イタセンネット総会/講演(環境DNA調査)(2019年10月06日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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イタセンネット総会/講演(環境DNA調査)(2019年10月06日)

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イタセンネット総会/講演(環境DNA調査)(2019年10月06日)

イタセンネット総会/講演(環境DNA調査)(2019年10月06日)

今年度の前半「環境保全クラブ」から奥村諒くん(3年)が積極的に参加してくれ、大いに盛り上げてくれたものの、後半(7月)から志望大学のオープンキャンパス参加やら全国大会での研究発表やらで、自分自身の進路選択へ向けた適性判断を優先して貰う結果になりました。高校3年生ともなれば一生が掛かってくるので、それもやむを得ません。イタセンネット関係者*1に対して不義理を感じる想いを禁じ得ませんが、他に投入できる代替人材もなく、無理して反ってご迷惑をお掛けする事態になったら問題です。

*1 とりわけ「環境保全クラブ」として庭窪ワンドへ活動を展開した矢先でお世話になりつつ、ご期待に沿え切れなくなった山口進さん(環境カウンセラー)に対しては、あい済まなく感じております。

今回の総会での変更点は、新しく事務局長に就任した河合典彦さん、監事に就任した山口進さん(前掲)が発表されたことです。他の決議事項としては、駆除した外来魚の標本等への利用に際しては機会の公平性を保つため公募する手続きを踏むことを綾史郎イタセンネット会長から提案されました。追加の審議事項としては、外来魚を駆除する際には一般に悪印象を与えない気遣いも必要だと言う雰囲気が河合先生をはじめとする幹部から意見が出され、全体でも共有された感がありました。

総会後、環境由来のDNAをマーカーに用いた魚類相の調査方法の概要説明と城北ワンドに適用してみた事例報告が会員の上月佐葉子さん(パシフィックコンサルタンツ株式会社)から講演(研究発表)がありました。捕獲による従来の調査法に比べ、捕獲されにくい魚種も水中に浮遊している環境由来のDNA抽出物をミトコンドリア(12SrRNA)を標的とし、魚類を対象とする部位のユニバーサルプライマ(MiFish)でPCR増幅し、データベースと照合することで捕獲法(個体数)とのDNAリード数(魚類由来のDNA断片)とを比較した城北ワンドでは貴重なデータになるでしょう(城北ワンド分は昨年度の調査結果)。

近年、捕獲されなかったナマズも、DNAから生息している痕跡が見えたり、逆にコウライモロコのように捕獲されていてもDNAの断片が検出されなかったり若干の食い違いが生じるようでした。また、明らかにワンドに生息しているはずのない海水魚のDNA断片が検出されたり(塩基配列上の"他人の空似")今後、精度を上げ、手法が持つ特性を補完していく必要性があることが示唆されました(文責:教育デザイン室長・竹内 準一

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画像・上段左:2019年度第1回イタセンネット総会、同・上段中:総会&講演会場(9号館3階)案内、同・上段右:大阪工業大学・大宮キャンパス(大阪市旭区)、同・下段左:講演前の光景およびパワポ画面(左は発表者の上月さん)、同・下段右:配布された印刷資料(ハンドアウト)

付記:筆者(竹内)も2000年、河口域干潟の底泥から練習目的(気難しい機能遺伝子の増幅へ着手する前段で)で細菌類のユニバーサルプライマー16SrRNAを増幅した時に、細菌をターゲットとしていたのに、シークエンスしてみるとミトコンドリアや葉緑体など雑多な部位がデータベース上に浮かび上がってくるのでとても閉口した覚えがあります。ある意味、ミトコンドリアも葉緑体も真核生物の細胞に入り込んだ細菌が起源だった(リン・マーギュリス*2細胞共生説、1970年)ので不可思議でもありません。鋭敏な分、ノイズも際限もなく拾ってしまうのでしょう。照合するデータベースの充実度も随時、蓄積して行くのは間違いなく解析技術は、今後も進歩して行くと期待されます(竹内記)。

*2 惑星探査を始めた故・カール・セーガン(コーネル大学)教授(ジェット推進研究所兼務)の元配偶者であり、ガイア仮説を唱えた英国の孤高の独立系科学者、ジェームズ・ラブロックを生物科学の面から支持したことでも知られる。私が現役で大学生をしていた頃で、役者が出揃っていた輝かしい未来を予感させる活気に富んだ時代だった。今のような淀んで、荒んだ世界とのギャップを顧みるにつけ、次世代の若者に対し、心から申し訳なくなってしまいます。生徒諸君には「地球はこんな湿気た状態じゃなかったよ。だから目を醒ましてくれ!」と、声を大にして私は訴えたい。

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