阪大IFReCサイエンス・カフェへ行く(2017年05月01日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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阪大IFReCサイエンス・カフェへ行く(2017年05月01日)

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阪大IFReCサイエンス・カフェへ行く(2017年05月01日)

阪大IFReCサイエンス・カフェへ行く(2017年05月01日)

昨日(4月30日)、大阪大学吹田キャンパス・テクノアライアンス棟へ「サイエンスカフェ・オンザエッジ」に参加してきました(3月の阪大フェスタでお薦めされた催し)。高校生・一般を対象に最先端の学術成果(例えば、昨年末に論文発表されたという鮮度レベル)を平易に解説して下さる・・という触れ込みでした。

演題は「病気ごとに異なる、新種マクロファージの発見」で、演者は大阪大学免疫学フロンティア研究センター助教の佐藤荘(たかし)さんです。マクロファージは白血球から分化した1種類の免疫細胞で、生体内をパトロールし、異物を取込-消化-排泄することで生体防御や残渣を片付けるスカベンジャー(掃除屋)としての役割が主だとする、100年前にロシアの微生物学者、メチニコフにより発見された知見のまま最近に至ったそうです。

免疫学の分野で日の当たらない対象であったマクロファージをマイクロアレイ法による遺伝子の発現とノックアウトマウスを用いて調べていくと順次、特定の病態(例として、アレルギー性疾患メタボリックシンドローム線維症など)と密接な関係があることが解ってきたため、創薬展開が見込めると期待されています。

なお、本講演をご案内して下さった大阪大学の坂野上淳准教授(兼サイエンス・コミュニケータ)からは、関連した文献情報がIFReCサイトから得られる旨のご案内戴きました:1)線維症に関わるマクロファージの発見(Nature誌に発表)、2)組織常在マクロファージがメタボリックシンドロームをメンテナンスする(Nature誌に発表)、3)マクロファージの skewing に重要な分子の解明(Nature Immunologyに掲載)。 "skewing"とは、2種類のマクロファージが絡んだ系で一方から他方へバランスを"傾けさせる"の意。

広報も担当されている坂野上先生は、以下の温かい励ましもご多忙な中、寄せて戴いたので坂野上先生のメッセージを抜粋し、特に高校生諸君へ向けて、ご紹介しておきましょう(文責:教育デザイン室長・竹内 準一):

研究者が必ずしも大秀才ではありません。「失敗してもあまり気にせず次に進めるメンタリティーの持ち主」という適性も必要なようです。研究に関しては「好きであり続けることが才能」ということでしょう。好きなだけでは野球やサッカーの選手にはなれませんが、研究者には近づくと思います。そういう人が良い指導者や環境に出会えば、佐藤さんのようになれるかと思います。多くの人を見てきたことから、そんなことを思っています。

❏ 第一線の研究者と対話した岩田君のコメント

阪大「いちょう祭」に伴い開催された、サイエンスカフェ・オンザエッジという催しに参加してきました。今回のテーマは免疫学の分野で、マクロファージの新しい働きを発見したという話題で、前半が佐藤荘助教による講演、後半は質疑応答という流れで進みました。

講演を聞きながら、研究全体に共通するであろう点で聞いてみたいことが幾つか浮かびましたので、講演後に直接話を伺いに行きました。すると、研究のホンネのような部分にまで触れながら、佐藤さんの経験や考えを聞かせていただけました。「自分は研究で当たりを引くことが少なくて、その分たくさんのことを試してきた。」というお話もして下さいまして、長年続いた仮説を覆す発見をされた方がそう言われたことに少し驚きましたが、研究をする上で "挫けず粘り強く試すこと" が大きな強みになるのだというメッセージを感じました。

また、研究の面白さを伺ったところ、「 RPG と似ていて、たまに上手くいったときの感覚にハマる。」とのことでした。おそらく「上手くいかない中で試行錯誤を繰り返して、遂には成功を掴む」という共通部分のことを指して言われたのだと僕は解釈しています。僕も、研究の面白さは上手くいかないところから工夫して成功まで持っていく部分だと思いますので、その点は共通するところがありそうです。お話の最後に、いろいろな思いを込めて「頑張ってください。」と僕に言ってくださいまして、その言葉は強く心に残っています。

また最近僕は、様々な場面で「もう一歩踏み込んでみる」ことを目標に掲げているので、今回もその踏み込みをしっかりと実行できたことが素直に嬉しいです。余計な躊躇いをせずすんなりと聞きに行けた点に、特に自身の成長を感じます(文責:3年 岩田祐樹)。

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画像・左:サイエンスカフェ会場の様子(想定されていた高校生の聴衆の姿は多くはありませんでした)、同・中:講演・質疑応答を終えた佐藤助教(左)と談笑中の岩田君(右)、同・右:サイエンスカフェの会場となったテクノアライアンス棟(右下ハメコミ画像は、当選した著者の直筆サイン入り免疫学入門書)

付記:高校課程の一教科で望める展望からしたら最先端の免疫学の領域は、果てしない地平線の彼方に見えることと思います。しかし、マクロファージの第一発見者のメチニコフは、お馴染みのミジンコ(及びナマコの幼生ですから動物プランクトン)を観察していて、微生物感染が起こらないことの理由を解明していて発見した現象です。1908年、メチリコフはドイツのエーリッヒと伴に、ノーベル生理・医学賞(免疫作用)を受賞しました。

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