英文エッセイ・ラィティング法を伝授(2017年09月17日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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英文エッセイ・ラィティング法を伝授(2017年09月17日)

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英文エッセイ・ラィティング法を伝授(2017年09月17日)

英文エッセイ・ラィティング法を伝授(2017年09月17日)

教育デザイン室長の竹内です。昨年度は通信生1名に対し、今年度は2名の通学生(サイエンスコース)に英文エッセイ・ライティングを体験して貰いました。今日は、言語が持つ人や国の運命をも変え得る力のお話です。

私の特技は何を隠そう、英文エッセイ・ライティングです。英語が得意だからではありません。書きたいテーマがあり、それを表現するには能動的な言語である英語で書き綴った方がシックリと行くからです。日本語では堂々巡りをして、見えて来なかった結論に到達できることすらあります。恐らく日本社会も英語媒体で会議し、文書業務して行ったなら、難題でも生産的に善処していくことでしょう。表現力豊かな情緒性はあっても、日本語は理詰めで現状分析し、問題解決していくためには不向きな言語だと私は考えます。

科学や民主主義が英語やその近隣語族の言語圏で生まれたことは決して偶然だとは思えません。日本語と英語では、もはや「描ける世界が異なる(到着地も異ってしまう)」というのが私が抱く実感です。

今年、2人の男子高校生に英文エッセイ・ライティングの世界を体験して貰った理由は、2人とも表現したい実体験を積んできているからです。そのような蓄積がないことには、英文は書き起こせません。英語は当事者でないと書くことができない言語体系だからです。仮に翻訳業者に委託しても、当事者しか知り得ない情報は不正確となるか、酷いと欠落してしまいます。自由な発意で英文エッセイを書く行動は、英語力(?)検定の目的として試験問題を解く(?)のとは、全く似て非なる世界だからです(英文エッセイの方が実効性に富んでいます。だから欧米では、英文エッセイが大学教育を受ける適性診断に使われるのです)。

それでは、2人の高校生に証言して貰うことにしましょう(文責:教育デザイン室長・竹内 準一):

❏ グループを牽引するリーダーシップを発揮した岩田祐樹くん(3年生)

英文エッセイを書いてみて先ず感じたのが、目の前で概念や考えがまるで立体のように組み上がっていくことでした。物事を抽象化して捉えられるようになり、その一方で重点や道筋は鮮明になるのです。英語にはそのような性質があると聞いていましたが、想像以上の感覚に驚きました。

また、英文を書く前提で構想を考えていると、日本語の思考自体が切り替わることも体感できました。英文を書く準備の段階から思考の変化が起こるようです。このことを活かせば、日常の活動の中で"英語を取り入れた日本語"という面からの見方ができるような気がします。

この他にも2つの発見がありました。1つは、英語では表現できない日本語の語感があることです。僕はエッセイの中で「唖然とした」と表現したい部分がありましたが、この驚いた感覚をぴったり表現できる英語がないのです。amazing が近いのでしょうが、何か違うなと。言語による概念の違いを感じる出来事でした。2つ目は、エッセイのネタが実は身近にあることです。無理矢理にテーマを探そうとするのではなく、自分が過去に、或いは日常的に考えたり議論していることをテーマにすればネタはたくさんあるのだと気付きました。いろいろな体験をし、それについて議論することは、自分を豊かにしてくれますし、さまざまな場面で生きるようです。

❏ 林間学校のリーダ役を果たした実体験を綴った新保雅史くん(3年生)

今まで僕は、英語が嫌で背を向けてたけど、英文エッセイに挑戦して文を一から作り上げていくクリエィティブ感と日本語にしか出来ない表現の仕方がある*1という事を知れて驚きだった。大学へ行ってからもこんな驚きが待っているかと思うと、今からワクワクしてくる。

*1 コンテスト応募作品なので詳細は伏せますが、新保くんはヘビがカエルを丸呑みするシーンを目撃し、その「丸呑み」する動作を表現しようと、Googleで似たような画像や動画を当たり、「丸呑み」をどう英語で表現しているかを調べました。が皆、"catch and eat"(捕まえて、食べた)ばかり、やっと見つけた「飲み込む」文例も、"slurp noodle" と麺類をすすって食べる日本人に特有な動作に使う表現でした。

参考サイト:ラーメンなど麺類を"すする"日本人の動作を論じたサイト、及び動画を紹介しておきます。言語と文化、そして思考は一体化した"パケット構造"を作っているものと理解して下さい。

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画像・左:オランダの創造的リーダーシップを先導するTHNKサイト(トップページから;幹部の1人は社会教育活動Delitelabsで展開中)、同・中:ヘビがカエルを飲み込む衝撃的な動画の例(米国・コネチカット州のCTNaturalist Productions、Will Micheal氏;インタビュー動画)、同・右:高校のあるべき学力像を提言した『高等学校_新しい学力像をどう描くか』(高井高盛・学力問題研究会、2005年、学事出版)

付記:昨年度、応募した安酸美咲さんの作品「Lost」をここで公開します。選考には漏れましたが、英文でエッセイ・ライティングを書き終えるまでに彼女を苦しませた幼少時からの辛い体験は閉鎖的な地域社会で集団が平静を保つための生贄(スケープゴート)にされてきた・・としか結論が出ないまでに論点が整理できました。英文を書くという行為が、我々を一つの和平に導いてくれたのです。

彼女は今春、ルネサンス大阪高校を卒業し、就職した先で技術を磨き、本人も別人のように明るく、そして綺麗になっていました。理科室を訪ねてきてくれたことがありますが、本人と気づかないほど見違えた容姿でした。英文エッセイ・ライティングの効能がそこまであるとは断定しませんが、心の奥底に残っていた積年の蟠りを洗い出すお手伝いを果たせたのだとしたら望外の喜びです(竹内記)。

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