主力「顕微鏡」BX-2700TPH、点検終え帰還す(2016年04月08日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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主力「顕微鏡」BX-2700TPH、点検終え帰還す(2016年04月08日)

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主力「顕微鏡」BX-2700TPH、点検終え帰還す(2016年04月08日)

主力「顕微鏡」BX-2700TPH、点検終え帰還す(2016年04月08日)

画像・左:ショールーム、同・中:点検中の山本社長、同・右:大阪校・理科室へ戻った直後の愛機

先日、和歌山沖地震で緊急地震速報で携帯がアラートを発した時、理科室の顕微鏡を守ろうと振り返ると、そこにはあるべき姿はなかった。そう。失念していたのだが、市内のメーカー(株)レイマーへ春休み中、整備点検に出していたからである。

今を遡ること7年前、私は工業高専で生物学を担当する教員として広島に赴任した。用意されていたラボ(実験室)に、1台が最低でも500万円は下らない一流メーカーの高級顕微鏡が3台もあった。マニピュレータ付きの倒立顕微鏡、微分干渉・落射蛍光装置のついた顕微鏡、高級だが単なる透過型顕微鏡。そのどれもが「タスキに長し」だった。総額2千万円から3千万円に及ぶ高級機が揃いながら、私は溜息をついた。「位相差装置」付きの顕微鏡が一台もなかったからだ。これじゃ、仕事にならない。20万円弱で一式を自費で購入できたかと記憶する。当時は、山本三郎社長が一人で始めたベンチャー企業だった。

「位相差装置」は、野外から採取した直後の標本を染色せずに生のまま観察すると、1ミリに満たない微小生物の細胞は透き通って見えない。その透明標本を細胞密度に応じ、光の屈折率の差を濃淡に変換し、像を見せる装置のこと。多くの人が「顕微鏡」だと知っている装置は、組織切片を染色液で染めた後で透過光で見るため歴史的には由緒正しい顕微鏡ではあるが、あくまで「染色」して検鏡するのが前提である。依然としてそういう用途もあるにはあるが、機材選定眼の持ち主が不在ではないことを祈りたい。

素人目には区別がつきにくくても、見る人が見れば一目瞭然である。公立高校も「教材仕様」の顕微鏡が納品される。メカニカル・ステージも使う前から使用に耐えないお飾りだ。私は自分の選定眼が正しいのだと知る機会があった。大阪バイオメディカル専門学校(大塚一幸校長)で、「レイマー」ブランドの生物顕微鏡が装備されているのを見たからである。「ああ、プロは私と同じ選定眼を持っていたのだ。」と知り、救われた気分になった。教材機か高級機に二分し、安価でプロの使用に耐える顕微鏡がなかったからである。それが、山本社長が起業された原点であった。個人でも手が届いた同社製品がなくば、私の高専及び大阪校での教育・研究は立往生していたことだろう。

レイマーは若い企業(2000年創業)だが、製品への信頼と要望は高く、大学、研究機関、保健所、臨床検査など実務現場で顧客を得ている。しかし、顧客が助成金を獲得すると、そっぽ向かれてしまうらしい。しかし、私が研究発表や論文にした顕微鏡写真はすべて、同社の顕微鏡一式で撮影された成果である(生徒でも撮影できる)。高々20万円という投資で主力選手として働いて、私を助けてくれたことに感謝したい。今回の点検も、クリーニングや調整が主体の基本料金の範囲内で済み、堅牢さも裏づけられた。同時に、山本社長と側近の若手社員と時間が共有できたことに深く感謝したい。

大阪の教育特区に開設された通信制高校で理科室と指導体制を備えた「スーパーサイエンス(通学)コース」として、大阪の地元企業、教育・研究機関、市民団体と支えあい、いっそうの連携を深めて行きたいと願う。

謝辞:株式会社レイマーの山本三郎社長には昨年、大阪校に納品された教材用顕微鏡計10点が他社製品にも拘わらず、セットアップして戴けました。「顕微鏡の基本構造や規格は、どのメーカー品も基本は同じです。」とは言ってくれたものの、私としては頭を垂れる他、ありませんでした。人間を育てる学校を核に「人の徳」が通じる社会風土へと回帰させて行きたいものです。

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