『南極物語』サイエンスコースと接点をもつ(2017年07月16日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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『南極物語』サイエンスコースと接点をもつ(2017年07月16日)

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『南極物語』サイエンスコースと接点をもつ(2017年07月16日)

『南極物語』サイエンスコースと接点をもつ(2017年07月16日)

先ごろ、奈良県立青翔(せいしょう)高校の理科教諭、生田依子先生から本校理科主任の茂木貴明先生を介し、スーパーサイエンスコース(SSC)をご指名で交流支援事業への参加のお誘いがありました。メイン・テーマは想定外の『南極観測』でしたが、この興味深いご招待をお受けすることに決めました。

先ず同校が国からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けている(現・2期目)こと。さらに、探究学習を進めるため公立の中高一貫校化を進めてきたことです。旧・御所高等学校を前身とし、理数科のみの小規模な高校で、2004年に再出発した模様です(同校のスーパーサイエンスコースの定員は40名)。

大阪校が開校したと同じ2014年に中学校を併設し、今年から高校入試は補欠募集も含め実施せず、完全6年間一貫教育の体制が整いました。文科省が承認する「なら教育特区」の下、カリキュラムの自由度を確保している模様です。大阪の教育特区に開校した株式会社立の通信制のルネサンス大阪高校とは、喩えるなら同じ到達点を目指して正反対の方向からトンネルを掘り出した構図を描けば立ち位置の差がわかりましょう。

通信制高校の通学コースは、任意選択(オプション)なので規制されません(卒業要件にも、成績評定にも無関係)。そのため生徒集めに苦慮します。余程の目覚ましい教育効果(爆発的な成長や回復を満たすこと)がない限り、受講者は見込めません。 定員40名枠が確保できる体制と僅か1名(開校年度)からスタートする体制では、正反対です。さらに登校させる強制力がないので、生徒の関心を惹き付け、生徒と保護者から信頼を獲得できない限り、先行きもありません。通信制高校の通学コースは敢えて、この無理難題へと挑戦する宿命を帯びているのです。決して安易な道ではありません(その代わり、この教育方策で達成できたら画期的です)。

無名な上、実績も伝統もなく、予算も乏しく、決して楽な道ではありません。それでも以前、大阪府立園芸高校のSSH交流事業に招待校枠で招かれ、DNAシーケンスを学ぶ機会がありました。 今回、それに続く展開です。想定外だったのは生徒の質の良さです。誰もが通信制高校へ来る生徒など、落ちこぼれに違いないと決め付けています(悲しいことに生徒本人も、です)。ですから、通信制高校の生徒には高度な学びは無理だとする固定観念があります。が、私は真逆だと考えます。だから第一線の研究者経営者コーチ陣らに会わせて覚醒させる取り組みをしています。実際、目を輝かしている生徒と第三者から歓迎されることが多いのです。

今回の課題は、我々の日常の活動と一見、無関係そうな「南極」という特殊な対象との関連づけを如何にしていくかを狙いに定めました。大阪校のサイエンスコースの生徒は日程に都合がつく限り、交流行事に参加する方針で臨みます。生徒は白紙の状態でこの新しい課題に取り組みます。敢えて私は研究実績のある2名にも、白紙の状態だったら「どんな問いを発することができるか?」の課題を投げ掛けてみる意向です。

伝統的なカリキュラムで、白紙の上にデータを書き込むがごとき教育(純潔主義)が実践されています。一方、私自身はダミーであっても個人が特定の課題を持った方が、学びの核となり、その後の学びがスムースに進展して、次第に有機的に広範な学びになっていく筈だと睨んでいます。私の主張に賛同してくれる者は、目下のところ私の指導を受けている生徒以外にほとんど支持者がいません。恐らく私の方法は酷く偏った教育だと(十分に吟味されることもなしに・・)見做されているのだろうと思います。私に言わせれば、ハードディスクの読み書きと神経細胞のシナップス形成では、雲泥の差があります。脳神経細胞は情動も含め、発火しないことには機能しません。イジメによるストレスも、脳機能にはご法度です。学びの本質が情報データのコピー作業ではないのだという問題点の認識が欠如していると、私は考えています(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・左:事前に郵送された課題図書『南極読本』(南極OB会編集委員会編、成山堂書店、2013年)、同・中:生田依子先生のご講演『南極の自然』オープニング、同・右:会場の奈良県産業会館(奈良県大和高田市)

付記:交流会支援事業の第1弾、一昨日(15日)に開催された講演会『南極の自然_第58次南極地域観測隊に同行して』(講師:生田依子教諭)は「教員南極派遣」枠で夏隊として、南極観測船に乗り込み、日本の昭和基地に4ヶ月間、滞在したそうです。サイエンスコースのメンバーはそれぞれ所用があり、参加できたのは私と福田夏綺さん(2年)の2名に限られましたが、現地の情報を具体的にプレゼンして戴いたため課題図書『南極読本』の理解にも繋がりました。一方、次回の第2弾、研究協議会(難波市民学習センター、大阪市浪速区湊町)では、私が指導教員として参加する他、大阪校からは2名の3年生(河脇凌くん、岩田祐樹くん)がポスター出展し、発表の場に立ちます。株式会社立のルネサンス大阪高校は憲法89条(公の支配に属さない教育への公金支出)の制約に阻まれ、国から直接の財政支援は受けられません。従いまして、国のSSH 交流事業の招待校の枠内で社会還元を果たせる機会には感謝するものです。

一昨日の講演会に引き続いて発表された青翔高校の生徒研究発表では、空気中の微生物数の問題と南極の土壌を用いた発電が扱われていました。特に、起電力のモニターには岩田くんが採用している米国製の "MudWatt" の発光装置(ブリンカー・ボード)が利用されていたように見えました。

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