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笑顔の卒業式
ルネサンス豊田高等学校
笑顔の卒業式
2018-03-09
先週の火曜日の福岡会場にはじまり,翌日の広島会場,そして金曜日の豊田会場(コンサートホール)には150人ほどの生徒が来てくれました。
3つの会場を合わせて200人の卒業生が,担任の先生から卒業証書を受け取ってくれました。その姿を横で見ていて,「ああ,いい学校だな!」という思いを強く感じたぼくでした。
式に来てくれた人,いろいろな都合で来られなかった人,卒業する450名の人たちの人生が,楽しいものであることを願っています。
卒業証書は校長が渡すのが当たり前,ということになっている卒業式です。
だから,もしかしたら担任の先生から証書を受け取るのは,日本ではこの学校以外にないかも知れません。
じつはこの方式は,昨年の福岡と広島で始めたものですが,豊田でやるのは今年からです。
「〈生徒が主人公〉を目指す学校の卒業式はこのままでいいのか」という問題意識から考えたのがこの形です。
でも、卒業式=卒業証書授与式だ。「授け与える」のだからこれまでの形がいい,という人がいて当然。
「こういう形もあり」という選択肢を示したことに意味がある,とかってに思っています。
式の締めくくりは,やはり卒業生の「答辞」です。
今年は,その役を大海さんがやってくれました。
彼女の素敵な言葉を紹介します
答辞
まだまだ寒い日もありますが,ようやく春らしくなってまいりました。今日の,この良き日に,このような晴れやかな卒業式をおこなっていただき,ありがとうございます。
ルネサンス豊田高等学校に転入して2年間,私にはもったいないくらいの,楽しい思い出がたくさんできました。
私は,1年生の冬に,ルネ高の通学コースに入りました。
最初は正直,決められた日数を通って,高校を卒業できればいいと,考えていました。学校に通うことは苦痛だと,楽に過ごせればいいと思っていたからです。
しかし,通学コースに入って,私の考えは180度変わりました。灰色だった景色に,色が付いたみたいに,毎日が楽しく,2年生では皆勤賞でした。また,スクーリングや,キャンパスイベントでは,さまざまな貴重な体験をさせて頂きました。いつのまにか,家に帰ったら,学校であった出来事を,両親に話すことが,日課になっていました。
進路に関しては,卒業することが第1の目標だった私に,進学という選択肢が増え,ルネ高のように「第2の家」みたいな空間を作ってあげる仕事に就きたいと思いました。様々な仕事を調べ,新たに目標ができました。それは,学童保育の先生になることです。その新たな目標のために私は,専門学校への進学を決めました。
私に前に進む勇気をくれ,新しいスタートラインを作ってくれたのは,紛れもなく,この豊田ルネ高です。ルネ高のおかげで,こうしてこの日を迎えることができました。
最後になりましたが,校長先生をはじめとする先生方,友人,家族,在校生の皆さんに,改めて感謝するとともに,ルネサンス豊田高等学校のさらなる発展を卒業生一同,心よりお祈り申し上げ,答辞とさせていただきます。
平成30年3月2日 卒業生代表 大海 茜


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