好奇心で始めると「一生の学び」に変わる!(2020年04月08日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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好奇心で始めると「一生の学び」に変わる!(2020年04月08日)

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好奇心で始めると「一生の学び」に変わる!(2020年04月08日)

好奇心で始めると「一生の学び」に変わる!(2020年04月08日)

教育デザイン室長の竹内です。日本と海外の学校教育の両者とも触れて、やはり大差を感じました。端的に言うと、日本は「難しいそうに見える」学びの包装紙を重視し、核心に迫る実質面を疎んじてきた感じがします。今日、手ごろな動画が撮影できたので、その一つを題材にして、どれだけ"深くて広い学び"が展開できるのかを、お伝えしましょう。これこそが、真実の学びです。

今から書くことは、断片的な知識は全て既存のモノです。しかし、この組み合わせで展開するストーリーは、恐らく世界中の何処にも存在しないかと思います。つまり100%オリジナルだと思います(何処かで見た論述だと気づいた方は私宛、お知らせ下さい*1)。

*1 モノ真似などしてないつもりですが、ことによると世界標準の国際バカロレア(IB)が掲げる教育理念に近いかも知れません(連絡先:jtakeuchi(a)broadmedia.co.jp;(a)を@マークに代え送信して下さい)。

私は、教科書を用いて知識を伝授する指導方策は「探究学習」の本旨と拮抗してしまうので行いません。思考の流れ方向が真逆だからです。試験問題を正解するような練習もしません。それでは、試験での得点力はつくかも知れませんが、未知の課題に対峙した時に全く、無力だからです(これまで私は実務現場で、その無力さを嫌というほど見てきました)。

「では、知識はどうやって獲得して行くのか?」と問われそうですが、すべて具体的な課題事例(issue)を通じて学ぶ方が、最終的には一生の学び(血肉)になります。必要な情報なら今の時代は、ネット空間に無限に存在します。情報の利用に当たっては是非が問われますが、それでこそ正解を鵜呑みにせず、ホンモノの学び取る(critical thinking)が養われるのです。

今からコバエの例をご覧に入れます。知的なトレーニング活動には、平易で身近な素材がピッタリだからです。

コトの始まりは、実験動物のパンダマウスの水飲み用の水盤へコバエが1匹、飛び込んできて、暴れていました。ここが起点です。この1点から無限大の学びの世界へ通じて行くのです。①なぜ、コバエが水盤で溺れていたんでしょうか?⇒水を求めていたからです。②なぜ、その虫は水が必要なのでしょうか?⇒動物の神経伝達は微弱電流に依存しているので、電解質(イオン)が移動するためには水分が必要です。③なぜ、水分を貯め込まないのでしょうか?⇒飛ぶ虫は軽量化のため、水分摂取を制限しています。④なぜ、水面で暴れていたのでしょうか⇒運よく水際に辿り着き、翅を乾かせば再び逃げて行けるからです。

ここから、ごく簡単な実験を行いました。⑤水盤に合成洗剤がついた棒を浸してみました。どうなったでしょうか?⇒コバエが暴れ出して、最後には動けなくなりました(動画)。⑥合成洗剤の毒性が原因で死んだのでしょうか?⇒数秒間の間で死んだので洗剤の急性毒性ではなく、気門から水が入って呼吸困難になったのだと見ます。⑦それまでは虫が溺れない理由は、なぜでしょうか?⇒虫の体表には水を弾く撥水性のワックス層があるため虫体は水面に浮き、気門からの水の侵入も阻止されていたのだろうと思われます。

ここで、ワックス層から床をコーティングする蝋(ロウ)のようなカラクリをイメージされる読者が多いと思いますが、走査型電子顕微鏡などにより微細構造の研究が進んだ今では、動・植物体の撥水性が決して平滑ではなく、ウロコ状の細かな凹凸クチクラ層=キューティクル)構造が担っていることが解って来ています。

では、⑧なぜ虫は体表の撥水性を獲得したのでしょうか?⇒外部から水、雨水の侵入を阻止する効果の他、内部に保有している水分を喪失しないためであろうと思われます(動・植物は撥水性構造を獲得しながら、水中から陸上へ進出したと考えられます;水中生活では水を弾く意味がない*2)。⑨洗剤が及ぼした作用をどう理解したら良いですか?⇒合成洗剤は界面活性剤と呼ばれます。水を弾く疎水性を親水性に変換する効果を持ちます。これは、水の分子の特性で発揮する水の物性の一つである表面張力を低下させる効果があります(岐阜県立恵奈高校SSH事業で撥水を扱った、高校生のレポートが見つかりました)。

*2 一部の陸上に進出した後、水中で餌を捕食する水生昆虫(ゲンゴロウ)では、気泡を抱いて水中で活動する(ゲンゴロウがアクアラング型、タガメはシュノーケル型だと言われています⇒クボタのサイト)。

