海外ドラマDVDで生徒が「生活英語」学習(2020年01月28日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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海外ドラマDVDで生徒が「生活英語」学習(2020年01月28日)

アート&サイエンスコース

海外ドラマDVDで生徒が「生活英語」学習(2020年01月28日)

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通学コースの「アート&サイエンスコース」に在籍して2年目を終えようとする今村奏音さん(高2)の英語運用力が伸び始めてくれました。否、定期試験や検定試験では、計れない能力と言う意味で、です。ひいて言うなら、それは「英語という言語が持つ "語感" を習得し出した。」と言う意味です。私の見解では、日本の学校における英語教育では無視されてきた側面だと、私自身では捉えています。

奏音ちゃんもまた、幼少時に学び親しんできた児童英語と、中学校で出会った英語に対する期待感との間にギャップを感じ、戸惑った様子です。私自身も、授業及び試験で義務付けられている「学校英語」と、自分が学びたかった「科学(に使う)英語」との間にギャップがあり、埋めるのに一苦労しました。

どちらも「英語は英語でしょ?」と言う声が聞こえて来そうですが、あいにくと似て非なる世界です。向いている方向が真逆なので、両者は併用すると学習効果が互いに相殺してしまう結果になるのだと、私自身で実感してきました。それを今回、奏音ちゃんを通じて確認することができたのです。これは、通信制高校だからこそ実施できた"社会実験"でした(通信制高校には、通信制高校でしか取り組めない学習活動があるのです! それは、各自の目的達成を阻害する授業の受講義務を排除する方策として有効です)。

それは、一昨年の秋のコトです。奏音ちゃんが以前、使っていたという教材「ディズニー・ワールドファミリー」のDVDを持参し、音を拾って真似るシャード―イングから英語に再入門しました。そして、次は音と綴り字を関連づけるべく松香フォニックスDVD教材に移ると、彼女はスポーツの練習のように一人で取り組みました。いずれも幼児から小学生で取り組むべき教材で、高校生を対象としたコンテンツではありません。が、ホンモノを目指すならば「急がば、回れ!」なのです。高校生相手では正直、正気の沙汰でありません。だから全日制高校では、実施不可能です。彼女の真摯な想いがあり通学コースだからこそ、歩み出せた道でした。

そして、その効果は確実に見えてくる手応えがありました。彼女の言葉で綴って貰います:

❏ 英語習得に必要なのは「勇気」と「継続」だと実感(2年・今村奏音) マーフィーの文法書で、個々の英文がどの状況下で使われているのかをイメージする勉強法を編み出しました。それにより勉強に縛られず、実際の生活の中に生きる言語として位置づけられて行きました。海外ドラマ『フレンズ』では登場人物らも私たちと同様の反応の仕方、動作などをしていて、とても身近に感じられました。また、使われている言葉も簡単で聞き取りやすく英語に対する恐怖感など、笑いと一緒に払拭されました。

以上の段階を踏み、英語を英語として受け止める"英語脳がつくる世界観"を垣間見ることが出来ました!

今までは一語一句分からなければいけないと、じゃないと英語できるようになれないとばかり思っていました。しかし、英語が文法的に理解できなかったり、知らない単語に出会ったとしても、話の流れや私たちの普段の生活に当てはめて想像することはできます。「きっとこうだろう。」という推測は、何度も英語を触れて行くうちに「これに違いない・」という確信に変わるのが分かったので、今後は安心して語感を磨くのに専念します。

きっと英語習得に必要なのは、ちょっとした勇気と継続なんだなと思います。学校のやり方から外れているからダメだ!、この方法で本当にいいのか?、と信じれないかも知れないけど勇気を持って信じ続けていけば、必ず英語を習得できる予感を感じます。

まずはやってみる! そして楽しむ! 正解か不正解かは、気にしない! 言語は本来、誰にでも習得できるもの! だから大丈夫!

