江口寿史の原画アートの世界『彼女』展へ(2019年05月21日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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江口寿史の原画アートの世界『彼女』展へ(2019年05月21日)

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江口寿史の原画アートの世界『彼女』展へ(2019年05月21日)

江口寿史の原画アートの世界『彼女』展へ(2019年05月21日)

19日(日)の午後、イタセンネット定例活動後、大阪駅からJR神戸線の新快速に乗って明石を目指しました。明石市立文化博物館で開催されていた『江口寿史・イラストレーション展・彼女』の、最終日だったからです。閉館2時間前の午後4時前後には、江口寿史氏ご本人が登場し、著書や画集のサイン会を開催していました。

久々にイラストレーションボード上に描かれた原画を眺めては、アートの世界にドップリと浸っていました。江口氏はマンガ家としてデビューしたものの雑誌の締切に追われることがシンドかった模様で、後にイラストレーターへと転向しました。彼のマンガは作品*1として魅力的でしたが、氏の才能はイラストレーションの世界で開花したような気がします。根っからのアーティストなのだな、と展示作品をみて改めて感じ入りました。

*1 よく覚えているのは『ストップ!!ひばりくん!』という作品で、美少女にしか見えない男の子が主人公でした。当時としては時代を先取りした斬新な内容だった(今の時代でも通用するセンスだった)と記憶します。

画集(最新刊ではないが)は持っているので、見覚えのある作品も目に留まりましたが、リキテックス(アクリル絵の具)で厚塗りしているかと思っていた作品が、思ったより薄塗りであり、繊細な絵筆捌きでデニム生地のテクスチャーや長靴のゴムのテクスチャーを表現していたのが印象的で、驚きました。

マンガ作品の扉絵(確か主人公ひばりくんのお姉さんのつばめちゃん?)のペンのタッチも絶妙で、いかにもコマーシャル・アートと思える雑踏の中で振り返った姿の女性を描いたら江口氏の右に出る者はいないのでは・・と思わせる魅力が輝いていました。

会場内に設置されたビデオモニターが写し出す作画の動画を見ても、下書きなしで目やメガネから描き進めるテクニックは、繰り返し描き込んだ熟練度と天性の手先の器用さを示唆している感じでした。伝統的な生物学でも、観察スケッチで手先の器用さを求められることはありますが、若い頃のようにアートの世界へ舞い戻るには視力の弱さも相まって敷居が高いと感じています(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・上段左:デニム生地の縫い目のテクスチャー*2同・上段中:長靴のゴム部分の光沢あるテクスチャー、同・上段右:明石市立文化博物館の建物(南側から撮影、正面玄関は反対側;安藤建築作品並みに、入口を探し回りました)、同・下段左:マンガ作品のペンタッチ、同・下段右:コマーシャルアート作品のタッチ(振り返った躍動感あるポーズと背景との構図が巧み)

*2 テクスチャー(texture)とは、"質感"のことで、現在では多様な分野で使われるようになってきています。今回は、絵画という二次元の平面なのに、いかにも布地の素材感や適度な反発力を持つゴムの折れ曲がり方や表面の光沢を巧みに表現している様子を表現するためにテクスチャーという用語を使いました。

付記:江口寿史氏はマンガ家としてスタートした方らしく絵の具の調合はストレスになるとかで、パントーン(スクリーントーンのカラー版)やコピックを多用していた時期があったらしい。すると、リキテックスでテクスチャーを表現した細密画は、氏としてはチャレンジングな作風だったのだろうな、と想像されます。

なお、同展では作品の撮影(フラッシュは禁止)は許可されていました。当ブログには、作品の一部分だけトリミングして解説のため掲載しました。全作品は、『KNIG OF POP』(2015年)で網羅されているそうです。今まで出た画集は、全部捨てちゃって(江口氏談)・・だそうです。2008年に刊行された『WORKS』を所持していて、リキテックスで描いたと思しきアート作品(表紙として採用)がお気に入りなのにぃ・・(竹内記)。

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