STAGE:0(ステージゼロ)全国3位、この悔しさが次に繋がる【eスポーツコース】

前回の記事「「大阪万博行けるって、マジ？」チームOculus、STAGE:0(ステージゼロ)全国決勝の舞台へ【eスポーツコース】」では、全国大会セミファイナルに挑む選手たちの様子に密着しました。

池袋キャンパスのチーム「Oculus（オキュラス）」が、STAGE:0（ステージゼロ） オーバーウォッチ2部門 にて8月16日（土）に開催された全国大会グランドファイナルに出場。大会の舞台裏と、試合直後の選手たちの声をお届けします。
"ただのオーバーウォッチ2好き"だった彼らが、いまや全国の頂点を狙うチームへと進化しています。

全国の大舞台へ -万博EXPOホールの熱気-

2025年8月16日（土）大阪・関西万博。
「ただのオーバーウォッチ2好き」だった私たちが、いま全国の舞台に立っています。
池袋キャンパスのチーム「Oculus（オキュラス）」。
春に始まった「小さな雑談」から生まれたこのチームが、ついに日本中の高校生ゲーマーの頂点を決める場所に立ちました。

激闘

1戦目、緊張で手が震えました。
相手のUltに押され、会場がどよめく。流れを持ってかれてしまった。
それでも、「もう1回、仕切り直そう」リーダーとっぽの声でチームは立ち直ります。1ポイント先取。
2戦目、練習してきたUltの合わせが見事に決まり、会場から大きな拍手が湧きました。
仲間の声が飛び交います。「ナイス！」「まだいける！」たしかに、あの瞬間は"チーム"として戦っていました。
ただ、いつの間にか相手のチーム力に押され、相手の流れになってしまった。1ポイント取られました。
3戦目、苦手なマップ。上手くチームの方針が決まっていませんでした。
リーダーは言います。「これはいける！勝てる！仲間を信じろ、諦めるな！」と。
けれども、勝負の世界は厳しい。
あと一歩、届きませんでした。

結果は全国3位 -悔しさ溢れる「楽しかった」-

最終結果は、全国3位。
喜びと悔しさが同時に押し寄せました。
とっぽ「ここまで来られると思ってなかった、本当に楽しかった」
pandamite「悔しい、でも胸を張れる」
ちーず「みんなありがとう、でもマイバッドだった」
けいと「全国3位すごい、来年は優勝したい」
かける「疲れたけど、よく頑張った」
表彰式で優勝チームのトロフィー贈呈中、Oculusの顔には悔しさが浮かんでいました。

"好き"から始まった私たちの成長

振り返れば、春。
「好きだから出てみよう」と集まっただけのメンバーは、最初はバラバラでした。
でも、練習を重ねるたびに少しずつ変わっていきました。
コールの声が増え、役割がはっきりし、お互いを信じられるようになりました。
"ただの好き"が、全国3位をつかみ取る力になったのです。
詳しくは、前々回の記事の"ただのオーバーウォッチ2好き"だった私たちが、STAGE:0(ステージゼロ)全国大会に挑むまで【eスポーツコース】をご覧ください。

応援してくれたすべての人へ

保護者の皆さま、友人たち、先生、コーチ、eスポーツコース職員、そして、大会運営の皆さま。
応援してくれた全ての人の声が、最後まで背中を押してくれました。
画面越しに、会場で、声をかけてくれた皆さんへ。
この場を借りて「本当にありがとうございました！」とチームメンバーが口をそろえて言います。

次の挑戦に向かって

悔しさの中に、確かな自信が残りました。
全国3位という結果は、ゴールではなくスタート。
「来年は、もっと上へ。めざすは全国優勝。」
Oculusの挑戦は、まだまだ続いていきます。

この記事は2025年開催のSTAGE:0（ステージゼロ）終了までの予定でしたので、ルネサンス高等学校池袋キャンパスのチーム「Oculus」の密着は終了となります。
彼らが1年後までにどう成長するか、メンバーは変更になるのか、どうなるかは彼らにしか分かりません。

約2か月間、彼らの成長を見守り、応援してくださり本当にありがとうございました。

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