新年度のサイエンスコース開講初日の光景(2018年04月18日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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新年度のサイエンスコース開講初日の光景(2018年04月18日)

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新年度のサイエンスコース開講初日の光景(2018年04月18日)

新年度のサイエンスコース開講初日の光景(2018年04月18日)

昨日(17日)、通学コースが開講した日の午後、2018年度のスーパーサイエンスコースが快調に滑り出しました。昨年の夏、理科室の床にバッタの子が跳ね回っていた光景とは全く違う光景が展開されています。それはその時にいる生徒が抱く関心を軸にしてサイエンスコースを走らせていることの証拠です。言い換えれば、固定した教育カリキュラムではなく、「生徒主体(student-centered)の学び」が実現していることの証しです。

今回は新1年生の中村碧くんが「魚の解剖をやりたい。」と言い出し、他の1年生の2人が加わって3名で碧くんが自宅から持ち込み、理科室で冷凍保存してあった材料を用いて、解剖を始めました。この日は、クラス単位の活動が終わると10分間ほどで集まった生徒同士で自己紹介を簡単に済ませた後、何をするか・・の予定を決めておいてなかったため、反ってスムースに生徒たちが自主的に動き出したのです。

これまでの教育課程は、予め決められたカリキュラムを忠実に実行して由としました。ところが、探究学習を標榜するサイエンスコースでは、その定石を踏みません。それでは、"手本をなぞる活動" に終始してしまい、オリジナルな気づきとか発見は起こりようがないため、生徒が急成長する現象も起こりようがないからです。ここが「生徒の成長」か「教員の都合」か、で分かれる「明」と「暗」の分岐点になります*1

*1 教員もスリル満点ですが、「生徒の成長」を優先しないことには、「教員の成長」も起こり得ないのです。また、生徒の急成長は仲間の生徒へも波及し、お互いに共鳴し合うようにして、さらなる共成長を遂げます。

それでは昨年度、僅か1年間で目覚ましい成長を遂げた卒業生の新保雅史くんの証言を引用して、その成長の道のりを示したいと思います。後輩諸君は「糧」にして欲しい(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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❏ 卒業生(京都学園大学バイオ環境学部)新保雅史くんの独白  一年前、僕は何していただろう。サイエンスコースに入ったはいいものの、ポケーッとしていて自分でやる事も決められずにいた。皆で何かをするときも同じ空間にいるのに一人だけゲームしていたり...。そう、まさに「そこにいるだけ」の状態だったのだ。

そんな「脳死」したも同然だった僕を変えてくれたのが、昔から好きだった「虫」という存在だった (もっとも、生気を失っていた自分を見て周囲の人たちからは虫好きの面影も感じられなかったらしいのだが・・)。虫が僕の成長のチャンスを作ってくれた。サイエンスコースに入ったキッカケも虫が好きだから、一緒に虫のことを学べる仲間が欲しいという想いを持って入ったし、自分で何かに取り組み、そしてそれを誰かに話せるようになったのも、虫について何か知りたい、そして誰かに話したい、相手にも知ってほしいと思って、僕なりにやって行ったからそういう力がついて行った。

当然、僕が成長出来たのは周りの仲間の応援のおかげもあった。何かやりたい事があればいつでも応えてくれる先生や互いに思い遣り、支え合える友だちがいてくれたことも大きかったと思う。思い返せば去年の8月のことだが、僕は進学希望の大学のエントリーシートを書いていた。しかし、綺麗ではあるのだが、どこか力が抜けている。およそ人を感動させられない文章だったのだ。

8月は他にも本当に色々な事が重なった。昆虫に関連して研究した事を聴衆の前に立って発表したりもした。しかし上手くいかず、自分の納得出来ないかたちで終わってしまった。悩んだ。苦悩に打ちひしがれた。そして発表の翌日の夜、僕は決めた。エントリーシートを丸ごと書き直す、今の自分の気持ちをぶつける、と...。

そう、その時が僕が「覚醒」した瞬間だった。今までの自分に打ち勝ち、初めて自分で"自分の殻"を破ったのだ。その日の晩にエントリーシートを新しく気持ちを思い切りぶつけて書き上げ、次の日の朝に出願先の大学に持ち込みで提出した*2。それから何かに目覚めた僕は、色々な訓練を積み次々と覚醒していく。人前でしっかりと喋れるようになったり、文章力が格段に上がっていったり、詩人になったり、些細な事に気づけるようになったり、譲れない夢や信念が芽生えたり...。僕は仲間*3の支えがあったから、ここまで成長して来れた。そんな最高の仲間と出逢えたのも、好きだった虫がカギだった。僕が色々なことにchallengeして来れたのも、全部虫が常に僕の中に存在し、成長するエネルギーをくれたからだった。幼い頃から好きだったものが僕を助け、大きな力となってくれたのだ。

好きなこと、譲れないものってのは時に力となり、その人の中でメラメラと燃える存在になり得る。好きなことがある人は、それに忠実になればいい。迷う必要ない。誰かが何と言おうが振り切ってしまえば一人勝ちだ! 一緒に突っ走ろうぜ、僕らの同胞たちよ!

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画像・左:新1年生トリオが始めた魚の解剖教室(左から丹治遥さん、料治輝くん、中村碧くん)、同・中:頭部骨格標本作りの肉削ぎ(ハルトくんの手)、同・右:カマ(頭部)と摘出した直後の透明な水晶体(球体)

付記他校サイト桐朋学園生物部)で、ブリの目の周辺部の解剖経過を撮影記録したブログがありました。音楽教育で著名な学び舎と思いきや、旧東京教育大学の流れを汲んだリベラルアーツの伝統を誇る校風を感じました。中等教育課程の「枠組み」を越える試み(特別講座)も進められています。本校のような新設校と伝統校との両極に、魚のカマを解剖する活動という接点を見い出し、「縁は異なもの」と感じます(竹内記)。

*2 出願の締切日に大学事務の窓口へ持参した新保くんは、「入学したかったら3回まで受験できますから。」と言われたらしい。新保くんは1発目で合格を勝ち取りましたけれど・・。*3 新保くんの同級生の岩田くんは同じ大学(同じ学部学科)へ特待生枠で合格したが、これまた「合格者へ他大学との併願を妨げない。」とする思い切りの良さから真剣に同大学へ入学したい志願者を欲しがっていた様子が見てとれました。今、大学を悩ましている問題は、単に成績の良い層を集めただけでは大学教育が回らない・・という問題です。英国の大学では志願者を成績順に合格させる選抜方式をとうの昔に止め、校風とのマッチングを重視しています(竹内注記)。

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