「教育のあり方」を語る会に生徒と参加(2020年02月02日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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「教育のあり方」を語る会に生徒と参加(2020年02月02日)

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「教育のあり方」を語る会に生徒と参加(2020年02月02日)

「教育のあり方」を語る会に生徒と参加(2020年02月02日)

昨日(1日)の午後、学園ビル9階にて阪神学園の清原克哉理事の主催で阪神学園セミナー『世界の先端教育とこれからの教育のあり方』を語る集いが開催されました。元ミネルバ大学・日本事務局代表だった山本秀樹氏毎日教育総合研究所代表取締の澤圭一郎氏という教育がテーマでは、日本を代表する論客をゲストに招く豪華版でした。ここは、清原理事のご尽力に深く感謝したいと思います。

集まった聴衆も教育に一家言ある面々ばかりが、清原理事のお人柄が醸し出す豊富な人脈相関図で各地から参集した感が偲ばれました。私自身も、恐らく日本で唯一、教育デザイン室長を名乗って日本の教育改革に向けて独自のスタンスで邁進してきたと自負しております。それは、学校教育に「人が育つ」ように意図的に設計された痕跡が感じられず、単なる「時間潰し」作業(授業・試験・評価)に終始しているからです。その意味では、学校教育はブルーオーシャンであり、取り組んだ分だけ成果が出て当然の未開拓領域です。ただ、どれほどホンキの人が、この衰退しつつある日本の中に果たしているのでしょうか?

教育に一家言を持つ人は、日本にもいます。しかし、その中でリアルに生徒と向き合い適宜、生徒を自由に連れまわしている教員は、日本で私しかいないのかも知れません。それが私の最大の強みであり、生徒なら皆、その特権を持っています(それを行使したいと希望する生徒が単に来ないだけのコトです*1)。

*1 その昔、ヴィッキーさんという外国人タレント(スリランカから東大・海洋研への国費留学生だった)が、番組で日本人に話し掛けると皆、逃げ出すので「日本人って、変ですね~」が毎回のオチでした。今の時代に及んでも「逃げて、逃げて、逃げまくる」日本人の気質は基本的には、変わったないようです。

山本秀樹さんは現在では、Dream Project Schoolを主宰されています。ミネルバ大学の先を行くフランス発の「42(フォーティ・ツー)」と呼ばれるソフトウェア・エンジニア養成校の紹介もありました。山本氏の主張するこれからの教育に求めらえる3要素は、①テストでなく原体験、②暗記でなく実践知、③教室でなくフィールド・・全て2014年の大阪校で唯一、残った通学コースのスーパーサイエンスコース(今は、アート&サイエンスコースと改称*2)がスタートアップ時で掲げていた、そのまんまだと言えます。

*2 実技を伴うサイエンスを担当する研究者の活動は、ゼロから価値を生み出すクリエータのアートの世界にずっと近いからです。満点とって、一番になることで満足する程度では研究や創作など務まりません!

フランスで3年間を幼少時に暮らした山本さんは懇親会の席で同席した今村奏音さん(高2)に、「フランスでは自己主張しないと、その辺の椅子としか認められないんだよ!」と実体験を伝えていました。彼のお兄さんは帰国して日本の学校に不適応となり結局*3、今は国際機関OECDで働いているというのも納得が行きます。今のままでも日本社会が困窮して行かないなら構わないのですが、恐らく無理でしょうね。

*3 梅田で飲んでいると国際会議を終えてきたと言う台湾人一行と同席したことがあり、話してみると「日本の製品サイコー、日本の会社サイテー」と言っていました。痛いところを突かれた感が否めませんね。いかに親日派の台湾人とて、日本人に組織運営上の改善を求めている証拠なのだと思います。特に、「いちいち上司に聴いてきます。」の一言にイライラさせられて、「もうイイ!」となるのが常だそうです。

続く、澤圭一郎さんのトークは、新聞記者として日本の教育改革を取材してきた経験から、当初の理念が捻じ曲げられて行った経過を原点まで遡って語って下さいました。それは、「1点刻みの入試の合否判定は不合理だ」という論点*4に尽きるのだそうです。

