本水産学会誌、2010年;水産海洋研究、2009年)が無償でダウンロードできます。また、赤潮に関する高校生向けの読本(東京海洋大学)、さらに専門家向けに書かれた総説(日本水産学会賞・受賞論文)にも「世の中には、こういうモノがあるのか・・」程度の感覚で結構。覗き見て欲しい。

最近では、博士論文もネット上で公開されています。水産など応用分野では博士論文も日本語で書かれている場合が少なくありません。日本では大学院に在学して得る課程博士(甲種、博士論文の要約例を示す)のほか、実務経験を積み重ねて学位審査を請求する論文博士(乙種、所属機関での公表例を示す)の両方が認められています。この学位審査方式は、世界でも日本にだけ存在し、個人の業績を評価する「Ronpaku」と呼ばれる制度でもあり、途上国の学術を支援する役目も果たしています。

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