科学コミュニティへの高校生のいざない(2017年11月01日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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科学コミュニティへの高校生のいざない(2017年11月01日)

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科学コミュニティへの高校生のいざない(2017年11月01日)

科学コミュニティへの高校生のいざない(2017年11月01日)

スーパーサイエンスコース担当の竹内です。学協会をはじめとする科学者が集う「科学コミュニティ」へ参加する資格は、成績ではない。出身校でもない。偏差値でもない。それは、ただ一つだけ。自分自身の手で観察し、実験し、調査し、オリジナルデータを持っていること。これが仲間入りする上での「通行手形」となります。

南方熊楠は大学予備門(現、東京大学)を学業不振から中退していますが、米国・英国へ渡って研究者として受け入れられ、科学誌『ネイチャー』の日本人で最多投稿者として知られています。正規の学歴は職を得るために必須ですが、学術研究は成績や学歴の良し悪しで妨げられるものではありません*1

*1 筆者、竹内は2014年に日本で開催された水道分野の国際会議(5SSABC)へ、会社員や自営業の方を応援してポスター発表へ導いた経験があります。机上の学びでは参加資格にもなりませんが、実務を通じたオリジナルデータと語る経験を持つことこそ、世界共通の科学コミュニティへ参加する資格となるからです。

今回、大阪校から過去最多の4名の生徒が奈良県立青翔高校SSH・交流事業の一貫でポスター研究発表会に参加し、常連の3年生に加え1年生も科学コミュニティへ入門することが叶いました。この種の体験は授業とか書物では到底、伝えることはできません(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

以下、参加した生徒諸君(* はポスターを用いて発表した該当生徒)の感想文を以下に記します:

❏ 岩田祐樹くん(3年生 *) 「南極でこんな研究がしたい。」と提案するスタイルの変わった発表会でしたので、ポスターも一風変わったものにしてみました。タイトル部分も拘って、自作の筆文字を用いました。ポスター形式でしたので、その場ですぐに質問したりアドバイスを頂くことができて、話しながらアイデアが広がっていく面白い発表会でした。ディスカッションの中で、南極観測隊などが南極で生活する中で出る生ゴミや排水処理の際の汚泥を混ぜ、ヘドロ電池みたいなものが使えるのではないかという発想が生まれたのが印象的です。実際に実験できるかは置いておいて、そのような"発想"を大切にしたいと思います。

❏ 河脇 凌くん(3年生 *) 南極の事から少し離れた発表になって興味がある高校生が聞きに来ると思っていましたが、一般の大人の方ともディスカッションができて良かったです。次の研究発表会でもいろんな方とディスカッションできたらなと、楽しみです。

❏ 新保雅史くん(3年生) 今回のポスター交流会に僕は説明を受ける側として参加した。他校の生徒たちの説明を聞き、「いやぁ、鋭いところに目を付けるなあ。」ってすごく感心した。中でも「光が当たらない海中では、光が当たる海の中と比べて生物の進化に違いは出てくるのか。」という内容の研究テーマがあり、僕は「生物は海から誕生したから、生物の海での進化を辿る事でまだ明かされていない生物の謎を解明できるかも。」と思った。それ程までに僕の、いや人間の興味を掻き立てる内容だった。南極というだけあって、スケールも大きく、とてもじゃないが高校生が出来る研究テーマじゃないかもしれないが、どれもユニークで夢の詰まった面白いテーマだな、と僕は思った。

❏ 宮森芳弥くん(1年生) 南極に関係したポスターがいろいろ展示されてました。その中でも珪藻土による水中のアンモニア除去というのが一番惹かれました。バイオフィルムを定量する標準プロトコル作成の練習をしてから研究したいと思ってることと、とある班の珪藻土による水中のアンモニア除去のとある部分と重なるかもしれない*2と思って、発表してる子と話ししてました。知らない世界を教えてもらえたのでいい経験をさせてもらいました。次は自分も発表したいな、と思いました。

*2 まだ本格的な実験をスタートしていない宮森くん(10月からサイエンスコースへ合流)にとって、研究発表会に参加することは敷居が高かったはずです。それでも、一生懸命に自分のバイオフィルム研究との関連性を探った姿勢は立派です。上で彼が書いていた「水中のアンモニア除去のある部分と重なるかも知れない。」との彼の直感は、ズバリ的中ではありませんが当たっている一面もあります。硝化細菌の細胞表面は粘着性が高く固体表面への付着性が強固で、かつ活発にアンモニアの酸化(硝化作用)を営むからです。早晩、彼自身の手で行うオリジナルな実験として浮上してくると期待されます。

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画像・上段左:SSH交流会オープニング(会場「けいはんなプラザ」アトリウムにて;中央は南極観測夏隊で参加された生田依子先生)、同・上段中:参加校一覧(現地に貼り出されたポスターより抜粋)、同・上段右:会場に設置されたノボリ旗(奥は、南極・昭和基地からの研究アドバイザー)、同・下段左:南極との中継(左上は講堂のスクリーンに映し出された越冬隊長、右下はアトリウムでの中継の様子)、同・下段右:ポスター会場(左上は高校生に説明中の河脇凌くん、右下は参加校の先生方と談笑中の岩田祐樹くん)。

付記:会場となった地区は、株式会社けいはんな(京阪奈の音読み)が開発した関西文化学術研究都市の一角(精華・西木津地区)で、大阪市営地下鉄・中央線が延長され、大阪からのアスセスも便利になっていました。

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