生徒が覚醒する「コーチング」部活が発足(2018年05月12日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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生徒が覚醒する「コーチング」部活が発足(2018年05月12日)

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生徒が覚醒する「コーチング」部活が発足(2018年05月12日)

生徒が覚醒する「コーチング」部活が発足(2018年05月12日)

スーパーサイエンスコース担当の竹内です。私が教育にコーチングを導入したいと思ったキッカケは、生徒たちの心がしばしば冷めてしまっていて、生きる力となる心の火が燃えてないと感じたからです。その原因となった要因の一つに、これまでの学校生活を通じて形成された「負の刻印」があると疑っています。

当コースでは昨年、スポーツ分野で指導実績があり、実践的な完成度も高いと思われる「PX2セミナー」を大阪市内で生徒と教員とで受講してみました(オープン形式は現在、東京でしか開催されていないそうです)。その結果、コーチングに確かな手応えを感じ、クローズド形式でサイエンスコース限定で教育機関向けのスキームで第1回目をPX2を統括しているBWFインターナショナルに申請して開催して戴きました。

現在、4月下旬に第2回目を新1年生を交えて開催する準備を進めている一方、生徒たちが自分自身の手で生きる力を養っていくために各自の課題とリンクさせて学んだ内容を応用していくような拠点を新たに部活を発足させて、取り組む計画を進めています(企業でコーチングを採用した例は聞きますが、高校の部活にする例は稀少と思います)。以下は、主力だった3年生が卒業して行った今、サイエンスコースの次のステップを担う後継者たる生徒たちに経験談、そしてこれからの抱負を述べて戴きました(文責:教育デザイン室長・竹内 準一):

コーチングは自分が誇れ、発信する意欲を再認識させる(3年・後藤大空くん) 先日、コーチングの触りの部分に触れただけで、自分の中に大きな変化が見られた。今までは撮った写真を自己満足して済ませていた面があったが、自分のセンスを磨きあげ、感性のアンテナが持つ感度をもっと極められるということを再認識できたのだ。自分自身がその世界へと踏み出したいと思え、さらに何かに出して「発信したい」とか「伝えたい」と思うようになったこと。最後には、自分が自分自身の作品とその世界観が好きだ・・と思えるようになったこと。このような気持ち*1が芽生え出したのだ。

その後、理科室を訪ねて来てくれたペドロさんと話したりして、さらなる確信ができた。今まで自分から関わりに行くことに目を閉じ、耳を塞いでいたのが、なぜかそんな意識がなかったくらいに話すことができたのだ。その時は考えてもみなかったが、今になって不思議な気持ちになる*2。自分が初めての人に、しかも海外の人を前にあんな風に話すなんて、以前は考えられなかったことだったのだ。

転機は、自己紹介の時だった。正直、初めの間は「英語なんて話せないぞ・・」とビビっていた。自分の番が回ってきて、とりあえず何か言わないと・・と焦っていた時、"I like photography."・・この一言と同時に、自分のスマホに保管しておいた写真の作品を彼に見せた。たぶんペドロさんに「これ君が撮った写真かい?」と聞かれたのだろう。が、・・英文はわからない。答えは「Yes.」だけ。

どうやって撮ったの?どこで撮ったの?と聞かれ、たどたどしい英語もしゃべったが、ほぼ単語とジェスチャーで答えていた。だが、喋っている間は最初ほどの緊張感はなかった。「どう伝えればいいだろう」とか「どういえば伝わるだろう」という相手の目線に立つことを心掛けていたのだ。

そして「最近話題になっていたサイリウムダンスというのは知っていますか?」と聞いた。「知らない」と聞いた途端、「やってみせましょうか?(Shall I do it?)」と、こぼれるように英語が出てきた。あってるかどうかなんてわからなかったが、通じていたみたいなのだ。「見せてくれるのかい?」と楽しみにしたようなしぐさで行ってくれた時はほっとした。

そしてダンスを見せた後、「いいものを見せてもらった!」と言って貰えた。ここが分岐点だった。

正直、自分でも何が起こっていたのかわからないが、ペドロさんの言っていることがはっきりと理解できるようになり、英文和訳じゃなくニュアンスに近い表現まで拾えていた。それに英語で言葉を返すこともできたのだ。単にテンションが上がっていただけかもしれないが、それでもおかしいくらいに喋れるようになっていた。

気づけば、伝えることに"億劫になっていた自分"がいなくなっていた。伝えられなかったらどうしよう、と思うこともなくなった。そして最後は「また来てください(Please come again!)」と話していた。昔の自分「喋ることに、伝えることに憶病になっていた」そんな自分が、いなくなったのを感じる。

