サイエンス卒業生の「昆虫少年」が行く(2018年10月28日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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サイエンス卒業生の「昆虫少年」が行く(2018年10月28日)

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サイエンス卒業生の「昆虫少年」が行く(2018年10月28日)

サイエンス卒業生の「昆虫少年」が行く(2018年10月28日)

昨日(土曜日)、大阪府立環境農林水産総合研究所の一翼を担う生物多様性センター(旧・水生生物センター、寝屋川市)で開催された第2回サポートスタッフ講習会「昆虫のおはなし」に今春、大阪校を卒業した新保雅史くん(まーブル;昆虫記を著したファーブルにちなんだ愛称)が登場しました。

サイエンスコースでは、学びを実務に橋渡しするため社会的に使えるリソースを在学生や卒業生に取り次ぐ実践をしています。学校で学んだ知識や経験は、リアルな社会の中で世代や立場を越えた学びに繋ぐ活動が、知識を血肉に変えていくために必要不可欠なプロセスだからです(社会に開かれた学校)。

前回は、在学生の料治輝くん(1年生)が樹木の講習会へ参加しました。会場となった生物多様性センターもルーツを辿ると、「内水面水産試験場」だったかと思います。昔は日本各地に存在していた公共施設*1「で、時代のニーズに合わせて大阪府では組織の名称や体制を変革しながら残ってきました。

*1 国の研究機関を中心に、オープンラボ(開放研究施設)の制度も整備されてきた模様です。平成7年に都庁から欧州へ派遣された経験を踏まえた提言(私の夢物語)の中のいくつかが20余年の歳月を経て実現してきているのは喜ばしい(例として、オープン・ラボラトリ、ヴァーチャル・ライブラリ)。

今回、グローバル化の流れから物流の流れに伴って、昆虫も国境を越えて海外から生き物が侵入してくる事実を知りました。いわゆる外来種の侵入・定着の問題です。その一例が、オンブバッタであり、その個体群の中に外来種が混入し、昨日も皆で手分けして場内で捕獲したオンブバッタの翅を広げて内部を確認すると、翅の付け根が赤い外来種(アカハネオンブバッタ)の方が個体数で多いことが判明しました。港湾地区から侵入し、分布を広げ内陸へ向かい、足音もなく侵略が進んでいる模様です。噛まれると危険なセアカゴケグモほどのニュース性はありませんが、大阪市立自然史博物館(研究代表:松本吏樹郎主任学芸員)が科学研究費を取得して基盤研究を進めてきました(2014-2017年度)。

もう1点、バラ科(サクラ、モモ、ウメなど)の樹木を枯死させてしまうことで2018年1月に特定外来生物に指定されたクビアカツヤカミキリの紹介も受けました。生体の移動も飼育も罰金に処せられるほど、厳しい規制で事実上、"指名手配(Wanted!)"中の犯人に匹敵します。上記は通常のニュース番組では触れられる機会もなかったので、サポートスタッフ講習会ならではの貴重な情報だったと思います。

環境保全クラブ」では、イタセンパラ保全のためブラックバスやブルーギルの駆除に焦点が当てられてきましたが、似た構図の問題が日本人が文化として愛でてきたサクラやウメの危機に繋がることを知らされた想いがします。学校のブログ記事からも、改めて警告を発したいと思います(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・上段左:場内で昆虫を捕捉している様子(生物多様性センター敷地内)、同・上段中:生物多様性センター職員の方々(左から右へ、講師を務めた石井亘さん、事務スタッフの小田さんと近藤さん)、同・上段右ルネ大阪の卒業生の昆虫少年、まーブルこと、新保雅史くん(京都学園大学環境バイオサイエンス学科1年)、同・下段左:アカハネオンブバッタの見分け方(パワポ画面を撮影)、同・下段右:クビアカツヤカミキリの標本(赤い部分が退色している)と当日、配布された缶バッチ(左にハメコミ)

付記:環境農林水産総合研究所では環農水研シンポジウム2018(大阪歴史博物館・講堂)と題し「おびやかされる私たち_◯◯に狙われている!_ナニワの危機を生物多様性が救う?!」の予告がありました。サイエンスコースでは、ルネサンス・アカデミー(株)の社長・会長向けに活動状況をプレゼンする場を準備中なので、参加しませんが、◯◯と伏せ字まで使われている風変わりなシンポジウムです。奮ってご参加下さい。大阪府立大学副学長の石井実教授が「外来種・野生獣・温暖化:大阪の自然と文化をむしばむ脅威と対策」と題して基調講演が行われるほか、千葉県、長野県の関連研究機関からも話題提供が行われる予定です(11月5日申込締切)。

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