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創作学習「ペット写真館」続編を遠隔指導(2020年04月01日)

アート&サイエンスコース

創作学習「ペット写真館」続編を遠隔指導(2020年04月01日)

創作学習「ペット写真館」続編を遠隔指導(2020年04月01日)

今年に入り、世界がコロナ禍に晒される直前からアート&サイエンスコースが掲げる「探究学習」(実験編フィールドワーク編)及び「創作学習」も遠隔指導できないものか、当コースでは模索して参りました。その理由は、①通うには少し遠隔地(兵庫、滋賀、奈良、和歌山)であること、②通常の勉学に適さない在学生に同じ教育方策を施しても当然、成果など期待が持てなかったからです(無論、枠を逸脱したからと言って無能なのではありません。むしろ常識と真逆で、大物である可能性すら高いはずだと私は確信していました)*1

*1 通常の学び方に不適合を生じている学習者に全く同じ方策を押し付けるのは生徒に対して拷問であるばかりか、教育特区に開校した不登校・中退者を支援する教育機関が担うべき使命を全うしていない・・というのが「教育デザイン」の立場から見解だった。全く同じ教育方策を踏襲するだけなら存在価値もないし、顧客を失望させることになり、社会的な信頼も喪失するからだ。

加えて、新しい方策に挑戦したなら必ずと言って良いほど、新しい発見が見込める。前例踏襲しているばかりなら(あるいは打ち上げ花火的スタンドプレイならば)何ら新しい実績の蓄積にならず時間だけ経過して時間切れを狙っているに等しい。それでも経済的に事業として成り立つのかも知れないが、それでは詐欺行為に限りなく近いと言えなくはあるまいか*2

*2 学生時代に唯一、好んだ半谷高久先生(分析化学・地球化学専攻;1920-2008年)の著作や講義で登場する修辞法を真似てみた。なだいなだ氏(精神科医・作家;1929ー2013年)とも絡み合って文理の境界を越境したり、その憧憬から高専教授時代にループタイの愛用を真似たものだった。

タイトルには、「遠隔指導」と記しましたが、これは社会の慣例に従ったまでで、日本の学校教育に強固に定着てしまった慣習は、「教師が教えて、生徒が学ぶ」という姿勢です。これを知ったらソクラテスは嘆き悲しむに違いない*3と、私は先達の中で哲人中の哲人として知られる彼に申し開きができません(彼は若者を唆したとの罪で毒杯をあおって非業の死を遂げたもので)。私たちの現代科学も生物進化と同様、同じ水源に端を発し脈々と受け継がれて、今日のような大河を為しているからです。

*3 古代ギリシャの哲学者ソクラテス(BC469ー399年)は、自らをソフィスト(職業教師)とは役割が異なると自覚していたようだ。紀元前の闘いが今なお、21世紀の日本で続いている現実に、私は驚愕する。

ソクラテスが採用した手法は産婆であった彼の母親が行う赤子の採りあげ方から磨いた手法で、産婆術とも呼ばれる対話を促し、学習者の気づきを誘導させ、学びを支援する戦略である。実は私の生徒覚醒術も恐らく近いものだと捉えています。具体的な例(昨日の生徒とのLINE交換)を以下に述べます。相手は、新2年生の小野寺華鈴(かりん)さんです。昨年度、「ペット写真館」を制作して下さいました。彼女の作風が変化してきているのを、私は察知しておりました。一方通行型で「教える」教育を盲目的に続けてしまうと、学習者を観察して生徒の微妙な変化に「気づく」鑑識眼すら失ってしまうと案じています:

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竹内:「この間、作風が変わっていた予兆を掴んだんだけれど、新作があったらご披露して貰えますか?」華鈴:「最近は、室内での撮影ばかりです。」竹内:「ダミーの食べ物なのに、ワンちゃんが食べる仕草を見せているのは、なぜ? まさか犬は嗅覚が抜群だから、騙されるワケはないよね」華鈴:「おやつ・・って言うと、ペロッとやるのを知っていたので、そこを狙って撮影しました。」竹内:「えっ、それって、私が使っている科学の研究手法と同じ原理なんです。続けて行けば、間違いなく頭脳明晰になりますよ。」

