学習障害(LD)を抱えた次世代支援の動向(2017年01月17日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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学習障害(LD)を抱えた次世代支援の動向(2017年01月17日)

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学習障害(LD)を抱えた次世代支援の動向(2017年01月17日)

学習障害(LD)を抱えた次世代支援の動向(2017年01月17日)

ダウンストリーム(下流)に位置する通信制高校には何らかの障害がある生徒を受け入れています。従来の概念では、それは"落ちこぼれ"と見做されてきた人々です。しかし、脳科学および診断技術の発達により、何か脳の機能に欠落がある人ほど補完しようと脳機能の一部が顕著に発達しているケースが見られます(補填機能の中には、人柄の優しさとして顕在化してくる場合も知られています)。

 とかく平均化した能力をもって優位であるかのように思われていますが、もとより人と人とは互いに支え合うべき存在ですから、欠点を補って余りある長所があれば何が支障となるのでしょうか? 

 近年、東京大学先端科学技術研究センター(人間支援工学分野)でDO-IT Japanプログラムを発足させ、障害のある学生の中から、将来のリーダーとなる人材を養成する実践活動をスタートしています。対象は小学生から大学院生まで、保護者だけでなく、学校や教員を対象とするスキームまで用意されています。すっかり時代は変わりました。

 私自身、指導対象者に文字を書くのを苦手とする生徒がいます。しかし、文字を書く際に不自由な以外、記憶力・観察力・着想力の見事さに、しばしば驚かされます。その生徒がいるお陰で見落とさすに済んだり、新しい発見をしたり、科学の実験室で欠かせない能力です。

 彼は軽度の発達性ディスレクシアだと知り、高校生本人が体験談を話してくれるということで横浜へ駆けつけました。当事者と支援者(専門の言語聴覚士)がペアとなって一般向けに公開してくれるのは極めて異例のケースだからです。聴衆の大半が保護者層かと思いきや、私のような教員を含む支援者の方が多かったことは意外でした。教育現場で支援ニーズが高まってきた証拠なのでしょう。

 主催者代表の日野公三氏は、初期対応が肝要で「様子をみる」と先延ばしするのは厳禁であると主張します。放置することで、二次障害(不登校など)や三次障害(うつ病など)とネガティブ・フィードバックが掛かり、重度に陥ってしまうからだと語ります。具体的な対策は、①ヘルプ・サインを出し、②リクエストできるようになることだと言います。同年代のコミュニケーションに支障があったとしても、異年齢のコミュニケーションに支障なければ実際、社会生活に支障はないはずだと指摘されます。既存の組織に適応が難しい場合、家族や仲間で合資会社を作り、新たなイノベーションを目指すことも彼らの特性を活かす挑戦になり得ると、将来展望を語ってくれました。

 当事者の I 君を成長させたのは、自分の障害を通じて自身を直視し、自らの改善経過をエッセイに記し、講演会で語ったこと、その成果をポートフォリオとして高校が正式に評価してあげたことが大きかったそうです。確かに数字の羅列のごとき成績表より数段の価値を持ち、成長の記録は本人を励ましてくれたことでしょう。人を育てる教育のあるべき姿です(教育デザイン室長 竹内 準一)。

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画像・左:会場となった"さくらWORKS(横浜市中区)"のエントランス、同・中:講演会のオープニング(アンブレラ関内、SNECセンター長・日野公三代表の談話)、同・右:講演プログラム内容

付記発達障害(DD)に関しては、エジソン・アインシュタインスクール協会(鈴木昭平代表)の講演受講レポートを以前、寄稿しています。また、サドベリースクールのスタイルを採るフリースクール、及びオルターナティブスクールの集会に関する報告も、併せてご参照下さい。以前、大阪校へは学校現場(兵庫・神出学園)で鍛えた臨床心理士の来訪を受けたこともあり、その経緯について記載しました。代替・支援策の最新動向に対して、無為無策で手をこまねいていたのではありません。

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