未知と既知を見極める力=検索エンジン(2018年01月13日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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未知と既知を見極める力=検索エンジン(2018年01月13日)

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未知と既知を見極める力=検索エンジン(2018年01月13日)

未知と既知を見極める力=検索エンジン(2018年01月13日)

新年に高知県へ家族旅行で行っていたAくん(プレスクールの中3生)が、研究材料のイシマキガイだけでなくお土産に柑橘類を持ってきました。その中の一つの果実の表面に、ゴマみたいな黒いツブツブが付着してました。今回、3年生が「何だろう?」と好奇心(inquiry/enquiry)*1を持ちました。これが「問う」力です!

*1 疑問とか質問という訳語で筆頭に出てきますが、私は個人レベルでの未知事項の学びへ向かう心と言う意味では生徒の関心を惹きつける「好奇心」こそ「探究心」の駆動力だと考えています。授業や試験を行い、成績や合否の結果を原動力としている従来の学校教育システムと一線を画す、正統な教育デザインに足る方策であり、現実社会のニーズに応える学校教育だと捉えています。さらに検索では答えが見つからない時、オリジナルな研究のスタートラインに着いたことを意味します。先行研究(道標)がないと言うことであり、この先は自分の足で歩かねばなりません。3年生は既に、この域に達しており、高等教育を受けるに値する準備がされたことの証しとなります(未知の世界に触れたか否かの判定こそ、進学適性へのスタンバイ完了と見做すべきでしょう)。

探究学習に熟達してきたサイエンスコースの生徒の中でも、このような状況で抜群の検索能力を発揮するのが河脇凌くん(3年生)です(以前、春先に風に乗って飛んできたアブラムシの時にも実証してくれました)。手持ちのスマホを用いて瞬時に正解へ辿り着きました。決め手は検索時に選ぶキーワードですが近年、検索エンジンが改良されてアラジンの魔法のランプのごとく、スマホに問い掛けるように検索することができるそうです。

今回は何と「柑橘類の黒い殻の虫」とスマホへ問い掛けただけで、検索結果の候補として登場する本文と画像を照合して見事、的中したことを確認したそうです。実に便利な時代になったものです。ちなみに、キーワードの選定によって検索対象の範囲を幅広くしたり、狭めたりが可能です。敢えて「柑橘類という広くカバーできる語彙を選択した。」とは、河脇凌くんの説明でした。これを続けていくと検索の腕前は向上し、オープンエンドな問い(未知)に遭遇しても怖気づかなくなるようです。河脇凌くんは昨夏、とうとう検索してもヒントすら見つからない未踏の領域に踏み込みました。困惑すると同時に肝を据えて、いっそう未知の世界を前にしても個人のエフィカシー(自己効力感)が高まる*2こと請け合いです(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

*2 日本の学校教育は、様々な局面で「罠」のように至る場所に張り巡らされており、学習者が自信を喪失して無力感(効力感の真逆)に苛まれるように追い込んで行く場面が多々、仕掛けられています。聞くだけの授業、正解が決まった試験、受験偏差値のような単一尺度による序列化・・まるで人心コントロールを行う目的で設計されたがごとき疑念を感じます。この無力感こそ、人を自殺へ追い込む罠の正体です(侮ってはなりません)。

スーパーサイエンスコースでは、「探究学習」や「創作学習」などリアルな活動を通じ、落とし穴に嵌ってしまった生徒を救済するプロセスを通じ、呪縛を解く活動を実践しています。こうすることで不登校・中退者に対し一人ひとりの事情に応じた救済活動を行っています。いろいろな生徒が混じっていることで、お互いに相違点と共通点を掴みながら数ヶ月から1年間で、生徒の表情や行動が目に見えて改善されていく例を見ています。これは、もう偶然の出来事ではありません。意図的に研究開発し、方法論としてデザインしていくことができる領域です。既存のプログラムで使えるシステム(来週に予定しているPX2セミナー)も併用し、補完して行きます(竹内記)。

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画像・左:柑橘類の果実の表皮に付いた害虫、カイガラムシ*3の一種、ヤノネカイガラムシ同・中:ヤノネカイガラムシ虫体の背面(左上)と腹面(右下)、同・右:実体顕微鏡の落射光下で観察中のところ。

*3 カイガラムシは昆虫の一種だが、固着生活に入ると動かなくなる。針を植物に刺し込み、栄養分を吸引する。一般に、光合成産物である糖質は炭素分が過多であるため余剰の炭素を重合させ、蝋状の成分や色素を生合成する。そのため水を弾くため農薬が浸透しない(界面活性剤を加えると、有効成分が体内に浸透しやすくなる→筆者による実証例;都政新報の拙著記事)。なお、ヤノネカイガラムシを天敵の寄生蜂を用いて生物学的な防御(pest control)で制圧した日本人農業技師、西野操氏の功績が知られている。実に誇らしい歴史に思える。

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