大阪府立富田林中高一貫校「科学部」を訪問(2017年08月18日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

大阪府立富田林中高一貫校「科学部」を訪問|通信制高校のルネサンス高等学校

メニュー
 

大阪

大阪府立富田林中高一貫校「科学部」を訪問(2017年08月18日)

サイエンスコース

大阪府立富田林中高一貫校「科学部」を訪問(2017年08月18日)

大阪府立富田林中高一貫校「科学部」を訪問(2017年08月18日)

スーパーサイエンスコース(SSC)担当の竹内です。夏休みも終わりとなる今日、府立富田林高校(近鉄大阪線「富田林西口」下車)「科学部」をSSCの生徒3名(3年生)が訪問しました。同校は今年度から大阪府立高校では初めて中高一貫校(併設型)となり、中学生と高校生とが混在しながら「科学部」の活動を行っていました(中学生の夏休み期間の活動時間は、午前中のみ)。

今日、顧問の小川力也(指導)教諭の下、高校5件、中学11件と計16の研究プロジェクトの一言アピールに続き、大阪校から私自身の経歴及び3名の生徒の研究概要の紹介を行いました。教員と生徒の一丸となったご活躍で、同校は今年度から文科省の スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校となり、「理系の子」を多く引き寄せ、個性豊かな生徒らが「科学部」に集ってきた感が漂っていました。

現在、文科省が進めている「大学入試」だけでなく、「高校教育」と「大学教育」の三位一体の「高大接続」改革が骨子となっています。それは従来の受験勉強が、大学入学後には用済みになるという「使い捨て」型の学びで、大学入学後に(ましてや生涯にわたり)活かされない弊害を放置してきた反省によります。

若者が最も成長できる時期の高校時代と大学時代の学びに然るべき「教育デザイン」の実行をなおざりにしてきた反面、日本には給食活動や課外活動など世界に類なき「全人的教育」があったことが救いでした(OECD教育調査政策報告・中間レポートを検討した文科省「教育振興基本計画部会」の論旨から)。

日本の子どもは「一方通行の授業」が主流である正規授業より、むしろ学校行事やクラブ活動を通じて成長してきたことが世界から認定されたことは、部活顧問をブラック業務と見做される昨今では皮肉な展開だろうと思います(日本で主流の授業を聞くのを強いられている時の脳波は、就寝時と同じ状態であることが実証済み)。

以上から、日本の学校教育の成果は課外活動であったことが世界的に認定されたことであり、授業と部活を近づけていく改善策が教育効果をあげる決定打になる可能性があります。大阪校のSSCではミネルバ大学と同様、講義と試験を廃しています。競争原理では人がホントに育つのかどうかイジメを鑑みれば、「火を見るよりも明らか」ではないでしょうか(現実的には、生徒間のみならず教員間でも・・です)。同じコンテンツを学ぶから単純競争に陥るのです。学校や生徒を序列化していく教育方策では、これから先の未来社会には通用しません。

日本の大学は、技術力をかけて世界と渡り合う責務があります。もはや一国の中で学校間の争いなどに興じている暇はないはずです。それなら高校の学びは、入り口の選抜対策に留まらず、高等教育へ進んで学ぶ準備(具体的には、明確な論旨で意見を発信でき、文章化していく力)にこそ力を注ぐべきだと考え、一人ひとりが異なる課題を見つけて探究学習をに邁進するSSCでは、開校当初の4年前から着実に歩みを進めているところです。

目を生き生きと輝かしている子と、ドンヨリと意気消沈している子と、どちらに未来社会を託したいと思いますか? そのための教育とは、どのようなスタイルなのでしょうか? 人が自力で成長を始めるには、知的好奇心を刺激する要素が必要不可欠(メルク社)です。富田林高校の小川先生と私とは、ここで意見の一致をみました(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

