アート&サイエンスコース
2018.05.14.Mon
スーパーサイエンスコース主幹の竹内です。自由闊達な取り組みで「探究学習」及び「創作学習」を標榜する当コースからは、既に3つの部活が派生しています。発足した順で、以下にご紹介します:
(1)環境保全クラブ 開校初年度の3月にイタセンネットに加盟し、2年目の4月から活動を開始しました。特長としては野外(淀川の城北ワンド)での活動に参加し、多種多様な外部の方たち(大学教授から行政職員、大学生から小・中学生まで)と触れ合えることです。野生絶滅したイタセンパラという天然記念物のタナゴの保全のため地引網による魚類群集の捕獲、外来魚と在来魚を識別し、外来魚(主に、ブルーギルとブラックバス)を駆除する活動、合間に水辺環境の整備(ゴミや水草の排除)を行います。淡水魚の保護活動では、大阪の淀川は日本のメッカ(聖地)とも言え、路線バス1本で行けるほどルネサンス大阪高校は恵まれた立地にあります。イタセンネットは「水大賞・環境大臣賞」を受賞するほど評価され、その団体に高校として唯一、加盟しています。通学生はもとより、土・日が活動日ですので、通信課程のみの生徒でもご参加できます。全国でもルネサンス大阪高校ならではの部活と言えます。単発でも結構ですので、奮ってご参加下さい。
(2)書道クラブ 初代の環境保全クラブ部長だった社会人高校生の信宮純さん、その後に加わった岩田祐樹くんの2人の要望で2016年の文化祭(ルネフェス)での出し物を契機に、発足が提案されました。翌2017年には、本格的に活動を開始しました。驚いたのは、外国人に対して書道が「カリグラフィー」としてアピールする力があったのを、国際交流室長時代の私のカウンターパート役だったペドロ(元ハワイ大学マウイ校)の喜び振りから実感しました。以来、岩田くんは国際化へ目が開き、志望大学の選定ではグローバル人材育成枠を志願することに繋がりました。単に英語ができることだけが国際化への道ではなく、日本文化を心得ている素養が世界への扉を開くことになることが解ります。以降、岩田くんは和装を好んで嗜むようになりました。
※活動日は不定期ですが、直近では5月19日(土)の午後1時から理科室で、師範の有資格者に来て戴いて今年度最初の活動を予定しています。興味のある方は奮ってご参加下さい。発起人となった卒業生たちも来校する予定です(まるで同窓会のようですが、なかなか部員が集まらないという事情もあります)。
(3)コーチング・クラブ 2018年度に新規発足した部活で、日本で高校では初めて発足する部活になろうかと思います。そもそもの発端は、PX2セミナー(オープン開催)が大阪でコーチング・セミナーとしては破格の値段で学校関係者に開放されたのを機に岩田くんと竹内が一緒に参加しました。この時、2日間で岩田くんに起こった変化が教員の目にも、また会場にいたコーチング関係者にも確かな効果が得られる感触を実感したのです。この時に出会った苫米地式コーチングの公認コーチの一人、高嶋芳幸氏が大阪出身であったこともあり、サイエンスコースの生徒を対象としたPX2セミナー(クローズド開催)が外部の会場ではなく普段の学び舎で、しかも無償で開催できるスキームが立ち上がっていたことを知ったのです。 BFWが公認するクローズド形式でのセミナーの1回目が去る1月に大阪校・理科室で開催され、続いて4月下旬、2回目が開催されました。
一口で言えば、コーチングは各自の夢を叶える魔法を授けるシステムです。当然、サイエンスコースの生徒のように各自で異なる課題を持っている生徒ほど、効果が顕著に出るのだと思います(そうでないと、ただ良い話が聞けた・・で終ってしまいます)。一度、意識が覚醒したら、生徒同士でもお互いに励ましあって成長し続けていくことが可能だと見て、部活としてPX2の公式セミナーで得た活力を維持していく活動をスタートすることにしました。昨年度の卒業生3名(岩田くん、新保くん、河脇凌くん)が3本の縄がもつれ合うように成長し続けて行ったのも、その効果が持続したためだと実感したのです。今回、あいにく卒業生は高校生の枠から出てしまうので受講生となることはできませんが、進学先でも成長を続けてくれるものと確信します。学校教育カリキュラムは、教科というコンテンツ(貨物)ばかりで肝心なエンジン(動力)が欠落していることがよく解ります(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。
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画像・左:環境保全クラブ紹介チラシ(同PDF版)、 同・中:書道クラブ紹介チラシ(同PDF版)、 同・右:今年度のサイエンスコースのメンバー(一部) ※部活は通学生のみならず、通信生でも参加できます。
付記:高校教育課程へのコーチングの導入のため4名のプロ・コーチ(有資格)に来校して戴き、サイエンスコースの卒業生と在校生を含めた交流会を4月27日(金)の夕方6時から開催しました。欧米の高校や大学が恒例としている「ホームカミング・デー」をサイエンスコースとして実施したことになります。これは、大学へ合格させたらオシマイとはしない教育方策のフィードバックまで責任を感じる教育デザインの担当者の決意表明でもあります。サイエンスコースは追跡調査を行い卒業後の成長を見届け、改善に努めて参ります(竹内記)。
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ルネサンス高等学校 (大子校)
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ルネサンス高等学校 (大子校)
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新宿代々木キャンパス
2021.02.26.Fri
新宿代々木キャンパス
インフォメーション
ルネサンス高等学校グループは、全国に3校(茨城、愛知、
大阪)、連携キャンパス及び受付・相談センター(東京・新宿代々木、神奈川・横浜、愛知・豊田、名古屋、大阪・梅田、広島、福岡)
を置く広域通信制高校です。
どんなタイプの方でも、安心して学習し卒業できるシステムを構築し、生徒一人ひとりのライフスタイルに合った"学び"を提供しております。
「登校してしっかり学ぶ」「友達を作って学校生活を楽しむ」という学校が多い中、最短年4日の登校で高卒資格が取れる学校は多くはありません。
一方で本当に高卒資格が取りたくても、仕事が忙しくて登校できない、子育てで手が離せないなど様々な事情で、学校に行きたくても行けない方がたくさん居るのも事実です。
ルネサンス高校はそういった方のニーズに答えるために生徒に負担のかからない授業やレポートシステムを作り、14年経ちました。卒業生も約15,000名となります。
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