スーパーサイエンスコースで得られる学び(2017年07月23日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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スーパーサイエンスコースで得られる学び(2017年07月23日)

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スーパーサイエンスコースで得られる学び(2017年07月23日)

スーパーサイエンスコースで得られる学び(2017年07月23日)

教育デザイン室長の竹内です。先日、サイエンスコースでは「高校生研究者」を募集している旨のアナウンスをしました。実際、ここでは中学校を終えた高校生を高等教育機関(専門学校や大学・大学院、そして実社会)へ橋渡しするために最適化した「一生の学び」の土台となる教育デザインを鋭意、開発しています。

通常、教育課程の明細はシラバス(syllabus、複数形は syllabi)で記述されますが、契約社会である欧米の学校教育で示す狙いは、「教える内容」ではなく「身につく能力」です。英語圏のテキストでも、「読み終えると、◯◯ができるようになる。」と学習成果を保証することが本来のシラバスの趣旨になっているものです。

それに倣い、当スーパーサイエンスコース(SSC)に通学することで得られる学びの具体例を以下に示します:

1)生徒の特性(関心、才能、性格)に沿った素材を用意する:4月から、昆虫少年が加わったので、理科室でバッタを飼育する顛末になりました。それも、淀川でヘドロ電池の材料となる堆積物を持ち帰る帰路、たまたま生徒がバッタを捕まえて持ち帰ったのが発端です(昆虫を教材として扱うのは初めてです)。

2)生徒の興味に合せて、発展させていける材料を用意する:この段階では、何も見通しはありません。が見通しがあるから進むのではなく、先ず進むことで次を気づきを促す仕組みを起します。ここでは、昆虫採集用の捕獲網や虫カゴなど調達しました。ここが、次の学びへ向かう起点となります。

3)当座、「見通し」の立たないまま構わず、先へ進めていく:ここが、多くの教育関係者に受け入れ難い点だろうと思います。先の見えない展開で収拾つくのだろうか、と言う疑問ですが、心配無用。大丈夫なんです! 経験ベースの知恵は、閃きのプロセスを経て獲得される性質があるからです。

4)答えが見つからないかも知れないとの不安感が、原動力:私の経験では、必ず何らかの発見ができます。慣れないうちは不安でしょうが、挑戦がワクワクする気持ちと表裏一体を為すのです。答えが分かっている問いに立ち向かって、ワクワクできるはずがありません。不安を感じることが「自信の素」になるのです!

5)気づく「観察力」、問題に対する「解決力」は向上する:覚える勉強では一定の枠内の学びに留まります。が、自ら問いを発し、答えを見つける力はダイナミックに成長して行きます。だから学びが病みつきになり、実社会へ出てからも「有効な道具=生きる力」となり得ます。

では、具体例で示しましょう(敢えて、他愛もない日常的な例を取り挙げます):

バッタの飼育中、エサの雑草が枯れはじめ、バッタのエサが枯渇してきました。水だけを与えてみると、水滴から水分を摂取しました(越冬するツチイナゴは、水を飲んだ後、枯れ草も食べましたが、トノサマバッタは青々とした新鮮な葉しか摂食しない食性のようです)。

飼育箱の中を清掃しようとしたところ、木箱に正体不明の粒子が落ちていることを生徒が発見し、バッタか何か微小動物の卵でないかと騒動になりました(小バッタの孵化を見たり、カブトエビの産卵などの出来事が、多分に先入観として影響を及ぼしていた印象で、ここに教員が介入する必要性を見い出します。が、そもそも答えが解らないのですから、教員でも的を外します)。

しかし、バッタは卵を土に産み付けるはずなので、周囲に散らばっていることが不自然と思われました。私は雑草の種子が籾から落下したものと考え、乾燥し切った種子と比較すると形状も違って見えました。そこで両者を別々な容器に入れ、水に浸し、(乾燥し切った種子の表面は水を弾いたので合成洗剤を少量、添加)水分を吸わせた条件で比較することにしました。

両者を同一条件下で比較してみると、謎の粒子が雑草の種子であることでほぼ確定しました。生物学専攻の教員の私とて、雑草の種子を初めて見たのです! より適切な手続きを踏むことで、より正解に近づくことが可能となります。この探究力は、経験を積むごとに磨きが掛かります(文責:教育デザイン室長・竹内 準一

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画像・左:水を飲むトノサマバッタ、同・中:謎の粒子を比較対比(左側:飼育箱の中から綿棒で採取、右側:乾燥した雑草から指で脱穀して採取)、同・右:飼育箱の中へ植え込んだ雑草へ給水装置を装備(給水操作中の河脇凌くん)。

追記:過日、トノサマバッタの卵が孵化したように報じた。1匹だけ越冬したと思しきツチイナゴが同居しており、2つの飼育箱のうち、ツチイナゴ(キングの愛称)がいる方でだけ小バッタが発生していたので、遅れて孵化したトノサマバッタなのか、生命の危機を感じてツチイナゴが急きょ、産み付けたのか釈然としなくなりました。そこで小バッタを育てて、同定する特徴が見られるように成長するまで追跡することにしました。逐次、状況に応じて柔軟に方向性を決めていく学びのスタイルです。予め計画を敢えて立てないため日々が発見の連続であり、学びを作業化しないため「成長力」のある学びに反映していくようです(竹内記)。

文献:SSCの「探究学習」は、インプロヴァイザー(アドリブ)と呼ばれる手法に近いように理解しています。『スタンフォード・インプロバイザー /一歩を踏み出すための実践スキル』は演劇の本ですが、冒頭と末尾の記述(アマゾンの「なか見検索」で公開)が非常に参考になります(この無償公開範囲のみでも十分なほど)。いかに「決めないコト」が成長する力を効果的に引き出すのか、を本人の体験を通して解く貴重な著作物です。

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