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これが、いつも私が生徒に対して使っている「対話」による成長支援です。要するに、彼女が犬に対して実践している手法(観察→発見→応用)のサイクリックな探究活動です。一度、この回路が体得できると一生涯、有効で成長し続けます。それに比べたら、学校が施している教育は、まるで正解を隠しておいて正解させる「かくれんぼ」隠す→暴く)に過ぎず、これでは成長は見込めません。「子供騙しだ」よなと、私は中学時代には気づき、高校・大学と我慢して卒業はしたものの、それに毒されないよう留意し、学校教育は(試験解答以外は)頭を鈍重にする学び(米国の元優秀教員)だと感づいたので、とっくの昔*4から、決別して参りました。

*4 中学2年(14歳)で、気づきました。戦後の復興に芽生えた「科学教育センター活動」の恩恵で、偏差値導入と伴に、消えて行きました。当時の中学の理科教諭は自分で実験観察するスキルも研究発表を指導するスキルも備えていたのです。私自身、その環境で育てて戴きました。中学生に対し、「事実」と「推測」を分けなさいとの注意まで口を酸っぱくするほど教えてました。私が自由闊達に学ぶことができ、海外(タイや英国)で日本以上に奮闘できた秘訣は、古き良き時代の日本の名残りからです。その後の変質ぶりが、残念でした。

誰が、いつ、何がキッカケで成長し出すのかは、個々人によって異なりますので、それは教員の鑑識眼に依存します。実質的な要件は、知識の有無ではなく、むしろ希望の有無であり、それがあるから生徒が成長する萌芽を見つけることがデキるのであって、点数化することを教育だと勘違いした段階でこの能力は育ちません。なぜなら教員が生徒に与えるのでなく、生徒から教員が教わりながら共に成長する二人三脚(死語かな?)のプロセスだからです。ここが「教育の要諦」なのですが、既存の学校教育にどっぷり浸かってしまっている人(教員歴が長い人)ほど、恐らく辛いかも知れません。しかし、いつ何処からでもやり直しが可能です。この教育手法は、原理的にゼロ・スタートが大前提だからです(教育界以外からの参入者が期待される所以)。

いずれにしても、現実社会は移り変わりゆくものです。「教育は不易」だと言うのは解ります。が、それを口実に「手抜き行為」であって構わないはずはありますまい。日本はOECD教育調査団から「教育で求められている内容や方法が変わっていく性質を日本には学んで欲しい」と指摘された経緯がありました。その自問自答した軌跡が現場で交わされてきたという記録は果たしてあるのでしょうか? その議論の記録*5がなければ単なる怠慢だったとの誹りは免れないことでしょう(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

*5 私の見落としであれば是非、ご教示下さい(jtakeuchi(a)broadmedia.co.jp、(a)を@にする)。OECD教育調査団の報告書ならば一通り買い揃えて通読し、本校の図書室に寄贈してあります。さらに、私は生身の生徒たちに対し、実践活動をしてきています(能書き垂れではありません)。彼ら・彼女らが現状、成長する糸口を見つけられずに、困っているからです。本人や保護者から「もうイイ!」と断られれば、その限りではありません。当方が押し売りするのでは全く意味がないからです。その代わり求める人に対しては必ず相談に乗ります。今までも、これからも。

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画像・上段左:イミテーションを前に「待て!」ポーズ、同・上段中:あれ、待てなかったのかな?ってポーズ、同・上段右:作者のつけたタイトルが『ライオンキング』この時点で、ペットの可愛さを写し込むスタイルから「作品化」が芽生えたのを感じさせる、同・下段左:ポージング前の待機状態、同・下段右:(作者のある言葉に誘導され、ガブッ!の)ポージング後(本文中の「竹内-華鈴」対話部分を参照のこと)作品は全て、小野寺華鈴さん所有の最新型カメラを装備したiPhone11Proで撮影しているそうです。※この問答(産婆法)が一方通行型の教室授業にはなく、遠隔指導の研究開発は教育方策に革命をもたらすものと期待されます)

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