米国ハドソン川に倣い「河川教育」を海外発信しよう!(2020年04月28日) | 通信制高校のルネサンス高等学校

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米国ハドソン川に倣い「河川教育」を海外発信しよう!(2020年04月28日)

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米国ハドソン川に倣い「河川教育」を海外発信しよう!(2020年04月28日)

米国ハドソン川に倣い「河川教育」を海外発信しよう!(2020年04月28日)

例年通りであれば、市民団体「イタセンネット」の活動(昨年度の総会初回の活動)がスタートしていた筈でした。今年度は、コロナ禍によって現在、活動休止状態になっています。

大阪校の「環境保全クラブ」は開校した2014年度末、連携団体の一つとして加わりました。高校の団体加盟としては、唯一の存在です*1。イタセンネット活動で全体的に十分な貢献できたとは言い難い面もあります(卒業生の奥村諒くんがボート乗船の常連になるなど、積極参加してくれました)が、学校サイドとしては高校生が参加できる団体が教育特区内にあったので感謝したい気持ちです。

*1 本来、もっと高校生に参画して貰いたいところですが皆、各校とも伝統ある部活や受験対策で市民運動に参加する余裕がないため逆に、新興校でも参入する余地がありラッキーでした。

以前、コロナ禍が日本に襲いかかる直前、筆者は米英に拠点を持つEFアカデミー・ニューヨーク校の説明会が梅田の徒歩圏内で開催されると知り、会合にオブザーバとして参加する機会があり、学校紹介の中で胴長靴や漁網を手にしたハドソン川の画像が目に留まり、説明会後にスチュワート校長(現・パサデナ校)と話し込む機会がありました(英語のスキル以上に共通の話題がある点が肝心です)。

「海外にイタセンネットみたいな市民活動があるんだ。」と知り、検索すると、"The River Project" を見つけました。私が既存のイタセンネットを教育の一環として使ってきたように、EFアカデミー・ニューヨーク校も同様、既存の団体の"学校教育サービス"に参画してきた経緯を知りました。

現在の日本に欠けている点は、英語による情報発信力だと思います。結局、日本と言う国は昔は電気製品や自動車で、今はアニメで世界的に有名な国になりましたが、まだ個々の活動が海外発信されているとは限りません。イタセンネット幹部から英語での情報発信する許諾は以前、得ていますので、コロナ禍で活動制限がある今こそ、高校生がイタセンネットの市民運動を世界へ発信する活動を学習活動の一環として取り組むべき時期ではないでしょうか?(極めて実効性の高い学びになりそうです)

・・と言うことで本日のフィールドワークの報告です。1人でできる行為は、ワンドの岸辺で手で巻貝を摘まんで採集してくることくらいでした。菅原大橋下の35号池で、カワニナとヒメタニシが混在していた(以前は、場所により棲み分けていた感がありました)ので、採集は直ぐに終わりました。

現在、汽水域で採集したイシマキガイから腸炎ビブリオを吐出させ、検出する独自技術があります。昨年度の予備的な調査で見つけているのは、淡水域(ワンド内)で採集したカワニナやヒメタニシまで腸炎ビブリオを(一時)保菌していたことです。海洋起源の腸炎ビブリオが淀川大堰を乗り越えて淡水域に侵入できる可能性は通常、考えられません(だから当初、我が目を疑いました)。

昨年、気づいたことは、1)この時期はアユが遡上してくるので、遡上初期にアユが食べた餌(ミジンコ)にキチン質に(キチン結合タンパクで)固着して加水分解するビブリオ属細菌(腸炎ビブリオを含む)を取り込み、外界へ排泄した糞塊を巻貝が這い回りながら糞塊ごと取り込んでしまった可能性が考えられます。2)イシマキガイが堰を越えられなくてもアユが堰を遡上すれば排泄した糞塊をカワニナやヒメタニシを受け渡していると考えることで説明は可能です。3)遡上する魚類がいない時期であれば、腸炎ビブリオはカワニナやヒメタニシから検出されなくなる可能性があります。昨年度、予備調査を終えているので今季、再現実験を通じ、新知見*2として証拠を固めたいと考えています(文責:教育デザイン室長・竹内 準一)。

*2 この程度の発見でも、世界中に既報論文はありません。一つはイシマキガイが日本を中心とした分布域しかないからですが、研究者人口は(学術研究者のポスト=アカポスが限られていることもあって)非常に乏しいからです。ちなみに、英国にイシマキガイは分布していませんが、腸炎ビブリオは世界中の海に分布しています(魚食文化のある日本、しかも大阪で最初に見つかったのは事実)。英国のColne河口干潟から抽出したDNAにはバンドの直上に"巨大プラスミド"と当時、言われていた謎のバンドが見つかることがありました(今にして想えば・・)。ビブリオ属は大小2つの環状DNAを備えており、10分程度で分裂します。大腸菌の倍の速度で増えるのですから、腸内の定住者である大腸菌よりビブリオが勝ち、耐熱性の毒素も相まって下痢して当然なのです。これが、腸炎ビブリオで食中毒を招く原因です(皮相的に目先の試験の得点を競うのではなく、"科学的な視点の本質"を伝える理科教育が必須です。そう思いませんか?)。

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画像・上段左:閑散とした城北ワンド(視界には親子連れが1組のみ)、同・上段中:ワンド35号池の岸辺でカワニナ(A)とヒメタニシ(B)発見、同・上段右:菅原大橋(右側が34号池、左型が35号池)、同・下段左:34号池と35号池の境い目は通常、浅くなっているが水位が高い(アユの遡上を助ける支援策)、同・下段右:ワンド全域での稚魚調査の告知板(5月中に淀川河川事務所が実施)

急募:「イタセンネットの活動を英語で発信しよう!」プロジェクトのため、高校生から協力者を求めます。JICA専門家派遣歴があり、英国留学・移民経験のある教員が現地の担当者と連絡取り合いながら指導します。以前、ヘドロ電池の考案者と高校生(現・大学生)が連絡取り合いながらメールを交換*3する支援をしてきました。ホンモノの学びは教室での授業や試験で達成されるのではなく、現実味のある(physical reality)状況下で実現するものです。学校の英語の成績とは無関係に、好きなテーマであれば簡単に英語は使えるようになるものです。これは保証します。欲張ろうとするから(ビビッて)身につかないのであって、好きなテーマを題材にして行けば、結果として試験の成績は上がるものです。私自身もその実例ですし、私の教え子たちも皆、そうでした。どんなに英語がデキない人でも私は絶対に排除しません(実例)。むしろ学校の英語の成績が悪い人ほど、私は大歓迎だからです。それは日本の英語教育の"訳読"授業の洗礼など受けて来なかった生徒の方が、成長の邪魔にならないからです(竹内記)。

*3 なぜ日本人の高校生が外国の著名人からメールで返事が貰えるのか、そのカラクリをご存知ですか? 簡単な理屈です。そんな行動する日本人がいないからです(世界は期待しているのに)。日本は世界的に知られた国ですが、日本人ほど世界に向かって発言しない国民はいません。だから、私は世界銀行・環境顧問(学会長級)など世界の要人と個人的に英文メールをやり取りする仲でした(残念ですが、私より年長な方たちなので、次々と故人となられましたが・・)。そんな日本人としての"特権"を活かしませんか?「えっ? 返事が貰えないかも知れないって心配ですか。大丈夫です。大物なら返事が返ってきます。無視するのは、決まって小粒(雑魚)です。正体が判明して結構じゃないですか? こうして篩い分けができちゃんです。愉快痛快ですよ!」

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