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皆様の声 練習拠点はカナダ、フィギュアスケーター折原裕香さん

公開日:2021.08.21
最終更新日:2023.07.14

フィギュアスケート アイスダンス部門でカナダ選手権へ出場!ミントサマースケート大会(カナダ)で1位!

折原 裕香さん Yuka Orihara
(東京都 転入)

ルネサンス高等学校 2019年3月卒業

※記事内容は、インタビュー当時のものです。

フィギュアスケートを始めたのはいつ頃ですか。

フィギュアは6歳のころから始めました。最初はシングルの選手としてやっていたんですけど、 3年前に日本でパートナーを見つけて、そこからアイスダンスへ転向しました。

始めたきっかけを教えてください。

6歳のころ、おばさんがスケートリンクに連れてってくれました。それから始めましたね。 知らないうちに真剣に始めてた感じです。

もともとシングルをされていたとのことですが、ペア(アイスダンス)へ転身されたきっかけをお聞かせください。

小さい頃からペアとかをTVや大会会場で見てきて、一緒にやっていくの楽しそうだなとずっと思っていました。 3年前に先生から男の子を紹介してもらい、一緒にやり始めたのがきっかけです。

シングルとペア(アイスダンス)の魅力を、それぞれ教えてください。

シングルはジャンプがあったり、一人で踊るのが魅力です。 ペア・アイスダンスはいつもパートナーが一緒にいてくれたり、男女間の感情みたいなものを 何分かのプログラムで表すのが魅力的だと思います。

最近出場された大会についてお聞かせください。

カナダであったカナダ選手権(全カナダ)の大会が一番印象的ですね。 いわゆる全日本の大会は何度か出場してきたんですが、カナダ選手権(全カナダ)は初めてだったので すごく緊張したし、楽しかったですね。

カナダ選手権(全カナダ)には、どのくらいのチームが参加されていましたか。

15チーム出ていましたね。 それまでは予選等がいっぱいあり、予選を通過したチームが15チームでした。

カナダ選手権(全カナダ)へ参加されていた時のお気持ちをお聞かせください。

すごく緊張しました。 「もしかしたら世界選手権いけるかも!」というところだったので、すごく「行きたい!」と思い、 とても緊張しましたね。 自分のペースでできるのも良かったです。

前シーズンの実績をお聞かせください。

カナダのMinto Summer Skate(ミントサマースケート)という大会で1位、セクショナル(地区大会)で1位、 カナダ選手権(全カナダ)の予選で2位、カナダ選手権で5位でした。

世界選手権は何位までのペアが出場できるのでしょうか。

2位まででしたら世界選手権に出場できました。

1日の練習量やスケジュールについてお聞かせください。

練習はいつも朝なんですけど、朝の6時半から10時半、毎朝4時間しています。 その後少し休憩をとり、午後はいつもトレーニングやダンスのレッスンをし、だいたい20時に終了します。 合間合間に休憩があり、合計すると6時間ぐらいです。

好きなダンス曲やテーマはありますか。

私はミュージカルのテーマや明るいテーマが好きなので、音楽がポップなソングですと踊りやすいです。

ペアならではのシングルとは異なる練習について教えてください。

男の子がリードをするので、女の子はそれに合わせることが多いんですが、 練習始める前に陸上で二人でリフトを練習したり、タイミング練習したりします。結構そういうのがリンクの上で役に立っているかなって思います。

リンク上やダンスレッスン等で、ケガはされませんか。

アイスダンスは投げたり等はありませんが、リフトはあります。そんなには怖くないんですが、 リフトの色んな種類がある中で怖い技をやろうとすると、たまに頭を打ったり等、色々あります。

ケガの後、同じ技をする際の恐怖心をどのように克服・払拭されますか。

とりあえず何でも挑戦する気持ち、失敗してもいいくらいの気持ちで挑みます。 自分はあんまり怖がらないほうなんで、結構なんでもトライしちゃうので、そんなに「怖くなってできない」 ということは無いんですが、たまに失敗して頭打ったあとは、ちょっと怖くなったりするときもあります。 そんな時は「もうとりあえずやるしかない」という気持ちで挑んでいます。

練習拠点をカナダにされている理由をお聞かせください。

アイスダンスになると練習できるリンクがあまり日本になくて、日本にいるスケートの先生が 「バンクーバーに知り合いの先生がいるよ。」と紹介して頂きました。

英語はどのようにして身につけましたか。

今現地で使用している英語は、向こうに行ってから学んだものが多いですね。 特に会話だったり、リスニングは、向こうに行って吸収して学ぶことが多いです。

最初は通訳の方等、いらっしゃいましたか。

いなかったです。

日常会話は大丈夫でしたか。

結構海外ドラマを見ることが多くて、日本にいるときに最初海外ドラマで勉強していたんですが、 すごく役に立ちました。現地では、恥を捨てて喋りまくりました。(笑) わからないことがあったら聞いたりすると、皆教えてくれます。

大会等の衣装はご自身で用意されるのですか。

私のお母さんが衣装を作っている人なので、いつもお母さんが作ってくれますね。 お母さんに任せれば良いもの作ってくれると思っているので、いつもきれいな衣装作ってくれます。 特に自分からの意見はなく、お母さんにいつも任せてます。 とりあえず曲を渡したら、お母さんがデザインを描いて知らないうちに。(笑)

憧れの選手はいらっしゃいますか。

マディソン・チョックさんという、アイスダンスの女性に憧れています。 その人の動きとかすべて綺麗で、その人をいつも見本にしたり滑り方を真似したりしています。

当校を知ったきっかけを教えてください。

カナダにいく予定ができて、今の高校だとちょっと難しいというときに、色んな通信の高校を調べたんですけど、その時ルネ高がヒットしましたね。インターネットで見つけました。

入学された決め手をお聞かせください。

登校日数だったと思います。 "出席日数が少ない"というところが一番いいなと思いましたね。

スクーリングに参加されていかがでしたか。

ルネ高を高校2年から入ったので、2回行ったんですが、去年の夏は何か食べ物を作りに行ったんですよね。 その時、友だち沢山できて楽しかったのを覚えています。

学習レポートの感想をお聞かせください。

自分としてはカナダにいて、そんなに時間もなかったので、すごくやりやすかったです。

学習レポートは海外(カナダ)のネット環境でもスムーズに進められましたか。

海外の方が色んな所にWi-Fiがあるので、本当にどこでもできるんですよ。 だから楽でしたね。やりたいときにいつでもやれました。

学習レポートの提出ペースをお聞かせください。

いつも土日がオフなんですけど、土曜の空いている時間にパパッと終わらしちゃうことが多かったですね。 まとめてこなしてました。

当校を検討している方へメッセージをお願いします。

学校以外にやりたいことや今やっていることがある方には、家でも課題がすべてできるのでとてもいい学校だと思います。

※本ページのインタビューは、2019年4月に新宿代々木キャンパスで行ったものです。