熊楠の五感を越えた「やりあて」に学ぶ(2017年10月15日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

熊楠の五感を越えた「やりあて」に学ぶ|通信制高校のルネサンス高等学校

メニュー
 

大阪

熊楠の五感を越えた「やりあて」に学ぶ(2017年10月15日)

サイエンスコース

熊楠の五感を越えた「やりあて」に学ぶ(2017年10月15日)

熊楠の五感を越えた「やりあて」に学ぶ(2017年10月15日)

教育デザイン室長の竹内です。Google社が誕生した1998年、私は日本にはいませんでした。バンコクを拠点にJICA専門家として熱帯下水道の技術援助の仕事をしていました。2年後には、英国で生活し始めていました。

日本の外で暮らしてみると、日本のお家芸であるアニメで描かれるような不思議な魔法の世界が日常的にありました。戦前には日本にもあったのでしょう。敗戦後は全て不思議世界を放棄し、その世界はアニメの中にだけ息づく世界となってしまった模様です。だから世界から人々が日本には不思議な世界がありそうだと期待して訪れます(留学生へ向けた巻頭言『あなたは奇跡を信じますか?』、2011年)。

人生はリアルなドラマです。大きな出来事も日々の些細な事件も、本質的には変わりありません。しかし、学校で"定型的な学習"をするのが当然だとして慣らされてしまうと、餌づけされた動物と同様、野生を喪失してしまいます。スマトラ沖地震では、ゾウが小高い丘に逃れたと伝えられます。

試験勉強には決まった解法パターンがあるものの、社会で必須となる発明・発見、創作・開発、企画・経営の実戦の場では、瞬間的な勘による判断が求められるものです。「勘」と言うとイイカゲンなデタラメのように聞こえますが、直感は磨けば確実に研ぎ澄まされて行き、打つ手が当たるようになり、的中率が向上して行きます。どちらの方に価値を置くべきかと言えば、その答えは明らかでしょう。

私は以前、夭折した高校生に会いに行き「君みたいな、研究好きの理科少年に会いたいんだ。」と頼みに行ったことがありました(2016年2月)。すると、粘菌を研究しているという日本一の中学生と偶然、出会って話をすることが叶いました(2016年3月)。勝手に場面が用意されていくのです。私は海外で不可思議な出来事に散々、触れてきたので、これを偶然だと処する気持ちはありません。パリにあるパスツール研究所(今は博物館)の地下はパスツールの霊廟となっていました(1993年10月、英国Leedsから訪問)。不思議な力を日本はすっかり封印してしまいましたが、世界では温存してきたのです。答えのない問いに向かうスーパーサイエンスコースでも、「直感」や「感性」を鍛える学びを実践しています(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

----------

画像・左:唐澤太輔氏のトーク(前半)、同・中:アーティスト・藤本由紀夫氏との対談(後半)、同・右:当日、配布されたリーフレット表紙『熊楠とアート』第3章「やりあて」とtact

❏トークの概要 昨晩(14日、夜)の舞台となったのは、宿泊をしながらアートに触れて貰うというコンセプト(クマグスク)を提供しているKyoto Art Hostelの1階(一部、天井なしで星空が見える)でした。欧州では自然科学でも「チャプター」(例会)という名称を使っていましたが、そのセンスと似ています。熊楠研究者の唐澤太輔博士と藤本由紀夫教授とで、交互に「章」を話し進めるスタイルだそうです(紹介記事『唐澤太輔氏 熊楠生誕150年、破格の研究者』、京都新聞)。

唐澤氏曰く、研究者の間でも熊楠が好んで使った「やりあて」の領域へと踏み込むことはご法度らしいのです。が、ホンモノの自然科学の研究者だったら五感を越えた力を知らずに、新規な研究開発などできません。ここに踏み込まない限り、世界の第一線の研究からは大きく水を開けられていくことと憂います。今回、熊楠が欧米での14年間の武者修行から和歌山へ帰国し、那智の深山に山籠りした頃、情報が隔絶したがゆえ、研ぎ澄まされた観察眼や直感力が極限まで冴え渡ったのだろうと想像できます*1。熊楠には、「夢のお告げ」もあったようです。私もまた、真夜中に思念と思念とが真正面から衝突して飛び起きたことがあります。が、このような力が発現するには、本人か身内が生死の境を彷徨うほど極限に晒された事件が引き金になるようです。偉大な経営者たちに臨死間際までの体験者が多いことも、単なる偶然の一致ではないのだろうと思います(竹内記)。

*1 筆者も1997-99年(2年間と2ヶ月)、東京都庁からタイ国政府へ派遣となり、ダーウィンにでもなった気分で日々、新しい発見の毎日でした。ノイズカットされるため、研ぎ澄まされるものです。また、あり合わせのモノで何か器用に仕立てることをブリコラージュ(仏語)と呼び、開発途上国での支援事業も実験データを集める業務には過酷な条件でしたが、最高に楽しめました。程度の差はあるでしょうが、身に覚えある内容でした。

サイエンスコース

最新の記事

月別でブログを見る

通信制高校のルネサンス高校グループ > 学校 / 連携キャンパス等 > ルネサンス大阪高等学校 > ルネサンス大阪高等学校ブログ > 教員 > サイエンスコース > 熊楠の五感を越えた「やりあて」に学ぶ

最新お知らせ・ブログ4件

サイエンスコース

サイエンスコース

豊田駅前キャンパス

Wスクール

 

もっと知りたい方はコチラから
「学費ってどのくらいかかるの?」
「どんな勉強ができるの?」
「本当に年4日程度のスクーリングで卒業できるの?」
「通信制から大学や専門学校の受験って大丈夫?」

資料請求はこちら
ネット出願はこちら
プライバシーマーク

ルネサンス高等学校グループは通信制高等学校です。
全国に3校(茨城・豊田・大阪)、キャンパスは7拠点(札幌・仙台・東京・新宿代々木、神奈川・横浜・豊田駅前・広島・福岡)展開しており、全国各地から生徒を受け入れております。

Copyright © ルネサンス・アカデミー株式会社All Rights Reserved.

もっと知りたい方はコチラから
「学費ってどのくらいかかるの?」「どんな勉強ができるの?」
「本当に年4日程度のスクーリングで卒業できるの?」
「通信制高校から大学や専門学校の受験って本当に大丈夫?」

資料請求
いますぐ出願したい方はコチラ
パソコン・スマートフォン・タブレットから簡単出願!!
検定料は、クレジットカード・コンビニ決済で!! 24時間受付中
ネット出願

通信制高校への入学・編入転校をお考えの皆様へ

ルネサンス高等学校グループは、全国に3校(茨城豊田大阪)、7拠点(札幌仙台東京・新宿代々木神奈川・横浜愛知豊田名古屋広島福岡)に連携キャンパス又は受付相談センターを置く広域通信制高校です。 どんなタイプの方でも、安心して学習し卒業できるシステムを構築し、生徒一人ひとりのライフスタイルに合った"学び"を提供しております。
「登校してしっかり学ぶ」「友達を作って学校生活を楽しむ」という学校が多い中、最短年4日の登校で高卒資格が取れる学校は多くはありません。 一方で本当に高卒資格が取りたくても、仕事が忙しくて登校できない、子育てで手が離せないなど様々な事情で、学校に行きたくても行けない方がたくさん居るのも事実です。 ルネサンス高校はそういった方のニーズに答えるために生徒に負担のかからない授業やレポートシステムを作り、今年で12年。卒業生も1万人を超えております。