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教員同士の研究発表会で他高校教員とコラボ(2020年02月01日)

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教員同士の研究発表会で他高校教員とコラボ(2020年02月01日)

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アート&サイエンスコース担当教員の竹内です。昨日(1月31日)、大阪府高校生物教育研究会(略称、大阪生研)の会員研究発表会で、登壇者として昨年夏に起こった"グッピー寄生虫感染"を症例報告しました:

観賞魚グッピーに寄生するギロダクチルスの駆除対策及び発生要因の考察(竹内準一・三谷香央里・今村奏音)

発表会の直前、府立枚方津田高校(大阪府枚方市)の宮井一先生から「私も、6年前から金魚を使って同じ寄生虫を観察させてきたので当日、プリントを配布しても構わないですか?」と打診がありました。実は、私のプレゼン(パワーポイント)の最後で寄生虫を駆除してしまったので、研究が継続困難に陥ったので、「どなたか寄生虫に感染して困っている方がいたら、ご連絡下さい。」と呼び掛ける算段でした。

私は即、「プリント配布だけでなく、私が最後の登壇者ですので手短に発表を終えますので、残りの時間で内容紹介して下さい。」と逆に、私からお願いしました。無論、同行事を企画・進行する担当の濱野彩先生(府立泉大津高校)に事前に打診いたしました。そして当日を迎えたのです。

宮井先生のアイディアは元々、金魚の小さなチャック付きビニルに入れ、顕微鏡を用いてヒレの血流を観察することが狙いでした。その際、用途が用途なので衰弱気味の小金(こあか)を調達すると、尾ヒレの筋、鰭条(きじょうと呼ぶ)の辺り寄生虫が見つかるケースが大半だそうです(宮井先生のご経験で)。

なぜ生存に必須であるはずの宿主を死に至らしめてしまう寄生虫が存在するのか、謎でした。それが宮井先生からの情報を戴いた途端、この寄生虫が衰弱した宿主に対して"死神"として働く役割を担っている構図を想像できました(コトの真相は、これほど単純ではないのかも知れませんが・・)。

いずれにしても宮井先生が授業で使われていた生物教材は、私が求めていた寄生虫を確実に入手できる道を指し示して下さったことになります。無論、グッピーと金魚とでは同じ寄生虫ギロダクチルスでも系統が異なる可能性は高そう(文献*1によると、宿主特異性が高いらしい)ですから完全な代用にはならないのかも知れませんが、それでも我々が見い出していたフィコシアニンによる駆虫効果を検証できる可能性が高いと期待できます。

*1 国際誌 International Journal for Parasitology 32巻(2002年刊、282-308ページ)に英国・Walesのカーディフ(Cardiff)大学のJo Cable教授(寄生虫学の第一人者)らの招待原稿として投稿された総説がある。 提供できる論文が1報でもあれば、研究者同士のSNS(ResearchGate)を介して論文の授受が可能である。研究者誰しもが自分が発表した論文が引用され、紹介されたら名誉だからである。以前、航空便で別刷を交換し合った時代と比べ、英語が実用レベルで使えたならPDFファイルの授受で交流が便利になった。

かくして研究発表会の当日のコラボだけに留まらず、宮井先生から小金の入手方法など、詳細を伺い、次なる検証実験をしていくご相談で訪問しようと考えています。このような他校とのコラボ活動も、大阪の教育特区に開校し、継続的な探究活動が展開可能な理科室を備えた当コースの今後、重要な使命になろうかと考えております(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・上段左:デザイン思考の5つのステップ、同・上段中:国が推進させているGIGAスクール構想同・上段右:ICT技術を活用したSAMRモデルの実演(関西大学高等部・宮本裕美子先生)、同・下段左:会場となった府立天王寺高校の校庭にズラッと並んだ部室群、同・下段右:玄関脇に見られた部活(文化部のみを撮影)用掲示板(ホワイトボート)

付記:会場となった府立天王寺高校に天王寺駅側から敷地内に入って、部室が一挙に並んだ棟にビックリしました。これだけで即、部活動に格別な力を入れている高校だと知れました。同時に、進学実績も高いことから、いわゆる文武両道を目指している高校だと言うことが伺い知れます。これは、通常の高校教育課程では意図されていない、リーダーシップの育成も含まれているので素晴らしい理念だと分かります。全ての高校に同じ理念を求めることは厳しいのかも知れませんが、「量」より「質」を求め生産性を高めていく方向のリーダーシップ指向性*2こそ、カタチばかりの教科教育以上に社会的価値が尊いと考えています。

*2 ただし、昭和感覚を引き摺る「オレについて来い!」式の古典的リーダーシップ感覚では今の時代には全く頓珍漢であり、お呼びではない。現代的なリーダーシップ教育が、日本の学校教育からは大きく欠落してしまっていることに刮目し、現実を見極めなければ日本社会の凋落ぶりも阻止できないだろうと懸念されている。

ルネサンス大阪高校では部活を設け、これは通学コースを選択していない通信課程だけの在学生にも広く部活動への参加の機会を提供しています。部活の中には2014年の開校以来、実績を誇る卓球部などの他では、コーチング・クラブなど高校としては非常に珍しい部活も開設しています。残念ながら目下、全体的に部活動が盛んだとは言えない状況で甘んじていることが残念でなりません。部活動は下手な教科教育を越えた教育効果が期待できる利点があるので今後、部活への参加率を高め、生徒の資質向上に努めて行く必要があるだろうと今回、府立名門校(創立120年を超える)を目の当たりにして感銘を受けた次第です(竹内記)。

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