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狙いは「人が成長するプロセスを探究する」(2019年04月02日)

アート&サイエンスコース

狙いは「人が成長するプロセスを探究する」(2019年04月02日)

狙いは「人が成長するプロセスを探究する」(2019年04月02日)

新生「アート&サイエンスコース」では、人の能力を引き出していく「コーチング・クラブ」や社会人と交流していく「環境保全クラブ」、創造性を鍛える「写真サークル」など活動支援するサポートシステムが充実してきました。

そこで、当コースのキャッチフレーズを「人が成長するプロセスを探究する」を掲げて、ノウハウを蓄積していくことにしました。通信制高校の宿命として既存の教育課程に馴染めなかった生徒を立ち直らせていく工夫をしていく中で得られる経験値が貯まり、当校のみならず日本の学校教育全体へ貢献し得る基盤になると確信しているからです。

実は、日本の学校教育を視察したOECD調査団*1や独自取材をしてきたスウェーデンなどからは、日本の学校教育は非常に厳しい目で見られたことが知られています(給食当番とか掃除当番など、初等教育は高く評価されましたが)。彼らの助言を放置してきた末、今日に及んでいます(省内若手はOECDと勉強会している様子)。

*1 昭和46年の時点で日本の学校教育制度は硬直化しており、国際化が必要と指摘されたそうです。約50年前です!

その歪みが随所で噴出し、不登校はもとよりクラスでのイジメから自殺に、家庭内での子供への虐待へ至る悲惨な問題が生じる原因になってきたと思えます。通信制高校は、見掛けの不登校率削減や高卒率向上に貢献してきた意義は認められますが、真に生徒が独力で成長できるようにして送り出しているかどうかは別問題となるかも知れません。

そこで、旧スーパーサイエンスコースから真アート&サイエンスコースへ発展したと同時に、研究発表を通じた成長だけでなく、創作活動を通じた成長も同様に重視する方向へ舵を切りました。現場で人生最大の成長期にある高校生たちは、知能と感性のバランスが取れた成長が後々の健全な社会生活のために欠かせないと痛感してきたからです。

果たして、アートの世界(特に、アカデミズムの領域)にも、正解に拘ってきた受験体制が人の思考や感情を雁字搦めにしてきた弊害を追求してきた人材(上野行一・帝京科学大学教授)が実際には存在していたことを知りました。唯一の正解へ誘導する教育は思考を硬直させ、柔軟性を損なう結果を招きます。個人だけでなく、集団や組織、ひいては社会全体がギスギスしてきても当然の帰結だろうと思われます。

アート&サイエンスコースでは、従来の探究学習だけでなく、創作学習に加え、両者を橋渡しする意味で絵画や写真などの映像作品を対象に鑑賞し、時に異なる言語である英語で表現してみるなどの多面的な試みを"頭の柔軟体操"として導入し、凝り固まった思考や感性を解放する策を講じていく方針でいます。

次世代育成を担うPX2セミナーを受講した奥村諒くん(3年、コーチング・クラブ部長)は、ある日を境に目で見える視野が広がったと言います。また、接客系のアルバイトをしていることもあり、気づく力が高まったと聞きます。さらに、英語に対する壁が崩れたため外国人から道など聞かれる機会が増えたとの変化も生じているそうです。彼は自主的に美術鑑賞まで敢行しました。私が美術鑑賞で硬直した脳を解放する策を導入すると伝える前のことでした。

フェルメール展を通して感じたこと(奥村諒くん、3年) 率直な感想として、絵画を介して表現者と鑑賞者とのコミュニケーションの様に感じた。これはなんだろう? こういう意味かな? と思考を巡らせる。これが楽しくて、心地よい。試験問題ではないので、間違ってはいけないという強迫観念もない。考えることすべてが正解のように思う。作者が絵画に込めた教訓や戒め、魂などを自分なりに受け取る。その時、作者と意思疎通できたように感じる。とても心穏やかな気持ちになった。

奥村くんの変化、気づき・・これらを通して、我々、学校教育関係者は果たして高校生を頭脳明晰にし、健全に育つ教育の場を提供してきたのだろうか・・と訝しく思えてきました(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・左:今回の絵画鑑賞を利用した教育改革の日本での実践本(左)と教育現場の問題提起をした評論本(右)、:同・中:アート&サイエンスコースの"なっち画伯"が目の前で描いてくれた作品(右は昨年、左は今年)、明るさを帯びてきました(杉江なつみさん、2年)*2同・右:上野行一教授の著書のカバー裏から。

*2 好きな道とは言え、アートの世界はサイエンスの世界より遥かに競争が激しいことは知っておいて下さい。作品が入選することも容易ではありません。国際誌へ論文が受理される方が遥かに簡単だと思います(私自身、英国ではアーティストやミュージシャンになるのは、大学教授になるよりも遥かに難しいと聞きました)。

付記:基礎学力が大切であると声高に叫ばれながら、現実には自分の意見を口頭で表明したり、文章で書き記すことがほとんどデキない高校生がいることは、日本中の学校で頻発しているはずです。インターナショナルスクールほか一部の例外的な教室を除けば、試験問題で正解を解答することばかり求めてきたから当然の結果です。大学や社会では、高校生の想像を越えてコミュニケーションが求められたり、長い文書を書く必要に迫られるのにも拘らずです。大学入試が変わり、進学塾も変わろうとしている今、早く変わればブルーオーシャンそのものだと思います(竹内記)。

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