国際人も参加した高校生のポスター発表会(2019年03月21日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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国際人も参加した高校生のポスター発表会(2019年03月21日)

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国際人も参加した高校生のポスター発表会(2019年03月21日)

国際人も参加した高校生のポスター発表会(2019年03月21日)

教育デザイン室長の竹内です。21日(祝)は時々、思い立ったように理科室を訪ねてくれるペドロが第3回IBLユース・カンファランス会場で合流しました。実は、月曜日の昼下がりに突然、ペドロから"Juni!"と問い掛けが・・私"Yes?"・・すると、ペドロから"May I visit you this Thursday?"とコンタクトがありました。

その日は生徒2名が上記の生徒研究発表会にエントリーしていて、私たちは難波の会場(浪速区民センター)に行くことになっていたからです。結局、午後1時に現地で合流することになりました(結果的には、当日の午前中、私たちはポスターをスチレン・ボードに両面テープでスポット溶接のように貼りつける仕上げ作業を終えてから出掛けたので、ペドロより到着が遅れました)。

ルネ高生は概して、前籍校から何らかのトラウマを引き摺った生徒が少なくなく取っ掛かりの悪いスロー・スターターが多いのです。でも、私の経験では何らかの研究発表会やコンテストなどに挑戦してリソース(精力や時間)の配分のコツを体得しながら、"ホンキになる"という実経験を積み上げて行くしかありません。定期試験や受験勉強には、このような生産活動*1に直結する充実感とか達成感はありそうでいて、実はないのです。

*1 試験による"純度の高い"成績評価に慣らされてしまうと一見、無駄な作業工程の多いポスター制作や発表会場へ足を運ぶことは、酷く効率の悪い"純度の低い"作業にしか見えないのだと思います。しかし、人間は機械ではなく動物なので、純度の高い水とか食べ物は反って害になります。学びも同様で、試験をどれほど繰り返しても作業が伴うリアルな学びの代用にはなり得ないのです(試験など机上の学びだけでは、総合的な発達を損ねる懸念も感じられます)。

前半(Aターン)の時間帯は、発表経験を積んできた今村奏音さん(1年)が先行し、後半(Bターン)を控えた奥村諒くん(2年)には、その堂々たる発表ぶりは衝撃的に見えた様子でした。ところが、その奥村くんも要領を掴むと、初体験と思えない堂々とした態度で発表してくれました。2人の発表者の演題は以下の通りです:

#03 音声から英語を再入門する実践的な取り組み(今村奏音*・竹内準一)*発表者

#08 コーチング・クラブ発足経緯と活動計画(奥村諒*・今村奏音・入江玲王)*同上

2人とも人目をひく演題だったので、訪問者(特に、高校生より大人の)が後を断ちませんでした。審査員*2からの評価は2人とも「銀賞」で、それは後半が今後の計画や展望を語る内容だったことが足を引っ張った可能性がありますが、生徒本位に捉えるならばモチベーションを高めることが狙いでしたので、これでも十分な教育効果でした。

*2 昨年度と異なり、今年度の審査員は採点表を持たない覆面審査員でした。主催者の蒲生諒太さんから「皆さんのところへ大人の方が行った場合、審査員だった可能性があります」とアナウンスがありました。ペドロは、ここで"disguised"という単語を使って表現しましたが、まさに"disguised patrol car"とは「覆面パトカー」を指します(ペドロによると、disguiseはmaskの意)。

生徒2人のポスターには関連情報へハイパーリンクできるようQRコードを付す工夫を施していました(奥村くんの発案です)。ペドロは会場を一通り巡ると、私たちの他には誰もこのような情報の裏づけを工夫をしていないことを指摘し、2人の試みを讃えてくれました(英文エッセイの構成も「主張+裏づけ」の組み合わせが基本形だから支持されたのかも知れません)。