続けます(その気になれば、延々と続きます。自然界に「枠」なんかは存在しないからです)。⑩コバエは何という種類で、どこから来たのでしょうか?⇒ネットで「冬なのに、コバエが・・」と言う観点から検索すると、キノコバエが候補として浮かび上がってきます(この「問い」のコツを体得して下さい)。その名が示す通り、シイタケなどキノコ栽培に甚大な被害を及ぼします。理科室での発生原因は、コオロギを砂地で通年繁殖させているのが原因です。カブトやクワガタの飼育環境からも発生します。家庭菜園や観葉植物を置く店舗でも発生します。冬季でも全国的に各地で大量発生する報告が寄せられています。大量発生する一因は、多数の幼虫が集団となって"王蟲の行進"のように野外を大移動する不可思議な性質によると思われます。理科室で発生する個体には、翅に1対の紋が見える個体が多いので、フタモントンボキノコバエではないか*3、と現時点では推定しています(静岡県千葉県の報告例)。

*3 出現個体の種名は、現時点では確定が難しい状況のようでした。圧倒的に研究者人口が不足しているコトが一因と思います。が、アマチュアでも参画できる『みんなで作る双翅目図鑑』(現在、アカウント凍結中)。

入試選抜とは所詮、正解が決まっている"かくれんぼ"ごっこに過ぎません。実社会へ出たなら答えのない問題が山積しています。いい歳の大人が右往左往しているじゃないですか? 人としての"器"が今、目の前で試されている時代です。高校生諸君は、もう狡賢いだけの大人どもに騙されてばかりいないで、両目で実体社会を直視し、次代を担えるよう賢く生きて行きようではありませんか。私はそのお手伝いをしたくて、ここにいます。初歩のレポートから国際的なジャーナルへの論文投稿まで、指導する体制は整っています。私と一緒に、一生にわたり役に立つ学び*4を始めませんか(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

*4 私はこの学び方を続けてきて、都庁でも、JICAタイ事務所でも、次々と問題を自ら見い出しては、解決に結びつけてきました。が、「言われた通りにやっていた方が喜ばれる日本社会の古臭~い掟」の下では嫌悪されることばかりなのです。未来の日本も、果たしてそんな下劣さのままで構わないのでしょうか?

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画像上段左:糞尿が放つ臭気に誘い込まれ、コバエが飛び込んでいたパンダマウス飼育容器中の水飲み用水盤(昆虫も水を飲む)、同・上段中:溺れていたコバエに対し、先端に僅かな合成洗剤が付着したアイス棒を浸したところ(一気に表面張力が低下します)、同・上段右:溺死したコバエ(=フタモントンボキノコバエに類似)、同・下段左:簡易コバエトラップ(使用済みの食品トレイを再利用)、同・下段右:即日でトラップされたコバエ5個体(矢印の箇所に浮遊ないし、沈下) ※コバエ・トラップの開発初期には「誘引材+浸透性農薬」を用いていました(一昨年)が、今は「誘引材+界面活性剤(合成洗剤)」で十分だと判明しました(農業用のコバエ駆除装置には、UVライトとの組み合わせも開発されてます)。

付記:学会誌スタイルのネット上の定期刊行物『ニッチェ・ライフ』など、市民のための科学研究を支援するリソース*5が誕生しています。これからの日本社会に相応しい"土壌"が生まれ出しています。今までの日本の"権威"って、有難がるに相応しい価値が実際に備わっていたのでしょうか? よく考えてみて下さい。無論、全てが無意味とは言いません。が、紛い物が混じってはいませんでしたでしょうか。今現在、日本社会全体が、全国民が等しく厳しい篩に掛けられようとしているように、私には思えてなりません。未来の日本を担う心ある高校生諸君には、何としても今の難局を乗り越え、どうか生き延びて下さい(竹内記)。

*5 教育リソースの所在は最早、大学や研究機関の専売特許ではなくなりました。「子供騙し」を見せて、誤魔化して済む時代ではなくなりました。学びは日常や将来へ関連づけて行かなければ「お勉強ごっこ」で終ります。今回、意図的に行政及び企業とのリンクを意識して貼るようにしました。もう学校だけで完結する「授業」受けて答えを「試験」開始直前まで暗記して、「試験」終了とともに一生、使わなくなる誤魔化し勉強から卒業しましょう! 私の学び方ならば英国の大学研究室へ着いて即日、通用しました。既に、実証済みなのです。私が都庁の新人職員時代に、植栽の固着していたカイガラムシ(害虫)を駆除した当時の新聞記事(都政新報)を紹介しておきます。発想法の基本形は皆、同じ方法論に基づきます。いつでも、どこでも"技アリ"なのです。

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