自分は正式なセミナーを受けたことのない身だが、コーチングのファシリテータ役をする高嶋さんと出会い、コーチングのイントロを教えてもらっただけでも、ここまで変われたのだ。コーチングは人に伝える/発信することコミュニケーションする意味と大切さを教えてくれる機会であり、人に自分のやっていることを伝えたいと思える、自分の持っているものを誇り思えるようになる場に思えた。次のセミナーをしっかりと受けたいと思う。

*1 大空くんよ、学校で教わる漢字読み書きの「自信」ではなく、世に言う「自信」の実体を手に入れた瞬間なんだ。それこそ、私がキミに教えたかったコトの全てだ。*2 後で振り返ると「いったい何語で話したのだろう?」となった時、初めて英語という生きた言語を運用したのだと言える。日本の英語教育に、大きく欠落している部分だ。*3 大空くんは、学校で植え付けられてきた一教科として「英語」ではなく、世界中の人たちが使っているコミュニケーションの道具としての「英語」を掴み取った瞬間を、自分で自分の言葉で書き残してくれた記録である。漢字練習帳はあっても英語の教科書はあっても、これまでの学校教育が肝心要の中身を生徒たちへと付与して来なかったことが知れる。

❏ 新1年生コーチング・クラブ部長・副部長からのご挨拶 僕は今回、新しく立ち上げた「コーチング・クラブ」部長のハルトです。ハルトと言うのは、セミナーに参加した時のニックネームです。それ以来、このニックネームを普段の活動の時にも使用しています。「コーチング・クラブ」は独自の考え方で、「自分を変えてみよう」というコンセプトで活動をしたいと考えています。そして今回、僕はこの挨拶文と「コーチング・クラブ」発足を予告するためイメージ・デザインを考えました。このデザインに込めた想いは「未来への一歩を踏み出そう!」で、とことんシンプルを目指しました。最後に、僕はこの活動で何かを掴めることをとても楽しみにしています(1年 丹治遥・部長)。色々な考え方を取り入れることになる1つのチャンスになるので、期待しています(1年 中村碧・副部長)。※卒業生が作った雰囲気を長く伝えて貰えるよう、新1年生を起用しました。

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画像・左:大阪城公園の梅の花(サイエンスコースで撮影会をした時、後藤大空くんの作品)、同・中:理科室で披露したサイリウムダンス(ペドロが来校した時後藤大空くんのアトラクション)、同・右:コーチング・クラブ発足の予告するイメージデザイン(丹治遥さんの作品

付記:コーチング・クラブは、サイエンスコースの竹内準一が顧問、入学相談部の渡部雄士さんが副顧問で発足し、さらに外部指導者としてファシリテータの高嶋芳幸氏に協力を依頼しています。高嶋氏の所属するリバティコーチング(東京)は、コーチング部を創設する学校を支援するプロジェクト*4をスタートさせました。

高嶋氏は以前、PX2セミナーに参加しただけでは「良い話が聞けた」に留まってしまい、何か別の活動で直ぐ応用して貰うと、自分の力になって定着すると語っていました。まさに、後藤大空くんの場合、写真撮影が一つであり、次のペドロさんと交わした英語でのコミュニケーションが、次に続く具体的な体験例だと思います。サイエンスコースは、一人ひとりが個々に異なる課題を持ち、お互いが自分を表現し合う風土(カルチャー)が形成されてきていますので、コーチングの導入で生徒たちを後押ししてくれる効果が期待できます。なお、PX2セミナーはサイエンスコース限定で申請したBWFの規定に従った公式な活動ですが、セミナー受講者である生徒が学びを実践するため発足させる部活としてのコーチング・クラブには、通学生・通信生を問わず誰でも参加可能です。PX2セミナーは規約に基づき非公開ですが、上記の後藤大空くんのようにPX2セミナーに出ていなくても、そこから漏れ出たエネルギーに触れただけでも生徒が覚醒めていく効果があるのは確かと言えそうです。

*4 「コーチング部」 立ち上げサポートプロジェクト開始のお知らせ(2018年5月8日) 教育現場が必要とする社会的ニーズ(経団連、2016)に応える素地が企業人の研修に導入されて既に実績のあるコーチングにはあります。現在進行中の教育改革も、学卒者を雇用する企業サイドからの働きかけによってスタートしており、学校と社会との接続性を握る一つのカギがコーチングで、「学びのエンジン」となり得ます(竹内記)。

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