吉村陸矢さん「第17回美術工芸甲子園」大賞受賞

2025年12月01日

ルネサンス豊田高等学校1年生の吉村陸矢さんが「第17回美術工芸甲子園」において、最高賞の大賞を受賞しました。

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美術工芸甲子園は、高校生の美術工芸教育を振興し、日本が世界に誇る美術工芸の技を次世代へ継承する才能を発掘することを主旨とする公募展です。京都の伝統工芸館を会場に、陶芸・漆芸・金工など多彩な分野の作品が全国から寄せられ、審査員による選考を経て各賞が決定します。

そのような数多くの応募作品の中から、吉村さんの作品が大賞に選ばれました。
今回の受賞は、作品の完成度が高く評価された結果であり、創作への真摯な姿勢と日頃の努力が実を結んだものです。

受賞作品「毛利家伝来色々威腹巻」は、京都伝統工芸館で展示され、実物をご覧いただくことができます。

吉村さんコメント
大賞を受賞できてとても嬉しいです。甲冑制作では、構造の強さと美を意識し、板金の曲げ方や金物の透かし、塗りの質感をこだわりました。伝統的な技法を使いながら自分なりにできる表現をめざして制作しました。

吉村さんはこれまでも、自作の甲冑作品が「日進展」にて市議会議長賞を受賞するなど、日々の制作に取り組みながら表現の幅を広げてきました。
今後のさらなる制作活動にも注目が集まります。

吉村陸矢さん「第17回 美術工芸甲子園」大賞受賞