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「プレビュー」原稿が仕上って行く経過公開(2020年01月08日)

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「プレビュー」原稿が仕上って行く経過公開(2020年01月08日)

「プレビュー」原稿が仕上って行く経過公開(2020年01月08日)

教育デザイン室長の竹内です。学校教育は基本、既に確定しているガイドライン(学習指導要領、教科書、シラバスなど)に従って進めれば良い・・としている運用の固定化されたシステムが支援になっている反面、足枷にもなっているように思えてきました。そこで、比較的自由度が高い通信制高校の通学コース(オプション扱い)の利点を活かし、今年も実験的な取り組みを進めて行きたいと企画しています。

その筆頭は、研究発表用の要旨原稿ができ上がっていく過程を逐次、公開することを想いつきました。これは、「論旨のあるまとまった一定の長文を書けるようにする」指導方法が学校教育課程の中で実現できていない現状を鑑みると、急務であると捉えています。既存の縛りのある学校教育の中で難しいのであれば、本校のような実験的な取り組みが可能な学校種であれば率先して実践すべき立場だと思います。

具体的には昨年、"真夏の夜のミステリー"よろしく、理科室のグッピーが大量死していく事件に見舞われました。その3日間の記録は、リアルタイムで"正解のない問い"に応える挑戦で連日、犯人の被疑者が浮かび上がっては消え、3日目に真犯人が浮上したのです。宿主を皆殺しにしてしまう致死型寄生虫*1でした。

*1 寄生虫には宿主に内部寄生して複数の中間宿主を経て、成長の各段階を通じ生活環を一巡するタイプ(吸虫類)と、外部寄生して宿主を完全に死に追いやる致死型タイプ(単生類)に大きく二分される。

同じコンテンツで、一つは大阪府高校生物教育研究会の教員が対象の会員研究発表会に1件、エントリーしています(竹内・三谷・今村と3者連名で、生徒との活動が発見に至った経緯があるからです)。もう一つは陸水学会近畿支部の研究発表会で、別の切り口でエントリーしました(竹内・橘の連名で同研究会に「陸水部会」を立ち上げる弾みにしたいと考えています)。

前者では、目の前で起こった寄生虫の感染による惨劇を"episodic story"として"報告書"風に仕上げ、後者では、具体的な現象を一般化して抽象度を高めながら"thematic story"として"論文"調として仕上げる方針でいます。通常、執筆活動の工程は"ブラックボックス"として他者に晒される機会などないため、学習者である高校生は「どのようにして原稿がデキあがって行くのか」を眺める機会などありません。実は、学校教育の中では、ここが肝心要の部分(いわゆる"秘伝")だと思われます。

私たちは、世間でまだ十分に知られていない現象としてラン藻由来の天然色素のフィコシアニンに宿主へ危害を加えない駆虫効果がある一端を掴んでいます。まだ、最適な薬浴条件(濃度と時間の関数)は絞り込めていませんが、最適化できるのも時間の問題だと思います。そこで今回、生徒たちへの指導もあって原稿執筆過程を公開することを決めました。このような試みは、教育目的では聞かれませんが、小説とかネット記事書籍の執筆などで前例がない訳ではありません。近年、学術雑誌の論文審査(査読)制度の不備を補えることもあって、透明性を高め情報共有を円滑化する意味でも、最終段階の手前で論文原稿を一般公開していく「プレプリント」方式も普及しつつある模様です。

年頭に当たり「公開執筆=「プレビュー」方式*2と命名」という新規構想に挑戦して行くことにしました。今後、学校教育に足りてなかったインプロブ(アドリブ)性を付与し、高校生諸君の学びが活性化していくことを祈念して新しい挑戦を、ここに宣言することにします(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

*2 これまでは公開される機会がなかった原稿がデキあがって行く過程を"チラ見"させ逐次、途中経過も公開して行く教育効果が期待できる実践活動を率先して行うこととします。具体的には、Noteと呼ばれるアウトプット活動を支援するプラットフォームを使うことを想定しています。乞うご期待下さい。

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画像・左:致死性寄生虫ギロダクチルスなどを専門に研究するグループのウェブサイトCRIPES同・中:第一人者のケーブル教授のサイト(英国カーディフ大学)、同・右ResearchGate(研究者向けSNS)を通じて論文請求すると即日、応答があり総説論文が届く(オープンな雰囲気)。

備考:グッピーを絶滅に追い込んできた真犯人の名前が、ギロダクチルスだと知った時、まさに怪獣襲来かと実感した(黒川伊保子著『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』、新潮社、2004年)。アトランティック・サーモンを絶滅に追い込んだ強敵である(生物学的に同じグループ)。宿主を滅ぼしてしまって、自分はどうやって子孫を繋いで行くのだろうか・・と思うが、次々と変異しては宿主の幅を拡大していく共進化の途上にある生命体なのだと解釈できます。二度と出会いたいとも思わないが、水面下で淡水魚の世界に広まっていく気配もあり、コチラにも意中の秘密兵器がない訳でもない。この世界に広まる強敵と対峙する(文字通り、退治する)研究開発を進めて行っても構わないと考えている。しかし、コチラは寄生虫ではズブの素人。GoogleサーチエンジンとResearchGateのシステムに助けられ、匍匐前進し出した直後の状態だ(竹内記)。

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