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「ジョブ型」雇用社会到来へ備えたい(2018年12月11日)

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「ジョブ型」雇用社会到来へ備えたい(2018年12月11日)

「ジョブ型」雇用社会到来へ備えたい(2018年12月11日)

教育デザイン室長の竹内です。2000年に英国へ一家で渡航し、移民として見てきた英国社会の姿が今、日本の社会へ重なります。まるで英国で日本人である自分たちがどう見られたのかを今、まさに逆方向から追体験している気がするのです。外国人が日本に住み、働くようになる時代が来ようとは夢にも思いませんでした。

その視点で学校教育、中でも社会に出る直前の高校を見直してみたいと思います。どう考えても、私には進学校から一流大学へという昔ながらの「メンバーシップ(学校のブランド名という会員制)型」雇用の図式が今後も続くとは信じられません。世界はもっと違った基軸で動いているからです。日本がガラパゴスで済んだ時代なら構いませんが、この日本独自の図式が未来永劫に存続できるとは信じ難いのです。

英国の公立中高一貫校(comprehensive schoolが16歳まで;collegeを併設して18歳まで延長)では、インターンシップが課せられ、それには誰かの推薦状が必要です。このシステムは高校生の年代で家族以外の大人と知り合って社会的信用を得る心構えを築くよう「仕向ける」巧みなカラクリがある*1と言えます。

*1 制度設計では、欧米人の英知が光ります。小学校では学校がダンス・パーティを主催し、わが息子もパートナーになって貰う相手を探してアタックしていました。言わずと知れた、将来への"予行練習"です。

この欧米システムと比較したら、日本の「いい学校へ行って、いい会社に入って・・」云々の主体性なき稚拙さは、よくぞこれまで温存されてきたのも呆れてしまうほどです。否、シッカリした子供たちは皆、不可解だと察したはずですが、大人こそ頬かむりして野放しにしてきたのでしょう。自分たちの社会や国家を自分たちが作り、支えるという骨太な民主主義の枠組みが強固に組まれてなかったように思います。

受験対策を下支えしてきた普通科高校や進学予備校から職業に直結する実務教育に今後、主役の座が大きくシフトして来る予感がします。昔は一流のプロ作家が職業教育と無関係な汎用的な教育を受けて誕生したという先例*2も数多ありましたが、これからの時代は無理に"転用"する必要もないのかも知れません。

*2 アニメ制作の宮崎駿さんも、ゲーム音楽のすぎやまこういちさんも決して出身大学の学部は、むしろ後の職業に直結した専門でない(宮崎氏は政経学部、すぎやま氏に至っては教育学部)ので驚かされます。

普通科高校のカリキュラム設計は国民を高校教員や予備校講師に仕立てるためのように映り、大学院博士課程への進学は国民を大学教授に仕立てることがゴールに見えます。高校教員も大学教授も、社会に一定数で必要ですが、現代社会を下支えする職務分野は遥かに多様で、生産活動に結びつくことが必要です。

このような視点から今日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催された第18回『職業体験セミナー』で高校生が70職種以上の実務に触れる場を覗いてきました。大型バスで近県から来た高校生もいたようで、とても盛況でした。現実に根ざした、好ましい潮流と思います(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・左:会場内の様子及びアクアリウムづくり体験ブース(左下のハメコミ図)、同・中:バイオ技術者の体験紹介するブース、同・右:会場(エディオンアリーナ大阪)の正面(右側から高校生が入場)

付記:英国は階級社会だと言われていますが、社会の階級間移動が比較的柔軟な国だと言う実感がありました。古くは英国ロイヤル・ソサエティの会長だったマイケル・ファラデーの下積み生活が伝えられますし、かつて私が師事したウェールズ大学バンガー校(現バンガー大学)のクリス・フリーマン教授も苦学した末、ロイヤル・ファミリーにご進講する地位に就きました。アルバイトをしながら大学研究室って、どんなところなのだろうと憧れを抱いていたそうです。成績で輪切りにするのでなく、どの階層からスタートしても個人の努力次第で夢が叶う、そんな社会を日本に実現させたいものです(竹内記)。

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