堀川高校の「探究基礎委員会」の高校生との対話(2016年11月17日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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堀川高校の「探究基礎委員会」の高校生との対話(2016年11月17日)

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堀川高校の「探究基礎委員会」の高校生との対話(2016年11月17日)

堀川高校の「探究基礎委員会」の高校生との対話(2016年11月17日)

本日(17日)、京都市立堀川高等学校の「第18回教育研究大会(SGH中間報告会を兼ねる)」に終日、参加して参りました。北は北海道、南は九州まで全国各地から参観者が集った模様です。

冒頭、学校長の恩田徹氏から「京都は独自性で売る!」と力強い発言が為されました。東京を意識しての決意だと思います。いいですね、活気があり、力がみなぎる組織とは、こういう油が乗った感覚なのでしょう。最後は、京都大学総長の山極壽一氏(ゴリラの行動生態学がご専門)の「グローバル人材を育てる」という講演で締めくくりとなりました。

事前申し込みで参観を希望した公開授業は、森口裕之(博士)教諭が担当されている生物学ゼミでした。元理研(理化学研究所)研究員です。米国では10人程度の生徒が円卓を囲むゼミ(ハークネス・テーブル方式)が一般的ですが、それを踏襲したカタチで生徒が選定中の研究プロジェクトのテーマを吟味していました。ゼミでは、卒業生(学部生、大学院生)がTA(ティーチング・アシスタント)として活発にコメントしていました。博士号を持つ教員を雇用し、さらにOB/OGを起用することで、高校生の学びに質保証する理想的なロールモデルとなっているはずです。本来あるべき高校の理想形の一つでしょう。真っ当に学校教育をデザインしたのなら、成功を収めるのは至極、当然のこと。

私が最大の収穫に思えたのは、生徒だけで構成される「探究基礎委員会」でした。彼らとは真っ当な教育論議ができました。ポスターの説明で終わろうとしていた彼らに火を点けたのは、私です。彼らに真摯な質問を投げ掛けてみました。「この高校へ入学して、自分が成長できたと実感したのは、どの時点ですか?」 すると、彼らは自ら"ターニング・ポイント"という言葉を用い、「それは自分で研究課題を見つけた時です。」と2人とも口を揃えて応えてくれました。ホンモノです。別なブースでは「探究基礎で調べを進めていくうち、分野の選択がミスだったことに途中で気がついて助かりました。」という声も聞かれました。このような生徒と教員が伴に成長できるカラクリが、従来の高校教育課程の中では大きく欠落していたのです("予定調和"が良い、とする思い込みからでしょう)。

元国連職員の久木田純氏(関西学院大学SGU客員教授)も、海外からの帰国組で日本の教育を違った角度で眺められてきた視点に共感しました。曰く、効力感(願望実現するという手応え)、16歳以降は科目の学習ではなく、課題解决を扱う(フィンランド方式)、何かをやり遂げる"粘り(Grit)"が糧、自分で枠組みを作って自己評価する・・。このような主張が続々と壇上で飛び出しました。堀川高校の教育改革も日本へ帰国してから知りましたが、私も刮目し、大いに励まされたものです。

堀川の高校生に対して重たい質問を投げかけても、その場で考えて自分の言葉で、真摯に応えてくれたこと。海外事情に精通した者なら、日本の学校教育の問題に対して共感し合えること。これらが確認できたことが、本日の最大の収穫でした(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・左:堀川高校のエントランスの「教育研究大会」立て看板、同・中:敷地境界の壁に掲げられた横断幕の数々、同・右:堀川高校の教育理念、すべては君の「知りたい」からはじまる/ラテン語表記の"La Gaya Scienza"(学校案内2017)

付記:堀川高校の核心は、生徒が自主運営する「探究基礎委員会」にあるのかも知れないと、ナマの高校生と対話して、実感しました。1年生のうち「探究学習」に惹かれて入学してきた生徒の各クラスから4名が4月に選出され、計24名の委員が2年次終了時まで同じメンバーで活動するそうです。

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