チュートリアルで高校生へ投稿論文を執筆指導中(2016年06月17日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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チュートリアルで高校生へ投稿論文を執筆指導中(2016年06月17日)

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チュートリアルで高校生へ投稿論文を執筆指導中(2016年06月17日)

チュートリアルで高校生へ投稿論文を執筆指導中(2016年06月17日)

スーパーサイエンスコースでは、国が進めている教育改革の方向性に沿うためアウトカム(成果品)の可視化を実践しています。実験データが蓄積してきた2年生以上の通学生を対象にチュートリアル(マンツーマン)指導で投稿論文を書き進めてきました。

基本的に、①専門学校への進学を希望する生徒には、国内の商業雑誌に投稿することを目指し、②大学進学を希望する生徒には、国際誌へ英文で投稿することをゴールに設定しています。指導方策の試行と理論的な裏づけは事前に検討を済ませてきました(拙著文献)。今回のような商業雑誌を対象にした和文論文の投稿は初めての挑戦になりますが、現在までに好ましい手応えが得られています。

実験・観察の結果をベースにしているため書くべき原稿のコンテンツは揃っています。しかし、原稿を書き進める途中で、不足分や不確かな箇所が見つかります。その不備を補うべく文献や検索で確かめながら原稿を書き進めていくのです。自分の体験を素材にした学びなら当然、これが「他人事」になろうはずもありません。書き進める途中で内容の理解も深まり、結果的に記憶が定着します。同時に、"学び方"自体も身についていく教育デザインです。

従来の学校教育には、この成長力を生み出す「エンジン」が搭載されてませんでした。教わったことが、いつ役に立つのか先が見えないまま強いられてきました。ところが、論文執筆なら「調べ(インプット)と書く(アウトプット)」の対応関係が「カギとカギ穴」のような密接な関係にあり、酵素反応のように短時間で円滑に作業が進みます。役に立つのが目に見えているのです。空間が文字、図表、画像で埋まっていく生産プロセスを体験できるのは、他の学習方策では味わうことも困難でしょう。学びが活字になるまでの過程を"効力感"として味わいながらオリジナル性を高めていくことは、高校生の年代でも十分可能な素地を備えています。高校時代が、人生最大の成長期だからです。

毎回、研究者が論文や著書を書き上げる時の舞台裏そのものを見せている感じです。個人指導は断片的に進めていますが、毎回が挑戦と発見の連続です。そのため教員と生徒が伴に成長できる仕掛けを持ち、高校生ともなると自分からアイディアを提案してくることも、しばしばです。こうしてホンモノの自信をつけさせて行くのです。

日本の高等教育の真価は、全員に卒業論文(制作)を課す点にあります(欧米は、honorsと呼ばれるfirst classからupper second classに入る成績上位者のみ、GPAで3.5以上)。日本が備えていた利点が高校教育が入学選抜のための対策に傾注させてきたため不整合だったのです。正誤を問う出題に長けていても、論文を書く能力は育ちません。文章が書け、自分の意見が主張できる能力が身についてないと、これからの国際社会で勝ち残っていくことが難しくなること必至です。そこで私学を中心に高校課程で卒業論文を課す事例が増えている様子です。ここで打ち出している方向性は、決して無謀で的外れな提案ではありません。21世紀に入った今、遅きに失したくらいです。

わが国の商業雑誌は日本語という使用人口が限られている日本語圏に固有のシステムで、購読制度を採っています(英語圏なら、世界中がマーケットなので)。購読料を支払っている読者が支える互助システムなので読者が投稿者になれる「参加型」の投稿制度です。プロのライターしか寄稿できない海外の商業雑誌と大きく異なる点です。これは、私も海外に出るまで知り得ない事実でした。今回、その利点を活かし、投じた努力で"原稿料"という対価を得る経験をし、時間給でなく専門性が価値を創出する体験を自らして貰う狙いもあります。学習者が専門を極めれば、報酬に繋がる可能性を知るべきだからです。無論、執筆者として社会的な責任が(充実感も)発生する事実も学んで貰います。

これが、高校生を高等教育へ送り出した後の世界から今をバックキャスティング(back-casting)させて見えてきた、在学している今、高校生に施すべき学びの創出の一例です。卒業生が生きる社会の未来に、どうか幸あれ。

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画像・左:原稿の表紙(2年生の河脇凌くんとの共著原稿の例)、同・中:執筆中の草稿(抜粋)、同・右:投稿予定の商業雑誌(ターゲット・ジャーナル)

付記:今回の素材は、河脇凌くんが自分の歯の歯垢(プラーク)をグラム染色したところ、グラム陽性菌とグラム陰性菌がバランスよく混在して、いつでも手軽に入手できる「染色用標本を誰もが口の中に持ち歩いている」ことが判り、そのオリジナリティを周知する傍ら、派生して高校の理科教育に対してプロポーザルしていく狙いを含みます。

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