教育コンテンツ&ペダゴジーの制作へ一歩(2020年04月10日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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教育コンテンツ&ペダゴジーの制作へ一歩(2020年04月10日)

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教育コンテンツ&ペダゴジーの制作へ一歩(2020年04月10日)

教育コンテンツ&ペダゴジーの制作へ一歩(2020年04月10日)

新型コロナ旋風は、スペイン風邪1918-1920年)に似たパターンを踏襲している様相を呈し、そう簡単には止みそうにありません。とかく変わり難かった日本社会でも、従来の学校教育*1や労働慣行を変革する"後押し"されてしまいそうな勢いです。嵐の後に景色が、スッカリと一変してしまうような感じがしてきました。

*1 自由度が高く自主性が担保されている大学人の動きは速いです(4月6日の時点で、約84%が遠隔授業を実施すると決めているか、または導入を検討中という回答でした)。高校以下はトップダウンの体質が根強いためか、一部の私学を除いて"指示待ち"の体制に映ります。通信制高校は幸い、リソースが揃っている方なので実施に踏み切れる土壌にあると言えます。

本日から、アート&サイエンスコース向けのコンテンツ及び教授法(ペダゴジー;学び方の裏返しでもある)を開発する作業に着手しました。特に、前任校(国立高専)の5年間に感じた問題点と、6年間のルネ大阪での経験値に基づき、どのようなニーズがこれからの高校教育にあるのかをマーケティングをしてみた結果、次のようなコンテンツとペダゴジーを立案しました:

1)問い(課題)を発見する力の育成:試験を正解する学びでは、思考が硬直化して、思考停止に陥る弊害がある。平易な素材を用いて、現実社会と繋ぐ深い学びへと導く。対話法(産婆術)を通じ、生徒から引き出し、Zoom教室内で仲間と共感し合う。

2)アウトプット(弁論力、論述力)重視:正誤主義から決別し、自分の意見を表明し、個人の特性に応じ(個別最適化)、対話及び作品化することを目指す。成果品を生み残すことを通じ自己効力感を獲得し、各自の個性に応じた自信を育んで貰う。

3)国際化(情報収集、情報発信)の達成:語学試験の成績向上でなく、語学を実用レベルで運用(受信・発信)していく技量を身に付けていくことを目指す。個人の相性もあるので、第一義的には、英語が主流であろうが、言語の種類は問わない。

このような学びを実践するには、決して学習者を餌(偏差値や学校名)で釣って操作するような調教紛いの教育手法は根絶する必要がある(社会を無用に階層化させ、人心を荒廃化させる原因になり、何ら利点を見い出せない)。それより個々人の持ち味を見つけ、相互に成果を讃え合い、損得勘定に釣られ卑しい人間になって行くことを、今の情けない大人を反面教師として健全に侮蔑し、心の貧しさを大いに恥じるべき日本本来の美徳・文化を奪還*2していく必要がある。

*2 日本文化の中には「武士は食わねど高楊枝」があって、西欧文化には"ノーブレスオブリージュ(noblesse oblige、フランス語)"が、伝統的に人の品位とか品格を醸し出す素地を為している。時に、地位に相応しく振る舞わねばならないと誤解する向きもあるようであるが、「実れば実ほど頭を垂れる稲穂かな」の句があるよう地位や権威を笠に着て、好き放題する姿は昨今では、衆目の目に晒され醜態でしかない。この国の学校教育の実態は、これほどの体たらくの状態で来たのであろう。実に情けないことではないか。これを、学校教育の不作と言わず、何と言おう。競争で人が育つものだとした浅い考え方を教育者が誤解し、良かれと置き換えてきた結末だろうと思います(学校教育には、社会的な責任があると思います)。

通信制高校には、日本に特有の学校教育の被害を被った生徒が多数、入学して来ます。それをビジネスだと割り切る向きもありますが、それではハイエナも同然で「目糞、鼻糞を笑う」程度の商売にしか過ぎません。経営が成り立たなければ学校は存続できないのも確かですが、経営が安定してきたステージでこそ、人が育つ「学校」になるべき時期を迎えたと言えましょう(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・上段左:とある極限条件下で偶然に見つかった紅色菌類(抗酸化性の生体物質を産生する)、同・上段中:教育活動における動機づけ(左)と文章表現力(右)の重要さを説く洋書2点、同・上段右ニジクワ標本づくり(藤原優月くんが作成中)、同・下段左:PBL(左)とクラスワーク(右)の重要さを説く洋書2点、同・下段右:今夕、Zoomの仮想教室に参集した(左から右へ)教員と在校生(優月くん)、それと卒業生2名(いわっち=岩田くん、まーブル=新保くん)の面々(画面の上端を参照)。

付記:一昨日(9日)時点で、文科省がコロナ禍で休校を余儀なくされている高校生のために自習用のコンテンツ一覧表を公開してくれました。オリジナルな教材は順次、制作・公開して行く予定ですが、汎用性の高い内容については、既存のコンテンツを利用するのが妥当なのは言うまでもありません。当コースとしては、第一に(11)総合的な探究の時間(NHK高校講座)の視聴をおススメします。次いで充実しているのは、(8)外国語です。中でもブリティシュ・カウンシル、あるいはBBC制作のコンテンツは信頼できる本場の映像コンテンツ(難易度の選択アリ)です。

しかし、何よりも大切な学びとは所詮、学校の成績ではなく、自分(特に、自分の仕事の)価値を見い出すこと(=自己評価)と思います。僅かな見方一つで、世界はまるで違った景色に見えて来るからです。ルネ校に縁あった何処か傷ついてきた生徒諸君に、このYouTube動画をおススメしたく思います(竹内記)。

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