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初谷川(豊能町)自然観察会へ参加_そこで確認できた視点(2016年08月02日)

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初谷川(豊能町)自然観察会へ参加_そこで確認できた視点(2016年08月02日)

初谷川(豊能町)自然観察会へ参加_そこで確認できた視点(2016年08月02日)

水生生物センターのサポートスタップ講習会でご一緒した岡本晋弥さん(大阪自然保護協会)から誘われ急きょ、参加することになりました。地元の吉川自治会(豊能町)と池田土木事務所(大阪府)の共催で3箇所の小学校から児童と保護者で総勢180名の参加だったそうです。大阪・中之島生まれのシティ・ボーイだった岡本さんは幼少の頃、この初谷川に父親に連れられて、豊能の自然に魅せられたそうで、最初は昆虫類(カブトムシ・クワガタムシ)から生物への関心が芽生えたそうです。この辺りの里山は、炭焼きやホダ木づくりのため台場クヌギと呼ばれる上だけの伐採する独特の持続発展型の生産に努めて、樹齢が古くなった幹に形成された洞が甲虫の格好な生息場所となり、この一帯はオオクワ(ガタ)の聖地として全国的にも名高いそうです。

当日の活動ですが、1)川に対する注意事項(渇水で低水位でしたが・・)、2)川に入って生き物採集、3)生き物の仕分けとカウント、4)定番のパックテスト(有機汚濁指標としてCOD)による簡易水質分析、5)生物学的な水質判定・・という標準的メニューでした。

当日、講師を務めた岡本さんのように自然に親しむ子供を育成することは、大人になってから環境保全を継続する人材を育成する上で、欠かせない啓蒙活動だと思います。しかし、社会へ繋ぐ高校教育としてみた時、自然との接点は進路や職業選択に貢献する可能性があります。つまり、岡本さんの例にみる自然観察指導員のように直接的な立場から発展する、農林水産環境部門、上下水道事業、さらには昨今では、土木・建築分野で環境保全の要素を取り入れた思潮があります。無論、細胞や酵素、生理活性物質、遺伝子など、細かく興味が向けば、深遠なバイオ領域までがカバーできるでしょう。

水に流れがある標高が高めの河川(渓流から中流域まで)の場合、見落としがちな生態学的な視点を2つ、ここに提唱しておきたいと思います:

1)流れる川の水温を温度計で調べると驚くほど安定していて、河川は地域の"熱の安定化装置"とも言えると思います。この熱交換効果を利用し、お茶のペットボトルを河川水に浸して冷却しました。

2)川の水は、落葉や水生昆虫の脱皮殻(シャック、shuck)などが流下してきます。それが礫の隙間や造網トビケラなどの巣に引っかかり餌として摂食対象となったり、落葉のセルロース分や脱皮殻のキチン質(エビ・カニの甲羅の成分)が微生物分解を受けながら消失して行きます。河川は、目には見えない天然の"リサイクル装置"とも言える役割を担っていると言えます。

スーパーサイエンスコースでは、生物遺骸に由来するバイオマス(落葉や脱皮殻に加え、海藻などのアガロース成分も)が自然に消失していく加水分解活性を定量化するアッセイ手法も独自に開発研究中です。このような自然に対する見方もあります。

次期学習指導要領で問われていく育成すべき能力・資質には、①正解のない問いに対し、果敢に探究していく力、②チームとして全員が相互に全員参加型リーダーシップ力が想定されています。社会の実務現場で要求される素養も同様であり、現実に採用試験でも導入されていますから、一教育機関としての高校が"高校として"本来、取り組むべき教育の"あるべき姿"は火を見るよりも明らかです。

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画像・左:初谷川での自然観察会の全景、同・中:堂々と講師としての専門性及びリーダーシップを発揮された岡本晋弥さん、同・右:河川流下物の定置ネット採集(落葉、脱皮殻の流下インフロー・トラップ;ペットボトルの冷却兼ね;嵌め込み画像は、川の流れに対し扁平な形状をした水生昆虫)

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