*4 私も英国のGCSEやA-Level試験(中等教育の修了試験及び入試の出願条件を兼ねる)が、英国だけでなく英連邦(The Commonwealth)全体に適用され、それらが論述式・加点法で採点される試験であり、日本で考えられる試験とは全く違う別物である事実を私の子供たちが現地で受験したので熟知しています。

畢竟、澤さん曰く、「大学ごとに欲しい学生像を開示し、それに応じた入試選抜を決めて行くしかなく、問題は"公平"や"平等"をどう捉えるか、日本人の成熟度に掛かる問題になるだろう。」と言う趣旨でまとめておられましたが、全く同感*5です。

*5 恐らく日本語という言語が情感を醸し出すには優れた"感性言語"ではあるが、学術活動を営むには相応しい"論理言語"ではないという壁があるのだと、私は考えています。日本語で学術活動するのは、三味線で交響曲を奏でようとするほど滑稽に思えてなりません。実際、論説文を書いたり、専門書を読んで理解するには、習熟したら英語媒体で行う方が遥かに楽なのです(以前、日英でのポスター制作時にも実感)。

❏ いろいろな学びがありました(2年・今村奏音) 大人が日本をより良くしようと、日本の学校教育について各々考えて実行されているのは、竹内先生以外にもたくさんいらっしゃるのが知れて嬉しかったです。"リフレクション"のように要約し、自分の考えを書くと長い話も集中して聞け、自分の考えも言える事、人生も勉強も楽しむ事、24時間以内に連絡すると一度キリの出会いで終わらない事など、普通の高校生活を送っていたら知れないような貴重な話を聞けました。また今回の懇親会みたいな自分の興味のある分野の道の人と出会えたり大人の世界をマンツーマンで話を聞ける機会があれば、不安も少なくなるし、社会のレベルも上がるんじゃないかと思いました。

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画像・上段左:冒頭、オープニングでの清原理事のご挨拶、同・上段中:座談会の様子(左:山本秀樹氏、右・澤圭一郎氏)、同・上段右:竹本信之氏(枚方テクノカレッジ)考案の電気"糸電話"を試すサイエンスコースOBの岩田祐樹くん(大2)、同・下段左:葛西昭治先生(右)と奏音ちゃん(理科室で日本語教員になる助言を戴きました)、同・下段右:山本秀樹氏(右)と奏音ちゃん(懇親会を行ったカフェーヌ地下1階で)

付記:当コースはスーパーサイエンスコース(since2014)の流れで、実験・観察・野外活動を重要視して来ています。本の内容を暗記したところで、授業を大人しく聴いたところで、試験で満点を採ったところで、それは単なるアナログのコピーと同様、能力開発ではなく劣化するだけの旧式な情報伝達に過ぎないからです。それを"教育"だと称してきたのは欺瞞以外の何モノでもありません。教員以上の生徒を作りたくない、そんな生徒が出て来てしまってはヤリ難くて仕方ない・・という大人の都合が見え隠れしてます。

 そんな時代とはもう、決別すべき段階です。あの小学館のロゴを机上での勉強から解き放ったデザインが話題となっていました。是非、ご覧になって下さい(コチラのサイト)。実は、私たちは開校以来、既に机上の学びからの離脱(授業しない、試験しない、評価しない)を実践してきたのです。その途上では同じ学園ビルに入居する受験教室へ通う生徒から昆虫網を持って飛び出す通学生を目にして、「呆れた!」と罵る声もあったと聞き及びます。机上の受験勉強こそが、ママゴトなのに!(合格したら即、リセットされます)

 しかし、その中の生徒の一人は大学のオープンキャンパスで展示されていた物体を前に、教授から「何だと思う?」と尋ねられ、生徒「バッタの糞でしょ?」と楽々と答えることができました。教授「何でそれ、知ってるの?」、生徒「学校で飼っているから・・」。呆れた会話に聞こえるのかも知れませんが、これこそホンモノの学びと私は考えます。さて、大学教授は数字が選んだ受験秀才が欲しいのでしょうか? 人はコンピュータが選んだ伴侶と結婚したいのでしょうか? 子供でも解けるような単純な催眠(人心操作)術です(竹内記)。

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