❏ 岩田祐樹くん(3年)からのコメント 富田林を訪れて初めに感じたのが、自然の豊かさです。フィールドワークには最適でしょうし、何より好奇心を刺激する"モノ"つまり研究(探究)テーマとなる"素材"が溢れているようでした。その影響あってか、交流した科学部のみなさんのテーマには魚や鳥、植物など自然との触れ合いに端を発したであろうものが多くありました。科学部全体の雰囲気として、伸び伸びと興味を持ったことをやる、仲間同士で学年を越えて協力するというものを感じました。みんな生き生きとしていましたし、「テーマを持って活動する仲間」として、話して楽しかったです。次に訪ねるときには、もっとたくさんの人と交流したいと思っています。そして、僕から伝えられるメッセージを整理して、それも話せると良いです。

----------

画像・上段/左:「科学部」看板前で(左から右へ、岩田くん、河脇くん、新保くん)、同・上段/中:見たこともないような横長の水槽(小川先生が母校の大学で使っていた物品を譲り受けたそう)、同・上段/右:玄関に展示されていた学生科学賞に出展作品、同・下段/左:部活動の成果品、ホバークラフトを試乗する新保くん(後方は、小川先生)、同・下段/右:富田林中高一貫校の伝統(垂れ幕には、文武を越えた輝かしい実績)

付記:富田林高校の科学部「ホバークラフト班」の活動が近々、TV番組『所さんの目がテン』(日テレ系)で取りあげられ放映されるそうです(大阪の読売テレビでは、8月20日と27日、朝9時55分から)。ホバークラフトは元々、文化祭のために開発研究にゼロから着手したそうですが、途中で優れた理科教材となり、学校説明会でも生徒募集に貢献したそうです。一台で三役をこなす大活躍振りです。今回、生徒3人とも乗せて戴くことができました。貴重な部活の指導時間を割いて戴きまして、ありがとうございました(竹内記)。

サイエンスコース

最新の記事

月別でブログを見る

通信制高校のルネサンス高校グループ > 学校 / 連携キャンパス等 > ルネサンス大阪高等学校 > ルネサンス大阪高等学校ブログ > 教員 > サイエンスコース > 大阪府立富田林中高一貫校「科学部」を訪問

最新お知らせ・ブログ4件

サイエンスコース

サイエンスコース

インフォメーション

サイエンスコース

 

もっと知りたい方はコチラから
「学費ってどのくらいかかるの?」
「どんな勉強ができるの?」
「本当に年4日程度のスクーリングで卒業できるの?」
「通信制から大学や専門学校の受験って大丈夫?」

資料請求はこちら
ネット出願はこちら
プライバシーマーク

ルネサンス高等学校グループは通信制高等学校です。
全国に3校(茨城・豊田・大阪)、キャンパスは7拠点(札幌・仙台・東京・新宿代々木、神奈川・横浜・豊田駅前・広島・福岡)展開しており、全国各地から生徒を受け入れております。

Copyright © ルネサンス・アカデミー株式会社All Rights Reserved.

もっと知りたい方はコチラから
「学費ってどのくらいかかるの?」「どんな勉強ができるの?」
「本当に年4日程度のスクーリングで卒業できるの?」
「通信制高校から大学や専門学校の受験って本当に大丈夫?」

資料請求
いますぐ出願したい方はコチラ
パソコン・スマートフォン・タブレットから簡単出願!!
検定料は、クレジットカード・コンビニ決済で!! 24時間受付中
ネット出願

通信制高校への入学・編入転校をお考えの皆様へ

ルネサンス高等学校グループは、全国に3校(茨城豊田大阪)、7拠点(札幌仙台東京・新宿代々木神奈川・横浜愛知豊田名古屋広島福岡)に連携キャンパス又は受付相談センターを置く広域通信制高校です。 どんなタイプの方でも、安心して学習し卒業できるシステムを構築し、生徒一人ひとりのライフスタイルに合った"学び"を提供しております。
「登校してしっかり学ぶ」「友達を作って学校生活を楽しむ」という学校が多い中、最短年4日の登校で高卒資格が取れる学校は多くはありません。 一方で本当に高卒資格が取りたくても、仕事が忙しくて登校できない、子育てで手が離せないなど様々な事情で、学校に行きたくても行けない方がたくさん居るのも事実です。 ルネサンス高校はそういった方のニーズに答えるために生徒に負担のかからない授業やレポートシステムを作り、今年で12年。卒業生も1万人を超えております。