通信制高校らしく「捲土重来」をモットーに(2019年07月23日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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通信制高校らしく「捲土重来」をモットーに(2019年07月23日)

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通信制高校らしく「捲土重来」をモットーに(2019年07月23日)

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教育デザイン室長の竹内です。私は通信制高校で今、教員として従事していることに対し、何一つとして引け目を感じたことがありません。もっと言えば、この世に「成功」とか「失敗」とか・・その概念すらあり得ないと思ってます。誰でもが、「失敗は成功の元」という言葉を知っているでしょう。が、ホントに心底、噛み締めたことのある人は意外と少ないのかも知れません。実は、失敗からしかホンモノの成功は導き出せません*1

*1 島津製作所の技術者、田中耕一氏(現・同社シニアフェロー)は2002年、ノーベル化学賞を受賞したが、その発端は実験中に偶然、間違えてコバルトとグリセリンを混ぜてしまって、捨てるのも惜しいと思い、実験してみたら新技術(レーザーイオン化によるタンパク質の質量分析法)の開発に繋がったという逸話で知られる。

ただ学校教育は、特に日本の学校教育は、極端なまでに唯一の正解に拘る傾向が根強く、画一的な「正解主義」を蔓延させてきた社会的な弊害は少なくないと、憂うものです。模範解答が決まっている入学試験の採点業務は単純労働ですし、数字で絞り込んで均一化しておいた入学者を再び正規分布にバラつくように定期試験が組まれている仕掛けも奇妙です。責任ある立場の者が、疑問に感じて善処してきた歴史に乏しいのだと思われます。

ですから私は通信制高校に降りてくる生徒の方が、マトモに見えてきます。彼らは自分は狡賢くなれないからこそ、逃げてきたのだと、私自身は受け留めています。ただ生徒たち自身が「自分はダメだ」と思い込まされている深刻さは半端ありません。問題なのは生徒の"能力"不足でなく、むしろ彼らが前籍校で掛けられてきた"呪い(=思い込み)"を解いてやる作業*2です。こちらこそが、私の仕事の全てだと言っても過言でありません。

*2 実際、私が対峙しているのは目の前の生徒ではなく生徒を介して、前の学校で教員から生徒に与えられた人心操作の痕跡を感じ、同業他者を相手にしていると実感している(無論、例外的に温かな指導事例も感じる)。教員自身も、学んでないケースもあるようだ(林純次『残念な教員_学校教育に失敗学』、光文社、2015)。

通信制高校は、言うまでもなく卒業証書を売るビジネスではなく、傷ついた生徒を立ち直らせていく"場"だと捉えています。中には、生きているので精一杯という生徒だっています。世間には「足るを知る」ことで十分なケースだってあり得るからです。想い出すのは、同じ大阪・岸和田の森琴音さんの書いた『わたしの願い』です。彼女の詩の一字一句に、重たさが限りなく感じられます。その一字一句の成り立ちを想えば、理解に及びます。

創作書道を旗印に掲げている大阪校「書道クラブ」では、文化祭(ルネフェス)に向けて、メンバーが着用するオリジナルTシャツに刷り込む装飾文字の選定を7つの候補案の中から今週、LINE上で投票作業が進められています。その基となる文字が、タイトルの「捲土重来(けんどちょうらい)」と言う四字熟語です。その意味する内容が、通信制高校の生徒たちが共通して持つマインドであって欲しいと願うクラブの総意で決定しました。デザイン確定も余すところ、残りあと3日間で決まります(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

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画像・左:「捲土重来」の字体候補案(卒業生・岩田祐樹くん作)、同・中:さいえんす!グループLINEでの投票方式、同・右:絞り込まれた創作書道デザインTシャツ、2候補案から決戦投票中(現時点で得票数同点)

付記:現在のように日本社会が低迷している時期こそ、改革を推し進めるには好機だと言えます。今、変わらないと・・と危機感を実感している中堅どころから変革推進に真剣に取り組む可能性があります。実際、私の前任校である国立高専も私の目からは改善の余地があるにも拘らず、志願者も集まり、卒業生も吐けることから改革に熱心さは感じられませんでした(もう去って5年も経ちますので状況は変わったかも知れませんが・・)。都庁の管理職から大学教授へ転身された先輩*3に相談してみたところ、「そりゃ入学者も秀才クラス、就職率100%の国立の学校を変えようなんて絶対に無理です。」と軽く否されてしまいました。それもあって、私は5年ほど任期を残し、変革が妨げとならない校種で、かつ自分の実務経験や海外経験が活かせる新天地を求め、開校と同時に大阪へ移ってきたのです。だから皆、遠慮なく私の熱い想いを存分に利用して欲しいものです。自ら「成長したい」と願い出る生徒なら、全力で支援できます。私は一切、出し惜しみません(竹内記)。

*3 まだ米ドルが360円と固定相場制だった昔、米国の大学へ「留学したい!」と手紙を書いたら、「なら、来い!」と奨学金を用意してくれたので、休職して米・大学院へ留学したという伝説に残る都庁職員の方でした。奥野長晴博士(滋賀県立大学名誉教授)で、私が東京都の海外研修生に選ばれた頃、ご縁が生生じました。このような人物と出会わなかったら私は都庁を飛び出して、英国移民までしようと企てなかったかも知れません。私は当時、受け取った「次に誰かを応援してあげなさい。」の彼の気持ちを忠実に今、引き継いでいるだけです。

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