田島先生
大人になると、どの学校に通っていたかというのはあまり関係なくなっていきます。大人になって大切になるのは、今その人が何を実現しようとしているかです。それをゴールといいます。そして、「自分がこうなりたい」「自分は何が欲しい」という自分のことのゴールだけだと、常に周りの目を気にするような生き方になってしまう可能性があります。
「世界をこういう場所にしたい」「日本を○○にしたい」「社会の○○という課題を解決したい」というような大きなゴールを持ち、その実現に向かって生きている人に対して、周りの人は学歴など気にしません。その人の価値は、どんなことをしてきたのか、どんな学校を卒業したのかなどという過去で決まるのではなく、これから実現したいどんなゴールを持っているかが大きな影響を与えます。
これから見つかる大きなゴールを実現するためには、様々な活動がしやすい通信高校である方が良い場合だってあるでしょう。さらにゴールによっては、通信高校か普通高校かではなく、その後に通う大学の専攻の方が重要な場合だってあるでしょう。 「すぐにはそんな大きなゴールは見つからないよ」と思うかもしれませんが、今まではそもそも大きなゴールを設定しようとしていなかっただけで、これから見つけていくことだってできます。未来の大きなゴールに目を向けていくことで、周りの目は自然と気にならなくなっていきます。