「高大接続改革」と通信制高校(2015年06月06日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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「高大接続改革」と通信制高校(2015年06月06日)

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「高大接続改革」と通信制高校(2015年06月06日)

「高大接続改革」と通信制高校(2015年06月06日)

       左:入学とはマッチング      右:大学が求める素養

梅田スカイビルで開催された「高大接続フォーラム」へ昨日、出席してきました。昨年末に出た中教審答申に続き、1月の実行プラン。そして昨今の高校の新設科目、一昨日の大学の職業教育校化への政府・産業競争力会議(議長・安倍首相)による原案の提示。それを受けて始まる学校教育法の改正(学校種の変更、学位新設などの法整備)。これら一連の作業を来年度中に控えて今、教育改革の前夜といった空気を感じます。動向を見極めるため教育デザイン室長として参加し、若手登壇者たちと意見交換してきました。

冒頭で、文科省の伯井審議官(高大接続・初等中等教育局担当)から「高校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的な改革(高大接続改革)について」と題して、趣旨説明がありました。「真の学ぶ力」を育成する意識改革・制度改革・・という副題が添えられていました。

昨年12月の中教審答申では、「教育の最大の課題で、実現が困難だった高大接続を初めて現実化する」と未だかつてない強い調子で決意を記していました。ここで変えないと土俵際一杯であり、もはや日本の未来はない!と声高に叫んでいるかのように響きます。

「高大接続」が叫ばれる意味は、これまで「高校」と「大学」が脈絡なく存在し、「連続性を欠いていた」ことの裏返しです。高校は大学入試選抜のために存在し、大学は「象牙の塔」と呼ばれながら大学卒業者の大半が専攻分野と関係ない職務に就く。肝心の学者・研究者の探究心も偏差値の高さとは関係性が希薄。最難関とされる医学部で求められる素養も手先の器用さや患者に対する思いやりであり、入学難易度を競う尺度とは無縁であるべきでした。

骨子は2点:一つは大学の入学者の選考。これは、従来の「選抜」から「マッチング」の判断へと移行。もう一つは、単純な知識から本質を見抜く力量で、具体的には①豊かな教養基盤、②高い専門性、③国際的な視野、④新たに構想していく力(デザイン力)だそうです(ここに示した例は、一大学が提示したコンピテンシーですが、他大学でも異口同音でしょう)。

従来は「英語力」と言われてきた言葉は、「英語運用力」と言い換えられ、英語を「道具」として使って「何かをする」という面が強調される時代へ、変貌しました。具体的に英語科へは世界中で通じる「パスポート」として外部リソースを導入する方向にあります。学問に国境はないのだから、人の移動は当然でしょう。これまで日本「製品」だけ世界へ出ていたのです。

個々の教科教育も、一方通行型の講義形式から双方向型、あるいは討論型、さらに表現型の、「アクティブラーニング」が全面的に採用され、「真の学力」が付与されるよう高等学校の学習指導要領の抜本的な刷新が盛り込まれるでしょう。「総合的な学習」を拡張した学校設定科目が見込まれ、おそらく「探究学習」や「実践活動」は中核となるだろうと見込まれます。

フォーラムの会場は事前予約で満席でした。私学を中心に教員がグループで参加し、許諾を受けてビデオ撮影していました。関心の高さ、コトの重大さが偲ばれ、近年まれに見るほど盛況な(事実上の政府方針の)高校教員に対する説明会でした。

付記:ルネサンス大阪高校では、通学コースを併設した通信制という特性に鑑み、不登校・中退者や社会人高校生と交流するインクルーシブ教育、探究学習、実践活動、校外学習、映像学習、ICT機器導入など実験的取り組みで先行してきています。通信制高校が持つ無選抜や複合性は、これまで弱点、時には汚点(スティグマ)として捉えられる宿命にありました。が、受け入れる生徒の多様性・個別性という面では、画一的・一斉的な全日制と比べ教員と生徒同士が一丸となり困難を克服していく場として機能できる機運にあります。負荷ゆえ筋肉がつくがごとく、問題ある場所に学びがある・・通信制高校は、そういう可能性を秘めているのです。

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