では、奏音ちゃんと私で始めた学習方策が、なぜ有効だったのかを末尾の付記に、関連する情報も添えて記しておきます(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・上段左:TVドラマ『フレンズ』オープニング画面、同・上段中:同『フレンズ』からの場面の一コマ、同・上段右:海外ドラマを利用した英語学習を提唱した書籍2冊、同・下段左:R.マーフィーの原書"Basic Grammer in Use"(Cambridge University Press, 2017)のeBook を用いて学習中の奏音ちゃん、同・下段右:同電子ブックが提供するコンテンツ(PC画面上に表示された例を撮影)

付記:日本の学校の英語の授業では、英語を日本語に翻訳して内容を理解する「訳読」させる授業が長年、温存されてきました。実は、初代文部省英語教育顧問のハロルドEパーマー博士は、これに大反対だったのです。彼はかれこれ100年近くも前に「日本人は学校で、英語を教えられていない。試験でどう解答するかを教え垂れているだけだ。英文をふつうに読むことすら教わっていない。」と論文や著書に書き記していました。私は偶然、高1になる春、東京の古本屋でパーマー氏と彼の後任のホーンビー氏が編纂した英英辞書を見つけていたから、学校の英語の授業は「邪魔くさい!」だけでした。私が切望していた「英語習得を邪魔してくれたもんだ!」と文句つけたい。アレは英語の授業に名を借りた(元は英文でも、内実は)日本語の授業だった、と断言しても過言ではありません(ハッキリ言うと、詐欺行為*1です!)。

*1 国立高専での教授時代に英語科の教員選考委員に選任され、志願者の経歴をみてビックリしたことがあります。英米文学で博士号を取得していても、学位論文を日本語で書いていたからです。理工系でも英語論文を読み、英語で論文を書かなければ研究など困難な時代に、です。国民は皆、騙されて来た現実にイイ加減に気づくべきだと、私は強く思います。なぜ、世界中で日本人だけが英語を自由に使えないのでしょうか? これは、余りに不自然ではないでしょうか? 不自由に縛りつけてきた学校教育に責任ないのでしょうか?

では、どうするべきか? 奏音ちゃんと私が編み出した学び方は、英文を見たらその会話が交わされた場面設定(context)を想像し、双方で意見を出し合う学び方です。2人でイメージしたり解釈した内容が異なることもあります。これを続けて行ったことで、英文に触れた時のリアクションが和訳が浮かぶのではなく、その意味する内容が一定の幅を持って掴み取る習慣が形成されました。同じく日本語を媒体としたまま英語を学んでも従来の訳読方式か、我々が編み出した方式(ここでは、奏音メソッドと仮称)か・・で雲泥の差に見えてきました。ここだけ1点を拾っても、学校教育には工夫・改善の余地があることなど明白過ぎるほどです。

極めつけは、奏音ちゃんがTVドラマ『フレンズ』を使って学びたいと言い出したことです。その効果は直ぐ、出ました。英語国民の日常を描いたドラマとマーフィーの例文とが、等身大だったからです。もし、ここで受験参考書や入試対策本が混ざり込んだら台ナシなのは、誰の目からも明らかでしょう。私が学校の授業を排除したかったのは、有害だからです。アレは英語学習に見えるように偽装したシロモノだからです。そうでなければ、日本人の英語運用力が世界で低空飛行をし続けているのは、どう説明できるのでしょうか? 誰か教えて下さい。

こんな逸話も目にしたことがあります。ある大学生がネイティブの授業すらボイコットして、「ボクはもう授業に出ません。」と口にして去ったと言うのです。1年後、彼はネイティブ教員が「いったい何したんだ?」と驚くほど自然な英語力を身につけて戻ってきたそうです。彼の答えは「洋楽を聴き、洋画を見ていた。」でした。

日本から来た英会話ができない研究員に対し、研究室の教授が指示した内容は「自宅でTVを観ていなさい。」だったそうです。学力の評価は所詮、どのような試験をモノサシにするかで決まってしまいます。日本の英語教育は所詮、外国人がほとんど国内にいなかった時代に設計された状態のまま、今日まで引き摺ってきているのではないでしょうか? ホントに今のままの状態でも構わないでしょうか? これを続けて行く行為は、次世代の若者を路頭に迷わせる行為であって、大人の都合で誤魔化したままで許されるとでも、強弁するのでしょうか(竹内記)。

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