アート&サイエンスコース
2018.01.18.Thu
本日、BWFインターナショナル(東京都渋谷区)が学校教育向けに提供している次世代教育プログラムのPX2セミナーの初日が開催されました。私と生徒が昨年、大阪市内で開催されたオープン形式のセミナーに参加したことがキッカケとなり、1年を待たずしてクローズド形式のセミナーを開催できたのは、驚くべき進歩です。1年前には大阪校の理科室で同じセミナーを自前で開催できるとは夢にも思いませんでしたが、そうしてカタチになっていない夢をカタチにしていく経験こそ生徒たちに「生きる力」を付与していく学校教育の理想です。
現行の学校教育は、科目に分けて実世界を分割して知識の断片を伝授していくことが基本になっていますが、情報検索やネットを介した伝達がユビキタスで実現できるようになった今、学校教育で重視すべきは常に更新されていく知識情報ではなく、基盤となる「脳と心の働かせ方」を磨くことであるべきです。 「PX2プログラム」が学校へ原則、無償で開放された理由は、そこに「未来の学校」の「教室の原型」が垣間見られ、サイエンスコースの運営体制と相性が抜群だったことによるのだろうと思います(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。
❏ PX2が理科室に来た!(3年・岩田祐樹)まさか一年前に受講したPX2を再び、しかもサイエンスコースで受講する日がくるとは思いもしなかった。プログラムの中では、個性的なメンバーばかりなこともあってか、全く思いつかなかった斬新な発想や、PX2から一歩踏み込んだ各々の成長を目の当たりにした。どんどん思考が柔軟に、そして「僕もPX2から一歩踏み込んで成長するぞ」と自分が積極的に貪欲になっていくようだった。自身を振り返ってみると、一年前に受講した時から随分とエフィカシーを高め、固定観念や周りに囚われなくなっていると感じる。もっと具体的に言うと、何かを人前で話す時、良い考えが浮かばないから上手く話せないのではないかという固定観念や不安を打ち破り「たとえ今考えが浮かんでいなくても、必ず僕なら良い考えを見つけ出す」、「工夫して聞き手を引き込んでみせる」と自信を持って、その実現に思考を向けられるようになったと思う。また、改めて受講したことで、まだまだ自分が、例えば方法が一つしかないというような固定観念に囚われることがあることも分かった。セルフトークも、マイナスなことはほとんど言わなくなったが、あまり盛んには出来ていないようだから、暫くの間意識して、無意識に活発にセルフトークするように自分を変えていきたい。
❏ 待ちに待ったPX2!(3年・新保雅史) 僕は4月にサイエンスコースに入ってから色々な事に挑戦して、そして大成長してきた。そして今回のこの「PX2」。僕の心はワクワクとドキドキが膨らんで、爆発しそうなくらいだった。受講終了後の更にパワーアップした自分の姿を想像するともう「僕には夢もあれば、達成したいゴールもあるから早く受講したい!」との思いで一杯だった。
そして個性的な仲間や高嶋コーチ、そしてルー・タイスの魂と共に疲れる程濃密で楽しい時間を過ごす中、僕はある一つの大きな事に気付いた。それは「自分の知らないところで勝手に言葉や概念などに捉われてしまっていた。」という事だ。まあ、僕は良い意味でも悪い意味でも純朴だから相手の言葉に無意識のうちに惑わされやすいところはあるなと思えた。そして、ここに気づけたという事は、自分の視野がまた広がった証拠でもあった。
PX2一日目の受講終了後、僕は受講前の僕が想像していたより一歩、先へ進んでいた。まず誰かに何かを伝える時、体に力が籠るようになった。そして何かを閃いたときに体の奥底、魂が震えるような感覚を体得したのだ。誰かに何かを発信するとき、感情を言葉に乗せてダイレクトに相手の心に届ける・・・。そんなまさに「奥義」とも言える技を今日一日で会得する事が出来た。
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画像・左:PX2セミナーの初日オープニング(ファシリテータは、高嶋芳幸・認定コーチ)、同・中:受講者が主体となって参加するワークが交じるセミナー光景(右端は2年・福田夏綺さん)、同・右:自分の体験に基づく見解を全体向けて積極的に発言する生徒(中央は3年・河脇凌くん)。
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ルネサンス高等学校グループは、全国に3校(茨城、愛知、
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を置く広域通信制高校です。
どんなタイプの方でも、安心して学習し卒業できるシステムを構築し、生徒一人ひとりのライフスタイルに合った"学び"を提供しております。
「登校してしっかり学ぶ」「友達を作って学校生活を楽しむ」という学校が多い中、最短年4日の登校で高卒資格が取れる学校は多くはありません。
一方で本当に高卒資格が取りたくても、仕事が忙しくて登校できない、子育てで手が離せないなど様々な事情で、学校に行きたくても行けない方がたくさん居るのも事実です。
ルネサンス高校はそういった方のニーズに答えるために生徒に負担のかからない授業やレポートシステムを作り、14年経ちました。卒業生も約15,000名となります。
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