アート&サイエンスコースの「国際化元年」|通信制高校のルネサンス高等学校

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アート&サイエンスコースの「国際化元年」(2019年05月12日)

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アート&サイエンスコースの「国際化元年」(2019年05月12日)

アート&サイエンスコースの「国際化元年」(2019年05月12日)

昨年から急速に、大阪でも明らかにビジネスマンと思しき外国人が巷で目立つようになりました。教育デザイン室長の竹内です。平成から令和に変わった節目に、当アート&サイエンスコースでも積極的に「国際化元年」の路線を打ち出すことに決めました。直近では、以下のような取り組みを順次、進めて行きます:

1)生徒の研究発表用のポスターを英文で作成する(実施中)、2)実験方法の動画を撮影・編集し、英語でアフレコする(準備中)、3)コースとして生徒へ推奨する教材を指定する(一部、実施中)、4)海外居住者とのメール(またはスカイプ)交信をする(一部、実施中)、5)TOEICスコアアップ、英検取得を支援する、6)理科室で徐々に英語を「準公用語化」していく(当初、英語への壁を切り崩す作業から始める)。

英語という言語は、英米文学の関係から文系と受けとめられがち*1ですが、むしろ理系に相応しい言語という性格を持ちます。それは、科学が英語をはじめとする西欧(ドイツ、フランス)で大きく進展したことから明白な事実だと言えます。科学を日本語で学ぶことの方が無理があり、不自然だとすら言えるのだと思います。

*1 日本の英米文学の博士論文はあろうことか、大半が日本語で書かれてきました。理系の私は博士論文を英語で書きましたから、教授採用の選考委員になってこの事実を知った時は非常に驚きました。結局、英米文学は元の素材が英文であっただけで、ディスカッションは日本語で交わされ、伝統的に論文も日本語で書かれていたのです(日本英文学会のサイト、日本アメリカ文学会のサイト)。逆に、科学技術系ではもともと国際性が高く、論文も学会発表も英語で海外向けに発信しないことには、自然科学の持つ本来の意義は生まれてきません。

しかし、今の高校生には敷居が高いので、ソフトランディングできるよう配慮する必要があります。それは、机上で教科書を使った勉強ではなく、無我夢中で外国人とコミュニケーションをしていたら、意思疎通が叶った。「はて、何語で話したんだろう?」英語しか考えられない・・と自覚するような学びが無理もなく理想的です。

そこで今回、トビタテ留学JAPAN(国費留学)の最終選考から惜しくも漏れた今村奏音さん(2年)が自主的に発掘してくれた国際交流事業を進めているNPOの呼び掛けによるBBQパーティ(鶴見緑地)にコーチング・クラブの生徒2人と私が試験的に参加してみることにしました。結果は、大正解でした。この記事に記した生徒たちの快活な顔つきを見たら、楽しそうに外国人とコミュニケーションしていた様子が記録されています。

NPO(インターナショナル・フレンドシップクラブ代表理事の林樹一郎氏とも面談することができ今後、何らかの形で連携できないか模索していくことにしました。乞うご期待下さい。しかし、くれぐれも「教科」としての英語に反射的に怖れをなす高校生諸君、「言語」としての英語は全く別世界なんです*2。高校生諸君はにわかに信じられないかも知れませんが、これはホントのコトなんです(文責:教育デザイン室長・竹内準一)。

*2 英語教育の開始年齢の低年齢化は世界の潮流でもあり(ブリティシュ・カウンシル調べ)、近年では日本国内でも「学習言語」として英語で他の教科を学ぶ「完全英語イマージョン教育」を標榜するプレスクールの環境整備が進み、英語ネィティブな新しい世代の日本人が台頭してくる素地も、ようやく整ってきました。

❏ 今村奏音さん(2年)の感想: たくさんの人とお話出来て、とても楽しく有意義な時間を過ごせました!話を聞いているとたくさん苦労して今があるという事が分かり、やる気がみなぎります! また、一般的ではないような過去がある人の方が、逞しく人生が充実し楽しそうだと感じました。人がびっくりするような面白い経験を私も積んでいきたいです!

❏ 奥村諒くん(3年)の感想: イギリス人(オックスフォード出の英会話の先生)に発音を褒められた。今回、中国語にたくさん触れたことで、中国語にも興味を持った。言語がひとつ増えるということは、世界が一つ広がるということだと思う。それは友達が増えるだけでなく、発想や思考も増えるということだと思う。

ペドロさんの時のように脳が勝手に日本語から英語に切り替わるという現象は少なかった。多言語を操って当たり前のような人だった。話したい気持ちは溢れるほどあったのだが、語彙の蓄積が圧倒的に少ないので言葉に詰まった。しかし、簡単な英語で全然通じたので、今まで難しく考え過ぎていたんだったんだなと思った。

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画像・上段左:奥村くんの右側の方はカナダ国籍(中国から13歳で移民)、同・上段中:奏音ちゃんもカナダ国籍の人と意思疎通、同・上段右:鶴見緑地のBBQ会場の入口、同・下段左:ドバイ(アラブ首長国連邦)生まれの英国人と会話する奏音ちゃん、同・下段右:全体のBBQ会場の雰囲気(左端に、奏音ちゃんと林NPO理事長が話している様子が見える)

付記:私の国際化元年は、1997年でした。この頃、私は国際機関(UNEP-IETC)の機関誌や東京都下水道局の英文ニュースレターに寄稿していました。アクションを起こしてみると、世界各地からレスポンスがあり、日本人と外国人では反応が全く正反対なのだと自覚したのです。中には、技術指導に来て欲しいとか教科書を書いて欲しいという要望もあり、このことが1998-99年にJICAを通じてタイ国下水道研修センター(TCSW)プロジェクトに参画する強い動機となりました。そして、2000年に都庁を退職し、英国Essex大学大学院の博士課程(estuaryを研究)に進学することになり、経済移民(Highly Skilled Migrant Programme)として在留資格を獲得し、Wales大学Bangor校(現Bangor大学)の研究員(peatlandを研究)となりました。こうして1997年が文字通り、私の国際化元年になったのです。今の日本で私の目に映る光景は、私が移民していた当時の英国を立場を逆転*3させた状態でデジャブを感じ、近未来の日本社会が私の目には見えてくるのです(竹内記)。

*3 以前(2000年のはじめ)は、私と家族が英国人コミュニティー(例、Brightlingsea in bloomなど)の中へ入って行って、外国人として住んだ土地での地域活動する・・と言う今とは全く真逆の立場でした。私の中では、バンコクで暮らしていた自分、イングランドやウェールズで暮らしていた自分、東京や広島、長野で暮らしていた自分がパラレル・ワールドのように並行して存在しているように感じます。

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