コバエ襲来:今年は"甘酢らっきょう"で迎撃(2019年07月26日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

コバエ襲来:今年は"甘酢らっきょう"で迎|通信制高校のルネサンス高等学校

メニュー
 

大阪

コバエ襲来:今年は"甘酢らっきょう"で迎撃(2019年07月26日)

アート&サイエンスコース

コバエ襲来:今年は"甘酢らっきょう"で迎撃(2019年07月26日)

コバエ襲来:今年は"甘酢らっきょう"で迎撃(2019年07月26日)

梅雨開けです。今年もコバエの季節がやってきました。昨年の猛暑で大発生したコバエ、今年も何処からともなく侵入してきました。しかも、今年度は非認知力強化のため理科室で観察する小動物の種類が一挙に増えたもので、追い打ちが掛かっています。

昨年は今村奏音ちゃん(当時1年)が大奮闘してくれ、日本化学会近畿支部中学生・高校生研究発表会でトリを果たしてくれました。市販品を参考にして「誘引材+殺虫剤」の組み合わせで「誘って+殺す」方式から発展させ、自家製ならば「ジュース+液体洗剤」で効能が得られることを究明、中でもファミリーマートのアップルジュースの誘引効果が抜群であることを突き止めました。香料の成分自体に誘引効果があり、洗剤の界面活性と相乗して溺れさせる作戦です。

ところが、当てにしていたアップルジュースが、何と販売中止となり、同等の効果が期待できる天然素材が、まだ見つかりませんでした。そこでコバエ大発生のシーズンを前に急きょ、代替品となり得る誘引材を探し求める緊急性が出てきたのです。

すると一昨日、思いがけない偶然から、より高い誘引効果がある誘引材が見つかりました。それは、セブン-イレブンで買った「甘酢らっきょう漬け(商品名:「シャリシャリ食感のらっきょう」、岩下食品株式会社、栃木市)」の余り汁にコバエが鬱陶しくなるほど集ってきたのです。らっきょうに含まれる硫化アリル成分(医薬としても注目されている含硫有機物)が効いたと思われます。

そう言えば、昨年も奏音ちゃんが持参した弁当のおかずの炒めたニラに突進してくるコバエに気づき、調理後のニラに含まれるアリシン(硫化アリル、アリル化合物の一種)が誘引しているのだと考え、化学的視点として興味深く感じ、日本化学会(支部会の中高生部門)にエントリーすることに決めたと言う経緯がありました。ある意味、コバエが先生役となり実地で誘引効果を通じ、天然物の成分変化(アリインがアニリンへ化学変化)を教えてくれているのです(教科書でなく「自然から学ぶ」という思潮です)。

学校教育という仮想システムでは、「授業」と「試験」で回し、「成績」がつけられていく現実がありますが、本来の人類の進歩であった学問の体系化は、こういう身近に起こる不思議な現象の解明から入り、先人たちが原理原則を突き止めていった成果の上に築かれていく現実世界です。そして一旦、学窓を離れたなら卒業生は教科書や教室という「空想世界」から離れ、実社会に生きなければなりません。そのための役割を学校は十分、果たしてきたのでしょうか?

アート&サイエンスコースが掲げている「探究学習」や「創作学習」は、正規の学校教育カリキュラムでは生徒たちのニーズを満たしていない現状を「補填」する(否、むしろ「牽引」すると言うべき、かも知れません)意図でスタートしています。その結果、正規の成績評価を上回る目覚ましい効果があるから不登校・中退歴のある傷ついた生徒たちが真の自信を取り戻すことで精神面で復活し、独立独歩して逞しく成長していく効能が現れてきているのです。

逆に学校教育での評価そのものの実態が危ういから、学窓を離れ実社会に出て、たとえ組織のトップの座に君臨してもそれはホンモノの自信ではないから実は心細くて仕方がないため、虚勢や強弁が横行する顛末に陥ってしまうのです。この学校教育が果たしてきた間違えた人材育成プログラムのバグを、そろそろ修正して行かないと破綻して行きます。教科書に書かれた正解を覚え、たとえ試験で得点しても、真の学びでない(頭脳明晰にしてくれない)ことに気づかないと深刻な事態に陥ります。

