滋賀県「琵琶湖講習」で水生昆虫を学ぶ(2017年07月11日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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滋賀県「琵琶湖講習」で水生昆虫を学ぶ(2017年07月11日)

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滋賀県「琵琶湖講習」で水生昆虫を学ぶ(2017年07月11日)

滋賀県「琵琶湖講習」で水生昆虫を学ぶ(2017年07月11日)

10日(月)の午後、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター(大津市)でユスリカなど水生昆虫の専門家である井上栄壮博士(農学・学術)のご指導の下、水生昆虫の分類や生態を実験室でご教示を受ける夢が叶いました。

今回の企画は、サイエンスコースのチームが日本財団・マリーンチャレンジプログラムに採択され、大阪府立富田林中学校科学部と合同で、水生昆虫の脱皮殻が河川を流下し、沿岸海域へ至るキチン分解微生物の動態を調べることを主たる目的としています。その前段として、水生昆虫に関する研究を知ることが目的でした。

研究活動で先行している3年生の岩田祐樹くんと河脇凌くんが牽引し、4月からサイエンスコースに加わった新保雅史くん(3年生)がチーム代表となっています。今回の講習会も、昆虫好きの新保くんを昆虫の専門家に肌で触れて貰う趣旨で企画しました。

先ず淡水域で対象となる3大グループのカゲロウ、カワゲラ、トビケラについてブリーフィングされました。驚いたのは、ユスリカとトビケラは水中でサナギから水面に浮き上がりながら羽化する(完全変態)ので、脱皮殻が水中に放出されるのは、このグループだと言うことです。トビケラはゴロタ石の河床に造網型携巣型で生息し、成虫はガに似ているそうです。

一方、カゲロウとカワゲラは幼虫と成虫との差は翅の有無で、幼虫に翅をつけたような形態(不完全変態)なのが特徴的だそうです。いずれも水中から出て石の上で羽化するため脱皮殻は即座には水中へ流れ出ず、従って河川水中へ流出しても脱皮殻が破損しやすいとのことです。ヘビトンボの幼虫が羽化する場所は謎であったが、土中でサナギ化する事実が後に発見されたそうです。

河川環境では上流から下流へ一方向に流されるので、成虫は上流方向へ飛行(遡上飛行)して生息場所へ戻る傾向が見られるとのこと。今回、持ち込んだ固定標本(石川で採取)を検鏡して戴いたところ、ユスリカ(双翅目というハエやカの仲間)科の他に、小型のコカゲロウ科(動画)の脱皮殻が見つかりました。学生時代からの愛用の道具、半永久プレパラートなど貴重な宝物の品々も見せて戴きました。きっと昆虫少年には、得難い刺激となってくれたことと思います(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

❏ 訪問して学べたこと(3年・岩田祐樹) 僕は井上さんに「自分の研究テーマを見つけるにはどのようなことをするとよいだろうか?」という質問をしてみた。井上さんは私の問いに対し、幼少期に水田などで生き物を捕まえては本で調べて遊んでいたというご自身の体験と、その時のことが今日に繋がっていることを話してくださった。そして、特に高校生の間は「自分の好きなこと」や「やりたいこと」を思いっきりやればいいという思いを伝えてくださった。今のような「遊びながら学ぶ」やり方に改めて確信を得たので、これからも思いっきり遊んで学ぼうと思っている。

❏ 専門家から学んだこと(3年・新保雅史) 研究室で僕は井上さんに対して一番聞きたかった「虫をやりながた稼いでいくにはどうしたら良いか」を質問した。井上さんは僕の問いに対して「今、興味ある事を全力で取り組むべきだと思う。」と言って下さった。感動した。何か、こう心にドーンと来ただけでなく、癒された気もした。4時間の間に学んだ知識と受けた感動を噛み締めながら、僕は帰路に着いた。本当に素晴らしい出会いでした。ありがとうございました。

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画像・左:実験室で琵琶湖講習を受けている様子(左手前:井上栄壮博士、同奥:後藤大空くん、右手前:岩田くん、同奥:新保くん)、同・中:永久プレパラート標本(左)と井上博士が新種として記載したカンムリケミゾユスリカ*(右)、同・右:独・ライカ実体顕微鏡で検鏡中の井上博士。* 出典:『図説・日本のユスリカ』(日本ユスリカ研究会編、文一総合出版、2010年)

謝辞:題目「水生昆虫の脱皮殻の類別化にかかる指導」で講習会をご承認戴いた同センター管理部企画係(滋琵環研第246号)に、厚く感謝いたします。貴重な勤務時間を割いて戴いたお陰で、本校の生徒たちをホンモノの一流研究者とまみえさせて戴くことができました。彼らの成長へのご支援となることと思います(竹内記)。

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