通信制高校から難関大学へ行けるの? 【第一章 1】
「通信制高校を出たら、有名大学に行けないんじゃないの?」−−そう思っている人もいるかもしれません。 でも前にお知らせしましたように、通信制高校を卒業した「高卒資格」と全日制(通常の通学する高校)の高校を卒業した「高卒資格」は全く同じ。 つまり、もし望むのであれば、どんな大学だって、自分が行きたいと思う大学の入試を受けることは可能なのです。
「でも、やっぱり有名大学は無理なのでは?」−−いえいえ、これは通信制であろうが、全日制であろうが、 人気の高い大学の入試に合格する難しさは同じ。通信制であれ、全日制であれ、どれだけ勉強したかにかかっています。
最近では「全入時代」といって、大学進学を希望する人の大半が進学できるような情勢にあります。大学の数は変わらない、 あるいは増加傾向にあるのに、少子化と言われるように、進学希望者の数は減っています。 自然と競争率も下がるわけで、あまり言い方はよくありませんが、うまく入れそうな大学を見つければけっこう入学しやすい時代でもあるわけです (もっともこの「全入時代」に関してはさまざまな問題点もありますので、それについては後で解説いたします)。
でもそうは言ってもやはり有名大学、人気大学というのはあって、たとえ少子化であっても競争率は高くなっています。 でもこれは昔から同じこと。厳しさに変わりはありません。逆に言えば、通信制高校卒業であっても、全日制高校卒業であっても条件は全く同じということです。
通信制高校の先輩たちは難関大学にも合格!
もし大学への進学を意識しているならば、通信制高校の先輩たちがどのような大学に進んでいるかを調べてみましょう。 各通信制高校では、卒業生がどんな大学に行ったのかをインターネットやパンフレットなどで公表しています。 もしインターネットが使えるならばそれで調べてもいいし、電話やFAXで、それぞれの通信制高校から資料を郵便で送ってもらって、 じっくり読んで調べるのもいいでしょう。卒業生の進路を含めた、通信制高校に関するさまざまな情報を掲載している本も書店で探すことができます。
そうした情報を見ると、東大(東京大学)、早稲田大学、慶應義塾大学という、超難関と言われる大学に進学している先輩たちも少なくないことに驚かれるかもしれません。 たとえ難関と言われる大学であっても、進学する夢を達成している先輩たちは多くいるのです。もちろん、有名大学がどうこうと言うよりも、 一番大事なのは、本当に自分に合った大学を選ぶということ。そして、通信制高校を卒業してその夢を叶えた先輩たちはたくさんいます。
通信制高校の方が全日制の高校に比べて有利な点
ここでもう一つだけ付け加えておきたいのが、大学入試を考えた場合、通信制高校の方が全日制の高校に比べて有利な点も考えられるということです。
通信制高校は、自分の好きに使える時間が全日制の高校よりも多く持てます。その時間を、例えば大学進学塾での勉強にあてるのです。 一般の高校ではなかなか大学入試に特化した授業をするのは難しいのが実情ですが、大学進学塾であれば、大学入試合格に集中した効率的な勉強ができます。
高校に毎日通わないからこそ大学入試に集中できるという、そんな側面もあるのです(この、進学塾とのダブルスクールに関しても、また後で詳しく解説しますね)。
- 関連情報
-
ルネサンス高校の大学進学実績はこちら
最新お知らせ・ブログ4件
ルネサンス豊田高等学校
ルネサンス豊田高等学校
ルネ大阪広報
横浜キャンパス