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日本スポーツ産業学会 第10回冬季学術集会シンポジウム 「スポーツ×産業×教育」

2023年07月27日

日本スポーツ産業学会 第10回冬季学術集会シンポジウム 「スポーツ×産業×教育」

本年2月21日に開催された日本スポーツ産業学会 第10回冬季学術集会シンポジウム 「スポーツ×産業×教育」のまとめが、日本スポーツ産業学会のWebサイトに掲載されています。
ルネサンス高校グループ代表の橋本太郎(ブロードメディア株式会社代表取締役社長)もeスポーツを用いた高校教育の現状といった観点でこのシンポジウムに参加しました。

まずは、鳥山稔氏(至誠館大学 現代社会学部現代社会学科 助教)から下記の趣旨説明がされました。(日本スポーツ産業学会のWebサイトから抜粋引用)

近年では、eスポーツを単なるゲームとして捉えるのではなく、教材のひとつとして学校教育に用いる事例が増加しています。
アメリカでは北米教育eスポーツ連盟が中心となり、STEAM教育の一環としてeスポーツを用いた取り組みが行われています。また、競技成績の優秀なeスポーツ選手に対して奨学金を与える制度や、eスポーツを学問として専攻するプログラムを導入している大学も増えており、今後ますます教育での活用が盛んになることが予想されます。
中国においても同様の取り組みが行われてきています。中国ではeスポーツの市場を支える人材の不足が叫ばれており、その対策のひとつとして、eスポーツに関する学部専攻や専門学校等が続々と設立されてきています。このように拡大する産業を支える人材育成が行われている一方で、ゲームのネガティブな面にも注意が払われており、オンラインゲームの利用時間の規制が行われている現状もあります。
日本においても、急速にeスポーツを専攻する学校が増加しており、2023年時点で、確認出来るだけで45の通信・専門学校(同学校の各キャンパス含む)が設置されています。近年では、中学校や高等学校においてもeスポーツを教育に活用する事例が増えてはいますが、未だ継続性が課題となっている学校が多く見られます。そのため現状では、eスポーツを活用した教育は通信・専門学校を中心に展開されています。

これを受けルネサンス高校グループ代表からは、eスポーツコースは実技だけでなく「英語・コミュニケーション・メンタル・PCスキル・プログラミング・キャリア相談」といった内容があること、「OODAループ学習を通じたプロジェクト・ベースド・ラーニング」であることが語られています。

※OODA:Observe(観察)Orient(方向付け)Decide(決心)Act(実行)の略で、OODAループは瞬時に観察して仮説を立て、意思決定をして行動するという学習理論。
 ※eスポーツコースは面接指導(スクーリング)や特別活動には含みません。

詳しくは、下記より日本スポーツ産業学会のWebサイトのページをご覧ください。

ルネサンス高等学校は2006年4月に開校し創立18年目、現在はルネサンス豊田高等学校、ルネサンス大阪高等学校のグループ3校で全国からの入学に対応しています。
シンポジウムの他、下記のINTERVIEWではルネサンス高校グループの代表が、学校設立時の状況や2018年4月に日本の高校として初めてeスポーツコースを開設したこと等を語っています。

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