奏音ちゃんは当初、「コバエなんか相手にして研究になるの?」と感じたらしいです。それが、学校で実施されてきた教育活動が正しいものだと信じ込まさせてきた生徒と保護者に共通した率直な感想だろうと思います。そこが落とし穴で、学校秀才と社会で通用する実務能力との間には昔からギャップがあることに人々は薄々、感づいてきたはずです。そろそろ野蛮だった前世紀とは決別していくべき時代の曲がり角に差し掛かってきているのだと今、誰もが感じているのではないかと察します。次世代の育成を担うべき学校教育から先ず、襟を正す必要があると思います(教育デザイン室長・竹内 準一)。

----------

画像・左:商品名『シャリシャリ食感のらっきょう』甘酢漬け(セブン&アイグループと岩下食品株式会社の共同開発商品)から今回の発見が始まる、同・中:余り汁でコバエが大量にトラップされた成果(実体顕微鏡のステージ上にトラップを置いた状態で撮影)、同・右:トラップされたコバエの種類を鑑別した結果、赤目のショウジョウバエ(上段:落射照明で撮影、下段:透過照明で撮影;透過照明だと、検体が逆光のため赤目であることが確認できないことに留意されたい)

付記:学校教育を軌道修正していく牽引力となるのは結局、高校卒業生を受け取る大学や社会がカギを握っている気がしています。・・とは言え、大学も経営上、補助金カットを避けるべく定員を満たす必要もあり、社会もある一定数は人員を確保しないと業務が回らない事情があります。そうなると、見極めは生徒と保護者が見掛け上、等しく卒業しても、入学しても、社会人になったとしても、その実態はさまざまだという点に気づいて行って貰う鑑識眼が求められていくのだろうと思います。表面的にはすべてにおいて事態が急変するワケではありませんが、実質的に中身が様変わりしていく・・そういう変化を遂げて行くのだろうと予測されます。塾や予備校、進学校は見掛け上、温存されて行くことでしょう。でも、それは従来のような"王道"として君臨するのではなく、"救済策"としてしばらくの間、残って行くのだろうと見ています。注意深く観察してみれば、気づいた人から鞍替えは始まっています(竹内記)。

アート&サイエンスコース

最新の記事

月別でブログを見る

通信制高校のルネサンス高校グループ > 学校 / 連携キャンパス等 > ルネサンス大阪高等学校 > ルネサンス大阪高等学校ブログ > 教員 > アート&サイエンスコース > コバエ襲来:今年は"甘酢らっきょう"で迎撃

最新お知らせ・ブログ4件

アート&サイエンスコース

インフォメーション

ルネ大阪広報

インフォメーション

 

もっと知りたい方はコチラから
「学費ってどのくらいかかるの?」
「どんな勉強ができるの?」
「本当に年4日程度のスクーリングで卒業できるの?」
「通信制から大学や専門学校の受験って大丈夫?」

資料請求はこちら
ネット出願はこちら
プライバシーマーク

ルネサンス高等学校グループは通信制高等学校です。
全国に3校(茨城・豊田・大阪)、キャンパスは7拠点(札幌・仙台・東京・新宿代々木・豊田駅前・広島・福岡)展開しており、全国各地から生徒を受け入れております。

Copyright © ルネサンス・アカデミー株式会社All Rights Reserved.

もっと知りたい方はコチラから
「学費ってどのくらいかかるの?」「どんな勉強ができるの?」
「本当に年4日程度のスクーリングで卒業できるの?」
「通信制高校から大学や専門学校の受験って本当に大丈夫?」

資料請求
いますぐ出願したい方はコチラ
パソコン・スマートフォン・タブレットから簡単出願!!
検定料は、クレジットカード・コンビニ決済で!! 24時間受付中
ネット出願

通信制高校への入学・編入転校をお考えの皆様へ

ルネサンス高等学校グループは、全国に3校(茨城豊田大阪)、7拠点(札幌仙台東京・新宿代々木愛知豊田名古屋広島福岡)に連携キャンパス又は受付相談センターを置く広域通信制高校です。 どんなタイプの方でも、安心して学習し卒業できるシステムを構築し、生徒一人ひとりのライフスタイルに合った"学び"を提供しております。
「登校してしっかり学ぶ」「友達を作って学校生活を楽しむ」という学校が多い中、最短年4日の登校で高卒資格が取れる学校は多くはありません。 一方で本当に高卒資格が取りたくても、仕事が忙しくて登校できない、子育てで手が離せないなど様々な事情で、学校に行きたくても行けない方がたくさん居るのも事実です。 ルネサンス高校はそういった方のニーズに答えるために生徒に負担のかからない授業やレポートシステムを作り、今年で13年。卒業生も12,000名以上です。