ポスター発表会場でペドロと合流した2人(奏音ちゃんは2回目、奥村くんは初めて)は、明らかに教室とは異なる迫真感のある状況下で、生きた英語に触れる刺激を余すところなく受け取ったようです。岩田くんも合流して、2人の打ち上げ+書店の洋書コーナーでの本選びまで長時間、ペドロは付き合ってくれました(土曜日が名古屋から東京への引っ越しであるにも拘らず)。

自然なカタチで生きた英語に触れたことで、奏音ちゃんと奥村くんの抱いていた学校の教科としての「英語観」が見事に崩れ去ってくれたようです。2人は「このまま行けば英語が使えるようになれる」という確かな手応えを持って貰えたようです。太平洋のごとく果てしない英語の大海*3が、風呂桶ほどの手の届く対象に感じられたのでしょう。

*3 英語を生涯の学びの課題とする立場の人(英語科教員)と他の別な課題を達成するために必要な英語を"道具"として学ぶ立場の人(英語ユーザとしての大多数の日本国民)とでは、自ずと立ち位置が異なると見るべきであろう。

それで構わないのです。学校の「教科」として成績をつけられるの英語と、実際の社会の中で流通している「現代」英語との間には、大きなギャップがあるからです(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・上段左:ポスター前で奏音ちゃんとペドロ、同・上段中:ポスター前で奥村くんとペドロ、同・上段右:解散後の賑わい_会場となった浪速区民センター前で(ペドロ撮影・提供)、同・下段左:会場を回るペドロ(中央)、同・下段右:卒業生の岩田祐樹くん(大1)を交えて梅田にて皆で打ち上げ(ペドロ撮影・提供)

付記:ペドロはこの後、名古屋市内の大学から東京近郊の大学へ転職するため引っ越し準備を終えて、その谷間に大阪へ来て戴きました。元々、ベルギー生まれの、ブラジル育ち、ハワイ大学マウイ校で語学研究所(Maui Langugae Institute; MLI)で教員をしていた頃、当時は呉高専で国際交流室長を兼務していた私のカウンターパートだった米国人です。既に6ヶ国語を操り、日本語が7ヶ国語目だと言う点からも最早、国際人の位置づけだと言えましょう。私は日本の高校で英語を履修したため思う存分、自分が信じる英語学習法を採り入れるには授業や試験など邪魔くさく感じられ、著しく制約を受けた思いがありました。当時、私がハワイ大学マウイ校の学長宛に提出したEFL英語学習に対する私を見解を綴った英文エッセイ"The English Language in Japan"を添付しておきます。

卒業生の岩田くんは本人曰く、高校英語課程を完璧に仕上げている訳ではないそうですが、昨年と今年、英国と豪州に大学が提供する「グローバル人材育成」プログラムの一環で語学留学に派遣されています。既にTOEFLスコアは500を満たしているのでいつでも1年間の交換留学の対象になり得る状態だそうです。今回の奏音ちゃんの発表は、中学英語が不確かでも英語がモノにデキる(ショートカットできる)か・・に挑戦した試みです。音声から入る英語学習は、私自身が高校時代に実現したくても全日制高校だったから達成できなかった長年の夢*4でもあったのです(竹内記)。

*4 これが決して無謀な冒険ではない・・と私が考える理由は、初代文部省英語顧問のハロルド・E・パーマー博士が「日本で英語がデキるようになった者は例外なく学校でそうなったのではなく、個人の努力によってそうなったのだ」と明確に指摘していた売れ残りの古書に高1(今の奏音ちゃんと同じ16歳)の頃、神田神保町で出会っていたからです。私は研究者になりたかったので、自分の英語ぐらいは「自分で何とかする」との想いでサバイバルしてきましたが、こんな不本意な想いを、もう日本の若い人たちには味合わせたくないものです。

サイエンスコースの卒業生、岩田くんと新保くんが進学した先の大学では、従来の「教科英語」と違うアプローチで使える英語を身につける英語教育の改革が着手されているようです(京都先端科学大学のサイト「英語嫌いでもバイリンガルに」から)。英語教育の真髄を解ってくれている進学先なら、安心しておススメができます。

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