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地域社会と繋がるオープンな学校の未来像(2018年10月21日)

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地域社会と繋がるオープンな学校の未来像(2018年10月21日)

地域社会と繋がるオープンな学校の未来像(2018年10月21日)

昨日(20日)の午後、イタセンネットのシンポジウムと、エネルギー環境教育のシンポジウムが同じ日に重なりました。開校して4年目の折返し点を迎え、満5年を迎えるに至って範囲を拡大してきました。

(1)市民と歩む『イタセンパラシンポジウム』 in 淀川 2018 イタセンネットという市民活動にルネサンス大阪高校の部活「環境保全クラブ」が加盟し、所属団体の代表が理事として名を連ねる仕組みであるため同シンポジウムは欠席しましたが、総会にだけは顔出ししました。前期までスーパーサイエンスコース(プレスクール期間中を含め)に在籍していた中村碧くん(1年;生物多様性センター・サポートスタッフ登録者)が週末に行われるイタセンネットの保全活動に参加しています(時折、イタセンネットのブログに登場します)。通学コースを辞めた生徒も、魚好きの仲間(大学教授から大学生・高校生)と一緒に学校外の場での活動が継続できる訳です。ルネ大阪に決めた理由の一つに「環境保全クラブ」としてイタセンネットに参加できるから・・という動機を入学時に聞きました。昨年末、巻貝から寄生虫を偶然に発見するなど、目覚ましい研究をスタートしたにも拘らず、その方面への意欲が萎んでしまった要因は、彼の関心が魚類に関する研究活動でなく、観賞魚の飼育や育種などブリーディング分野*1の実践活動だったと理解するならば、頷けることです。 予測不可能な時代にあって、進路選択の多様性は必要不可欠だろうと思います。そこに、大学や研究機関、行政、企業、市民が集うプラットフォームがあったため、学校教育の正規カリキュラムが到達できない実践面を補填できるので幸いです。

*1 最近、私が理科室でコオロギの繁殖を始めたのを知って、碧くん本人がグループLINEの中で自分の見解を表明してくることがありました。

(2)エネルギー環境教育シンポジウム『社会に開かれた教育課程』 新しい学習指導要領に盛り込まれた「社会に開かれた教育課程」をエネルギー環境分野で実現するため、これからの学校は地域のリソースを活用し、学校と地域社会が連携する方向性を目指しています。同シンポジウムでは企業セクターの代表として大阪ガス(ソーシャルデザイン室)、関西電力(エネルギー広報グループ)が、教育関係者として市立東粉浜小学校、加古川市教育委員会からシンポジストが参集し、近畿・北陸エネルギー教育地域会議が主催し、京都教育大学の山下宏文教授をコーディネータとする活発な討論の場がありました。

これまでの日本の学校は、とかく実社会から隔絶された世界でした。教員も大学を卒業して即、教員に採用されたら最後、先ず実務社会へ接触する機会はありません。教員も実社会の一部だと思われるかも知れませんが、第一次ないし第二次産業の生産現場や、企業や行政の第三次産業のサービスの世界とも明らかに異質です。そこは生徒と教職員で構成される「閉鎖空間」であり、外部から第三者が入り込める余地のない外から見たら「密室社会」でした(住む国が異なると*1、状況は全く異にしていました)。

*1 私が移民して経験した英国の公立の小学校や中高一貫校には、保護者が出入り自由でした。実際、ヘルパーという制度があり、妻や私が教室へ入って手伝うことが可能でしたし、授業も参観できました。ギターの演奏指導やサッカーの技術指導も、小学校では授業時間中に適宜、中高一貫校では放課後、希望する生徒が有償で受けられました。バンコクのインターナショナル・スクールや国際機関に準じた大学(AIT)の敷地内には地域住民が食堂や売店を出したり、図書館が市民に開放されていました(公共図書館が充実していないためでもある;近年、ようやく日本でも大学図書館が市民に開放されてきた感があります)。

2年前の中央教育審議会の答申を受けて、学校が家庭や地域社会と連携して機能するべきとするポリシーが盛り込まれ、社会にもともとあったリソースが密室だった学校と初めて積極的に繋がる余地が生まれてきたのである。さらに、次期学習指導要領ではキャリヤ教育や専門教育を充実させるとの視点から、個々の企業や省庁出先機関、学校教育の枠を越えた産業界との連携がようやく射程に入ってきました*2

*2 私が前籍校(国立高専)で分野代表(学科長)を務めていた時には、土木技術分野で国交省の国土技術アドバンスト・プログラムを率先して利用し、博士号を持つ専門職員に講義の一部を分担して戴き、学生の社会への目が開かれ、学習意識が格段に向上した経験をした。今も同事業は継続している模様である。

今回のシンポジウムでは、大阪ガスや関西電力の資源エネルギーを題材とした社会と学校を橋渡しできるメニューの数々をご紹介戴きました。詳しくは、各企業のCSR(corporate social responsibility)または広報の窓口に情報が集約されています(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・上段左:天然記念物イタセンパラの実物展示、同・上段中:市民活動イタセンネットの活動を紹介するパネル展示、同・上段右:総会及びシンポジウム会場となった大阪工業大学梅田キャンパス(近代的なOITタワー)、同・下段左:地域社会と学校との連携を訴える座長の山下宏文教授の基調講演(ご講演のパワポ画面から)、同・下段右:シンポジスト4名のプレゼン後の座談会の光景(左から右へ、京都教育大・山下宏文氏、大阪ガス・船渓俊輔氏、関西電力・小西大介氏、加古川市教委・山本照久氏、大阪市立東粉浜小・羽川昌廣氏)

付記:ルネサンス大阪高校のサイエンスコースは、今に至る時代の流れを先読みし、市民ネットワークのイタセンネットに高校として初めて加盟した他、高校教育課程に相応しく環境(生物多様性)保全だけでなくエネルギー資源まで、徐々に扱う範囲を拡大してきました。学校教育は次世代を育成する事業です。当然、近未来を見越した施策を打ち出さなければ、単に過去を踏襲していては社会ニーズとの齟齬が生まれても当然です。しかも、伝統のない後発の学校ならば、尚更のことです。これは当該校を選んでくれた生徒や保護者という顧客に対する当然の責務、とも言うべき方針だろうと考えています(竹内記)。

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