「メディア(媒体)ミックス」でプレゼンを準備中(2016年11月21日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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「メディア(媒体)ミックス」でプレゼンを準備中(2016年11月21日)

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「メディア(媒体)ミックス」でプレゼンを準備中(2016年11月21日)

「メディア(媒体)ミックス」でプレゼンを準備中(2016年11月21日)

明後日(11月23日)、大阪市立自然史博物館・講堂で大阪府高校生物研究会主催の生徒研究発表会が開催されます。ルネサンス大阪高校のスーパーサイエンスコースでは開校当初から毎年、1件は発表演題をエントリーするように励行しています。今年度は、通信生も対象となる部活「環境保全クラブ」と合同で、「活動紹介」部門で一風変わった、新しい試みの活動紹介を用意しています。題して『インタビューによるアクティブ・ラーニング-淀川のイタセンパラ保全活動を取材-』です。

これまでの学校教育の骨子であった授業のスタイルは、教員1人が多数の生徒に話す一方通行のスタイルでした。これは、文字が読めない者がいたり、印刷技術が発明される前に本が貴重だった時代のやり方を踏襲したスタイルだとされています。特に、議論を避ける日本人では最後の質問コーナは、いわば"刺身のツマ"であり、「何か質問はありませんか?」と形式的に問うに留まっていました。

今回の試みは、そこに一石を投じる狙いがありました。生徒が教員に質問をして対話を進めるという試みです。さすがに「黙って授業を聞くこと」に慣らされてきた高校生に即、務まる役目ではありません。そこで実務経験ある社会人高校生で「環境保全クラブ」部長の信宮純さん(3年生)にインタビュー(聞き手)役を担当して貰いました。一方の話し手は、淀川に魅せられて半世紀という大ベテランの河合典彦先生(市立中学校理科教諭)にお願いしました。インタビュー動画を収録をした場所は、活動拠点である淀川の城北ワンドです。セミが鳴く盛夏(8月)の頃でした。

研究発表会は、①口頭発表(オーラルセッション)が基調ですが、講堂の外にポスター展示する空間も設けられます。そこに②付帯的な情報を提供するポスターを展示しました。動画そのものを会場で流す訳にはいかないので、③動画から起こした文字原稿に動画のスクリーンショットなどを添えた小冊子に編纂しました。さらにオリジナルの動画そのものも、大阪校の文化祭に合わせてネット上で公開しています(公開前には、予告編を公開。SSCリポジトリに保管)。メディア(発表媒体)ごと、その持ち味が活かされるよう内容や表現面での重点をシフトさせてあります。

実験は試みてみるものです。異なる発表方式には各々、長短があることが分ってきました。改めて発表後に総括してみたいと思います。加えて今回、入念な準備を終えているので、当日は他の高校からの研究発表を存分に味わう機会にしたく思います(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・左:岩田くんが作成した口頭発表用オープニング画面(各メンバーの役割分担が明記されている)、同・中:後藤くんが起こした草稿を竹内がワープロ製版し、岩田くんが音声と照合した最終校正、同・右:配布用冊子(左)及び展示用ポスター(右);ポスターは使用後には理科室に常設展示する他、「環境保全クラブ」の部活紹介にも使用。

付記:インタビューには、聞き手が主体となり話し手から意見や思考を引き出す仕組み(マインドセット)が備わっています。そこには従来の一方通行型の授業の弊害を是正する要素が隠されていると睨みました。そして今回、私(竹内)は質問役を意識したことで、いろいろな場面で相手から思いがけない回答を引き出す力量が磨かれた手応えを感じ、間違いなく訓練で上達する能力だと検証できました(例、堀川高校の探究基礎委員会の生徒への問い掛け、透明骨格標本の会社の方に対し、誰が発案し、誰が事業化したのか、どういう原理で透明骨格標本が作れるのか等々)。究極的に、的確な質問は話し手を満足させる効用もあるのだと気づきました。これこそが、いわゆる実務世界で求められる"コミュニケーション能力"だと思われます。なお、インタビュー授業は教育分野(小・中高校)で意図的に導入されてきていますが、我々も全国相手に遜色のない先進的な取り組みをしています。

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