虫好き生徒を徳島大「コオロギ農場」へ誘う(2019年12月17日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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虫好き生徒を徳島大「コオロギ農場」へ誘う(2019年12月17日)

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虫好き生徒を徳島大「コオロギ農場」へ誘う(2019年12月17日)

虫好き生徒を徳島大「コオロギ農場」へ誘う(2019年12月17日)

昨日、徳島大学・石井農場へ虫好き男子・藤原優月くん(高1)を引率し、コオロギ食を推進している日本の第一人者、渡邊祟人(たかひと)先生の研究室へお邪魔しました。渡邊先生と私とは2年前、リバネスが主催した『理科の王国』で直ぐ隣のブースに出展した間柄で、その頃はサイエンスコースでコオロギを飼育することになるとは露にも知らず今回、日本での活動本拠地を訪問するに至った次第です。

引率した藤原優月くん(1年)が和歌山市在住というコトで、ルネ大阪校最寄りのJR大阪駅まで来て貰い、JRバスで*1徳島駅を目指しました。帰路は渡邊先生に徳島港の南海フェリー埠頭まで送って戴いて、数日前に就航した新造船に大当たりして、和歌山港までグッスリと寝ながらの帰還となりました(なんば駅まで南海電鉄の運賃がフェリー乗船代金にサービスされた特典付きでした)。

*1 当該生徒が、バスの出発時間の1時間以上も前に大阪駅に到着したとのLINE連絡が届いたので、私は驚きました。列車の遅延があると、高速バスは出てしまう事情こそ伝えてありましたが、本人も心待ちにしていた証拠かと思われます。

渡邊先生からは、コオロギに注目した将来の食糧問題を解決する切り札になる旨のプレゼンを冒頭でしていただき、コオロギを飼育している恒温室(脱臭・調湿設備あり)へ、ご案内して戴けました。

藤原君ご自身は甲虫類に関心があり、コオロギは直接的な関心の対象ではありませんが、虫好き人間がどうやって学び、それを仕事化して社会貢献していくか・・という一つの生き方に触れる良い機会となったのではないかと思われます。伝統的な学校教育は、教科書と黒板とで進められる活動一辺倒であり、それで「人が育つ」としてきたこれまでの学校教育が最早、私には不可解にしか思えません。

たった一度の人との出会いが人生に何か影響を及ぼすことは十分、考えられます(何もそれはリアルなご対面ではなくネット上で視聴することでも効果は期待できます)。日本の教育関係者には「もう時代が変わったのだ」と言う現実を踏まえ、旧態依然とした"学校の殻"を破る試みをし始めて欲しいと、切に願っています。

せっかく生まれてきた「日本の未来を担う高校生」を、どうか粗末にしないで戴きたいと思います。自分たち大人が逃げ切れれば、それで構わないのでしょうか? それでは身勝手で、私は情けない話だと心を痛めます。折角、学校を選んでくれた顧客をガッカリとさせないで下さい。言葉だけではない「生徒第一主義」を貫き通して欲しい*2と、心から願っています(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

*2 ここで例示した生徒を農場へいざなう・・行為は一つの極端な例にしか過ぎません。2年前にブース出展で遭遇し、偶然と連絡先が判明したことから実現しただけのことです。これが当然、唯一の正解であろうはずもなく、現状を改善して行ける可能性などは事実上、無限大だと見ています。現状を変えて行きたいと願う、その想いさえあれば人ってアイディアが天から授かるよう作られているのです。これが、人の生きる道だからです。

❏ 藤原優月くん(1年)から寄せられたコメント:外国では、昆虫食は食品として認められている*3ことを初めて知り今後のメジャーな食品として日本でも広がっていくと良いなと思いました。

*3 日本と欧米では、許認可の基準がどうも真逆らしい。欧米では、承認された食品だけが売ることができ、それ以外は違法となる(ポジティブ・リスト)。逆に日本では、承認されない食品でも禁止されてないモノなら打っても違法ではない(ネガティブ・リスト)ので取り締まり対象にならない。その意味では、日本の規制基準の方が"非常にユルく、"欧米人の目から見ると手緩く見えるらしい(渡邊先生談)。

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画像・上段左:渡邊祟人先生のプレゼン『フタホシコオロギの食糧資源化に向けた研究』、同・上段中:2013年、国連(FAO)が昆虫食を推奨(英文レポート)、同・上段右:徳島大学石井農場敷地内にある「農場実習・研究開発棟」の看板(生物資源産業学部の一部)、同・下段左:研究室で渡邊祟人先生と並んで立つ藤原優月くん(左)、同・下段右:系統維持されているフタホシコオロギ(ホワイトアイ)の若齢幼虫(左)と成虫(右)※コオロギを飼育している恒温室(30℃)は、除湿装置(民生機を利用)で調湿されているため水やり器から直接、コオロギの水分摂取する行動が見られるのが印象的でした(当コースの飼育方法では野菜で水分摂取)。

付記:表記のように、国際機関が刊行する英文レポートは無償ダウンロードできることが通例です。つまり英語が不自由なく使えると、難なく世界標準の情報にアクセスできるようになります。このような英語による情報から隔絶された状態を、"English divide(英語格差)"と呼び、日本人は典型的にそのような状態に置かれていると言えます。格差は、単に情報だけに留まらず職務、ひいては賃金格差を生みます(私のJICA専門家時代の給与所得は現在の2~3倍はありました)。その根本原因が、日本の学校現場における教科「英語」教育の貧困さ(世界標準はおろか、アジア圏からも著しく乖離)に根差しています。

多くの生徒たちは「英語が苦手だ」と思い込んでいるかと思いますが、私は国立高専で『工業英語』を教授していた頃、本科の学生(4年と5年を担当)に向かって「キミたちは日本で、これまで英語をホントは教わって来てなどいないのだから、英語が苦手だと思い込まないで欲しい。」と、訴え続けてきました。単語と文法を覚える方法は、正当な英語学習ではありません。その英文が使われ文脈を把握しない限り、英語の試験対策しているだけに過ぎず真の英語学習(言語活動)ではない*4のです。たとえ正解できても、想い(感情とか理念)を伴わない言語を発する空虚な教育など、嘘を平気でつける人間を社会に蔓延らせる元凶なのです(竹内記)。

*4 世界における英語教育を普及では実績あるブリティシュ・カウンシル(旧英国大使館文化部)が日本の文科省が掲げた「英語4技能」重視路線を応援するメッセージを発していますので是非、ご参照下さい。

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