高校教育の「標準」が「ポスト卒業」を睨む時代へ(2017年04月16日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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高校教育の「標準」が「ポスト卒業」を睨む時代へ(2017年04月16日)

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高校教育の「標準」が「ポスト卒業」を睨む時代へ(2017年04月16日)

高校教育の「標準」が「ポスト卒業」を睨む時代へ(2017年04月16日)

教育デザイン室長の竹内です。この文脈で使われる「標準」には2つの意味が含まれます。つまりスタンダードとしての標準(平均的とか代表的の意)と、ターゲットとしての狙い(ゴールやその先)の意味です。「10年後、消滅する職業」という論調は、幾度か世間を賑わしてきました。事実、技術の進歩に伴い、音もなく消えていった職業は数多あります。例えば、私の高校時代には、大型コンピュータには「キーパンチャー」、印刷工程には「植字工」が欠かせない存在でした。日本語の世界には和文タイピストという業種がありました。ゲラ刷りのミスを修正する「校正者」という職もあったものです(今なお著作物の編集では存続)。すべて、これらの中間的な媒介職は相応の熟練が求められるにも拘らず、ICT技術によって駆逐されて行きました。ただ、不思議なほど一言の話題にもならぬまま、人知れず時の旅人として社会から消え去って行った感ありです。

同じことが起こらないという保証はありません。むしろ起こるとみて妥当でしょう。そこで私は高校教育が後期中等教育を担う重要性に鑑み、偏差値による進学先の割り振りをしている時代ではなく、進学先とその先にある職業選択_理想を語るならば「普遍的な能力開発」を高校教育の段階で意識しておかなければ、手遅れになることを危惧するものです。本稿は、世間が動き出していない状態でも、水面下の動静をキャッチしたので、現時点での注意を喚起しておく狙いがあります。

以前、ビッグデータを扱うデーターサイエンティストのニーズが海外で予測されていることを報じました(ポイント制による移民審査システムなどを精査しても解読可です)。日本の最新人事動向をウォッチしていて、その兆候が見つかりました。ただし、まだ医歯薬領域に特化されています。しかし、あるルートから耳にした話では各大学の各学科に(文理を問わず)1名ずつデータサイエンティストを配置しなければならないほど、この分野で日本は出遅れている感があります。早晩、統計的な処理を経ていない学術論文は一切、受理されなくなる可能性もあると予測されます。私自身も学生時代から日本と諸外国の論文の違いに気づいてはいました。統計パックが普及しているか否かの差から、乖離が始まったように記憶します。

臨床試験結果などSAS Institute 社の統計パッケージを専用プログラムが組めて、データセットを解析する技術者は高額な年収が保証されています。それに見合った需要もあり、相応の高い売り上げが見込めるからなのでしょう。その基幹技術を擁する社員のビデオメッセージを視聴し、同社の勢いを感じてみて下さい(大阪でセミナーも開催)。併せて両社が中途採用のそれぞれの部門ごと経験を積んできた社員で構成されている点にもご注目下さい。最早、一つの会社に永久就職する時代は終焉した・・と言うメッセージでもあります。統計学領域だけに限りません。実務畑を歩いてきた教員として引き続き、内外の動向を追跡しては適宜、最新の情報をお届けしますので遠慮なく時代の先取りをして下さい(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・上段:総務省統計局統計研修所が提供する「データサイエンス・オンライン講座」、同・下段左:最近の入門書の例、同・下段右:入門書の一つ(購入済み)

付記:現時点で、データサイエンス学部を擁する国立大学は滋賀大学のみ。文科省は滋賀大学を含め、6箇所の拠点校を設け、日本の学術研究が抱える脆弱性を補強していく方針との情報がありました(出典:Tekibo)。

文献:ここで取り挙げた統計科学の創始者は、英国の統計学者(集団遺伝学者)、ロナルド A. フィシャー、辺りであろう。彼は、ロザムステッド農事試験場という現場で実践者の求める問いに応える形で彼のオリジナルな統計学を集大成していった。フィシャーをはじめこの分野の歴史を以下のサイトから辿ることができる:

北川敏男『統計科学の三十年-わが師わが友』(共立出版、1969年、絶版)

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