絵本翻訳の課題図書を通じ創作世界を覗く|通信制高校のルネサンス高等学校

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絵本翻訳の課題図書を通じ創作世界を覗く(2019年05月29日)

アート&サイエンスコース

絵本翻訳の課題図書を通じ創作世界を覗く(2019年05月29日)

絵本翻訳の課題図書を通じ創作世界を覗く(2019年05月29日)

神戸女学院大学が主催する恒例の『絵本翻訳コンクール』の参加受け付けが始まりました。ルネサンス大阪高校は挑戦者として例年、第6回から応募をし続けています(残念ながら、入賞には至っておりません)。

翻訳と聞くと、教室での「英文和訳」授業のように聞こえるかも知れません。が、オリジナルの英語絵本の趣旨を汲み取って、新たなセンスで日本語での絵本として創作し直す・・と言った方が適切ではないかと思われます(最優秀賞の副賞は、世界で唯一の翻訳された絵本です)。そこで、当アート&サイエンスコースの中での位置づけは「創作学習」の趣旨に沿った活動だと認識し毎年、重点を置いてきました。

今年の作品も、"If I Was a Banana"と題する魅力的な作品で、ニュージーランドのGECKO PRESSが刊行した絵本です。応募校に1冊贈呈され、過去5年間に課題図書と指定された絵本が理科室に保管されています。

絵本と言うマーケットは、職業が消失していく時代にあって永遠に不滅な存在で、それが英語媒体であれば巨大なマーケットだと思われます。そもそも出版業というのは、"投資そのもの"です。著者へ支払う印税、編集作業(表紙デザインを含む)、印刷製本代、広告宣伝費、倉庫保管費など、1冊の本の出版は一種の賭けであり、本を売りながら投じた資金を回収していくビジネスモデルです。空前のベストセラーでも出たら莫大な売り上げを計上するので、実は目立たない"ギャンブル性"も秘めています。

GECKO(トカゲの意)PRESSは、絵本(それも世界各地の絵本の英訳本)に特化した小規模な出版社ですので一般からの投稿は受け付けず、二次出版が主となる様子です(同社サイトのガイドラインから)。日本では職業作家が主たる著者となりますが、海外の出版社(例えば、Routledge)では一般人からの投稿を受け付けています。単行本に関しては、海外の方が無名の著者に対しては門戸が広いものなのです。

ちなみに、あの「ハリー・ポッター」シリーズを生んだ作者、J・K・ローリングは全く無名の、しかも無職で生活保護(チャイルド・ベネフィット)を受けていたシングルマザーが産み落とし、空前の大ヒット作となりました(2001年には、その功績により女王からOBEの称号を叙勲された)。奇遇なことに、原著の翻訳権も日本の当時、社員1名の弱小な出版社(静山社)が持ち、翻訳も初めての経験だったそうです。二重、三重の偶然が重なって、誕生した名実ともに奇跡の出版事業だった訳だったのです。

いかがでしょうか? みんなも、ドラマチックに生きてみませんか?(文責:教育デザイン室長・竹内 準一

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画像・左:2019年の『絵本翻訳コンクール』課題図書"If I Was a Banana"、同・中:同絵本から最終ページの挿絵、同・右:添付されていたGECKO PRESS社の栞の裏には、"One good book can spark a lifetime of reading"の文字が・・。

付記:単行本の場合、英語圏では世界中から著者を集める公募スタイルを採用していますが、雑誌(定期刊行物)となると事情が逆転します。それは、英語圏では世界中に読者がいますので、雑誌刊行に要した資金も回収できるからです。その結果、欧米の雑誌の著者はプロの執筆者に限られています(読者は、読者の声コーナーにしか投稿できません)。日本では雑誌(学術雑誌も技術系の商業雑誌も)は一般読者が投稿者になれます(読者参加型)。これは日本語圏だけではマーケットを支えられないため読者が購読料を支払って雑誌の刊行をする雑誌社を支援する代償に読者が著者となる互助システムで雑誌の出版が成立しているからです。ここに着目して、当コースでは高校生にサイエンスライターとして商業雑誌の投稿者になる指導を開始します。自らが学んだ内容で原稿料を稼ぎ出すこと、書いた原稿に責任を持ち、印刷物になることを通じ、ホンモノの自信を育んで欲しいからです。私自身が若い頃、そうして成長して自信を得てきました。同じ経験を生徒に味わって欲しいと、切に願っています。ともに頑張りましょう(竹内記)。

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