ラボ(実験)ノートの時代が来た!(2017年07月24日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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ラボ(実験)ノートの時代が来た!(2017年07月24日)

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ラボ(実験)ノートの時代が来た!(2017年07月24日)

ラボ(実験)ノートの時代が来た!(2017年07月24日)

教育デザイン室長の竹内です。理科室で遅まきながら「ラボノート」をつける実践が始まりました。軽視していたのではありません。逆です。日本では一度も知る由のなかった「ラボノート」の重たい(実際に重い!)存在を、私は英国の大学研究室で初めて知りました。

驚いたのは、支給されたのが、まるで書籍のようなハードカバーで製本されたノートブックだったからです。パソコンのアプリケーション・ソフトとデータの関係を考えてみれば、当然です。プログラムや本は失くしても絶版でない限り、お金で買えます。が、実験データを書き込んだノートとか記録したデータはお金で買えません。(バックアップもない手書きの生データは)世界中でも、唯一無二の存在なのです。

この考えてみたら当たり前過ぎる原理を具現化したのが、(クロス張り)ハードカバー版・ラボノートでした。

それだけサイエンスコースの運営に重要なカギとなるラボノートが、なぜ徹底できなかったのでしょうか。それ以前に、生徒が登校して来てくれること、同じ時間帯(コア・タイム、午後1時から3時)にラボメイトが集まって意見交換すること、このような基本中の基本ですら、未だに徹底できているとは言えません。

これは強制力を持たない通信制高校の通学コースの持つ"オプション"であるがゆえの弱みです。折角、学習指導要領に制約されず、お決まりの授業や試験もありません。むしろ大学研究室並みに博士号を持つ教員が参画し、必要な機材や専門書、文献資料が完備していながら、また英語で論文執筆、口頭発表する指導体制を備えながらも、その強みを活かせないという歯痒さです。在籍生徒はほぼ例外なく小学校の高学年から中・高時代に不登校を経験していますから、強制する手が有効な筈ありません。大阪府池田市でフリースクールを運営している白井智子女史も実践しているように「自ら変わることが必要であることを自覚するのを気長に待つ」スタイルです。

しかし、スーパーサイエンスコース(SSC)では、自分を磨き、社会的な信頼を得るために外部機関との交流だけでなく一部、研究費を得たり受託研究に着手し始めています。無理は禁物ですが、いたずらに3年間しかない高校時代の成長時期を時間切れにする訳にいかない葛藤がありました。通常の高校では、試験の成績で生徒がコントロールできるのですが、SSCでは自由研究などの活動成果が動機づけとなり、特にリバネスなど外部機関から研究費を受けている状況が外圧(同時に応援団でもある)"となり、生徒への働きかけに寄与しています。

一歩ずつの "習慣化"と、 そこから得られるメリットを体感して貰うより他に名案はありません。先の白井女史も生徒の中で個人差が大きく、一日で分かる生徒から数年かかる生徒もいて、事情はマチマチだと指摘しています。あとは先に進んでいる生徒を間近で見ては何か感じて貰っては、お互いが感化し合う展開の実現を願うのみです(文責:教育デザイン室長/スーパーサイエンスコース「探究学習」指導担当・竹内 準一)。

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画像・左:日本の市販ラボノート(Research Lab Notebook、極東)、同・中:海外の市販ラボノートの例(左:生物実験用、右:フィールドワーク用、ICGtesting社、米国)、同・右:土曜日に実験をやりに来て、ラボノートに記している河脇凌くん(3年生)。

付記:スーパーサイエンスコースで実験を行って独自の成果をあげれば、AO入試出願の対象になります。独創性が求められる学術研究では「人と同じ結果」では、難解な漢語ですが、「剽窃(ひょうせつ)」と呼び単なる「モノマネ」では済まず、不正行為となり紛争の元です。入試対策で立派に通用してきた「模範解答」と同じ結果は、たとえ「正解」と言えども教育的にはともかく社会的に価値に乏しく、通用しなくなる時代が、そこまで来ているということです。これから来る時代は、「新しい価値」を生み出せるか否か問われる社会になります。まさに、ラボノート時代の到来と言えましょう(竹内記)。

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